プレイメイツ Playmates
【歌・演奏】
スモール・フェイセス/Small Faces
【リリース】
1977年8月
【録 音】
1977年 グランジ・サウンド・スタジオ(イングランド エセックス州チグウェル)
【プロデューサー】
ケマストリ/Kemastri(Kenney Jones, Ian McLagan, Steve Marriott, Rick Wills)
シェル・タルミー/Shel Talmy ⑥
【エンジニア】
ジョン・ライト/John Wright
【レーベル】
アトランティック/Atlantic Records
【収 録 曲】
side : A
① ハイ・アンド・ハッピー 2:42
High and Happy(Steve Marriott)
② ネヴァー・トゥー・レイト 3:50
Never Too Late(Steve Marriott, Ian McLagan)
③ トゥナイト 2:47
Tonight(Ian McLagan, John Pidgeon)
④ セイラヴィー 2:17
Saylarvee(Steve Marriott)
⑤ ファインド・イット 6:01
Find It(Steve Marriott, Ian McLagan, Kenney Jones)
side:B
⑥ ルッキン・フォー・ア・ラヴ 3:13
Lookin' for a Love(J. W. Alexander, Zelda Samuels)
⑦ プレイメイツ 3:37
Playmates(Steve Marriott)
⑧ ディス・ソングズ・ジャスト・フォー・ユー 4:06
This Song's Just for You(Steve Marriott, Ian Mclagan)
⑨ ドライヴ・イン・ロマンス 5:11
Drive-In Romance(Ian McLagan, John Pidgeon)
⑩ スマイリン・イン・チューン 4:44
Smilin' in Tune(Steve Marriott, Ian McLagan)
【録音メンバー】
◆スモール・フェイセス
スティーヴ・マリオット/Steve Marriott(guitars, harmonica, vocals)
イアン・マクレガン/Ian McLagan(keyboards, vocals)
リック・ウィルス/Rick Wills(bass, vocals)
ケニー・ジョーンズ/Kenney Jones(drums, vocals)
◆ゲスト・ミュージシャン
デイヴ・ハインズ/Dave Hynes(backing-vocals)
グレッグ・リドリー/Greg Ridley(backing-vocals)
P. P. アーノルド/P. P. Arnold(backing-vocals)
ヴィッキー・ブラウン/Vicki Brown(backing-vocals)
ジョー・ブラウン/Joe Brown(mandolin, acoustic-guitar, backing-vocals)
メル・コリンズ/Mel Collins(sax)
【チャート】
1977年週間アルバム・チャート 圏外
【メ モ】
・スモール・フェイセスが再結成後初めて発表したアルバム。通算では8枚目、スタジオ・アルバムとしては通算5枚目の作品である。
・リンゴ・スターは、彼のアルバム「バッド・ボーイ」で③「トゥナイト」をカヴァーしている。
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78 イン・ザ・シェイド 78 In the Shade
【歌・演奏】
スモール・フェイセス/Small Faces
【リリース】
1978年9月
【録 音】
1978年 Beehive Cottage with Island Mobile
【プロデューサー】
ケマストリ/Kemastri(Kenney Jones, Ian McLagan, Steve Marriott, Rick Wills)
【エンジニア】
ジョン・ライト/John Wright
【レーベル】
アトランティック/Atlantic Records
【収 録 曲】
side : A
① オーヴァー・トゥー・スーン 3:07
Over Too Soon(Steve Marriott, Ian McLagan)
② トゥー・メニー・クロスローズ 2:18
Too Many Crossroads(Steve Marriott, Ian McLagan)
③ レット・ミー・ダウン・ジェントリー 3:38
Let Me Down Gently(Ian McLagan, John Pidgeon)
④ シンキン・アバウト・ラヴ 3:46
Thinkin' About Love(Rick Wills)
⑤ スタンド・バイ・ミー 3:26
Stand by Me (Stand by You)(Steve Marriott)
side:B
⑥ ブラウン・マン・ドゥ 3:02
Brown Man Do(Steve Marriott)
⑦ リアル・サワー 3:55
Real Sour(Ian McLagan, John Pidgeon)
⑧ ソルジャー 4:04
Soldier(Joe Brown)
⑨ ユー・エイント・シーン・ナッシン・イエット 2:59
You Ain't Seen Nothing Yet(Steve Marriott, Ian McLagan, Rick Wills, Kenney Jones)
⑩ フィルシー・リッチ 2:39
Filthy Rich(Steve Marriott)
【録音メンバー】
◆スモール・フェイセス
スティーヴ・マリオット/Steve Marriott(guitars, vocals)
イアン・マクレガン/Ian McLagan(keyboards, vocals)
リック・ウィルス/Rick Wills(bass, vocals)
ケニー・ジョーンズ/Kenney Jones(drums, vocals)
◆ゲスト・ミュージシャン
ジミー・マッカロック/Jimmy McCulloch(lead-guitar④⑨, backing-vocals)
ヴィッキー・ブラウン/Vicki Brown(backing-vocals)
ヘレン・チャペル/Helen Chappelle(backing-vocals)
ラヴィニア・ロジャース/Lavinia Rogers(backing-vocals)
マデリーン・ベル/Madeline Bell(backing-vocals)
リザ・ストライク/Liza Strike(backing-vocals)
サム・ブラウン/Sam Brown(backing-vocals)
スティーブン・スミス/Stephen Smith(backing-vocals)
グレッグ・コブ/Greg Cobb(backing-vocals)
ニック・ウェッブ/Nick Webb(backing-vocals)
【チャート】
1978年週間アルバム・チャート 圏外
【メ モ】
・スモール・フェイセス再結成後2枚目にして最後のアルバム。通算では9枚目、スタジオ・アルバムとしては通算6枚目の作品である。セールスは低迷し、このアルバムを最後にスモール・フェイセスは再び解散した。
・このアルバムのレコーディングにはジミー・マッカロックが参加している。マッカロックはウィングスを脱退したのち、1977年後半から数ヵ月バンドに在籍した。
イン・メモリアム In Memoriam
【歌・演奏】
スモール・フェイセス/Small Faces
【リリース】
1969年5月1日
【録 音】
1968年11月18日
ニューキャッスル・シティ・ホール(イングランド)※ライヴ録音
1967年10月21日~1968年9月11日
オリンピック・スタジオ(イングランド ロンドン)、トライデント・スタジオ(イングランド ロンドン)
【プロデューサー】
スモール・フェイセス/Small Faces
【レーベル】
イミディエイト/Immediate Records
【収 録 曲】
side : A <ライヴ録音 1968年11月18日:ニューキャッスル・シティ・ホール>
① スモール・フェイセス・ライヴ 0:12
Small Faces Live(Introduction by Jimmy Avakak)
② ローリン・オーヴァー 2:19
Rollin' Over(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*1969年3月7日リリース 1969年シングル・チャート UK36位, オーストラリア95位, オランダ19位
③ イフ・アイ・ワー・ア・カーペンター 2:36
If I Were A Carpenter(Timothy Hardin)
④ エヴリ・リトル・ビット・ハーツ 6:22
Every Little Bit Hurts(Ed Cobb)
⑤ オール・オア・ナッシング 4:11
All or Nothing(Steve Marriott, Ronnie Lane)
⑥ ティン・ソルジャー 3:26
Tin Soldier(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*1968年4月5日リリース 1968年シングル・チャート UK2位, US114位, オーストラリア5位, カナダ42位, ドイツ2位, オランダ1位, ノルウェイ7位
side : B <スタジオ録音 1967年10月21日~1968年9月11日>
⑦ コリボッシャー 3:09
Collibosher(Steve Marriott, Ronnie Lane)
⑧ コールド・イット・サムシング・ナイス 2:03
Call It Something Nice(Steve Marriott, Ronnie Lane)
⑨ レッド・バルーン 4:09
Red Balloon(Timothy Hardin)
⑩ ワイド・アイド・ガール・オン・ザ・ウォール 2:48
Wide Eyed Girl On the Wall(Steve Marriott, Ronnie Lane)
⑪ オータム・ストーン 3:57
The Autumn Stone(Steve Marriott)
【録音メンバー】
◆スモール・フェイセス
スティーヴ・マリオット/Steve Marriott(acoustic & electric-guitars, piano, harmonica, lead-vocals②③④⑤⑥⑧⑨⑩, backing-vocals)
イアン・マクレガン/Ian McLagan(keyboards, acoustic & electric-guitars, backing-vocals)
ロニー・レーン/Ronnie Lane(bass, lead-vocals⑧, backing-vocals)
ケニー・ジョーンズ/Kenney Jones(drums, percussions)
◆ゲスト・ミュージシャン
エディー・ソーントン/Eddie Thornton(trumpet)
ハリー・ベケット/Harry Beckett(trumpet)
デレク・ワズワース/Derek Wadsworth(trombone)
リン・ドブソン/Lyn Dobson(flute)
氏名不詳(tenor-sax)
氏名不詳(baritone-sax)
【チャート】
1968年週間アルバム・チャート 圏外
【メ モ】
・スモール・フェイセス6枚目のアルバム。コンピレーション・アルバムとしては2枚目。
・このアルバムは、スモール・フェイセスが1969年初頭に解散を発表した後の同年5月1日に、西ドイツでのみリリースされた。
・アナログA面はライヴ録音、B面は「オグデンズ・ナット・ゴーン・フレイク」のレコーディング・セッションで録音されたもの。
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オータム・ストーン The Autumn Stone
【歌・演奏】
スモール・フェイセス/Small Faces
【リリース】
1969年11月14日
【録 音】
1965年~1968年(イングランド ロンドン)
【プロデューサー】
スモール・フェイセス/Small Faces ②③④⑤⑥⑦⑫⑬⑭⑮⑰⑲⑳
スティーヴ・マリオット & ロニー・レーン/Steve Marriott & Ronnie Lane ①⑥⑨⑪⑯⑱㉒
ケニー・リンチ/Kenny Lynch ⑩
イアン・サムウェル/Ian Samwell ㉑
【レーベル】
イミディエイト/Immediate Records
【収 録 曲】
<Disc 1>
side : A
① ヒア・カムズ・ザ・ナイス 2:57
Here Comes the Nice(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*「ゼア・アー・バット・フォー・スモール・フェイセス」収録
② オータム・ストーン 4:00
The Autumn Stone(Steve Marriott)
*未発表曲(1968年9月録音)
③ コリボッシャー 3:12
Collibosher(Steve Marriott, Ronnie Lane)※Instrumental
*未発表曲(1968年4月録音)
④ オール・オア・ナッシング 3:03
All or Nothing(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*「フロム・ザ・ビギニング」収録
⑤ レッド・バルーン 4:12
Red Balloon(Timothy Hardin)
*未発表曲(1968年5月録音)
⑥ レイジー・サンデイ 3:06
Lazy Sunday(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*「オグデンズ・ナット・ゴーン・フレイク」収録
side : B
⑦ コールド・イット・サムシング・ナイス 2:05
Call It Something Nice(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*未発表曲(1967年10月録音)
⑧ アイ・キャント・メイク・イット 3:06
I Can't Make It(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*アルバム未収録(1967年シングルとしてリリース)
⑨ アフターグロウ・オブ・ユア・ラヴ 3:24
Afterglow (Of Your Love)(Steve Marriott, Ronnie Lane, Ian McLagan)※Single Mix
*「オグデンズ・ナット・ゴーン・フレイク」収録
⑩ シャ・ラ・ラ・ラ・リー 2:56
Sha-La-La-La-Lee(Kenny Lynch, Mort Shuman)
*「スモール・フェイセス」(デッカ盤)収録
⑪ ユニヴァーサル 2:42
The Universal(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*アルバム未収録(1968年シングルとしてリリース)
<Disc 2>
side:C
⑫ ローリン・オーヴァー 2:31
Rollin' Over(Steve Marriott, Ronnie Lane)※Live
*「イン・メモリアム」収録
⑬ イフ・アイ・ワー・ア・カーペンター 2:32
If I Were A Carpenter(Timothy Hardin)※Live
*「イン・メモリアム」収録
⑭ エヴリ・リトル・ビット・ハーツ 6:20
Every Little Bit Hurts(Edward Cobb)※Live
*「イン・メモリアム」収録
⑮ マイ・マインズ・アイ 2:04
My Mind's Eye(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*「フロム・ザ・ビギニング」収録
⑯ ティン・ソルジャー 3:21
Tin Soldier(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*「ゼア・アー・バット・フォー・スモール・フェイセス」収録
⑰ ジャスト・パッシング 1:13
Just Passing(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*アルバム未収録(シングル「アイ・キャント・メイク・イット」B面)
side:D
⑱ イチクー・パーク 2:50
Itchycoo Park(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*「ゼア・アー・バット・フォー・スモール・フェイセス」収録
⑲ ヘイ・ガール 2:18
Hey Girl(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*「フロム・ザ・ビギニング」収録
⑳ ワイド・アイド・ガール・オン・ザ・ウォール 2:47
Wide Eyed Girl On the Wall(Steve Marriott, Ronnie Lane)※Instrumental
*未発表曲(1968年6月録音)
㉑ ワッチャ・ゴナ・ドゥ・アバウト・イット 1:57
Whatcha Gonna Do About It(Brian Potter, Ian Samwell)
*「スモール・フェイセス」(デッカ盤)収録
㉒ ワム・バム・サンキュー・マム 3:18
Wham Bam, Thank You Mam(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*アルバム未収録(シングル「アフターグロウ (オブ・ユア・ラヴ)」B面)
【録音メンバー】
◆スモール・フェイセス
スティーヴ・マリオット/Steve Marriott(guitars, harmonica, lead-vocals①~②,④~⑯,⑱~⑲,㉑~㉒, backing-vocals)
イアン・マクレガン/Ian McLagan(keyboards, guitars, bass, backing-vocals)
ジミー・ウィンストン/Jimmy Winston(keyboards, backing-vocals)
ロニー・レーン/Ronnie Lane(vocals, bass, guitars, lead-vocals①⑦⑰, backing-vocals)
ケニー・ジョーンズ/Kenney Jones(drums, percussions)
【チャート】
1968年週間アルバム・チャート 圏外
【メ モ】
・スモール・フェイセス7枚目(コンピレーション・アルバムとしては3枚目)のアルバム。2枚組アルバムである。
・アルバム未収録曲、未発表曲も収録されている。未発表曲の一部は、実現しなかったアルバム「1862」に収録される予定だったという。
・③「コリボッシャー」は、アルバム「オグデンズ・ナット・ゴーン・フレイク」のレコーディング・セッションで録音されたもの。
ジャック・ライランド Jack Ryland
【パート】
ベース
【生没年月日】
1950年11月15日~1996年11月13日(45歳没)
【経 歴】
スリー・ドッグ・ナイト/Three Dog Night(1973~1975)
ジャック・ライランドはアメリカのベーシスト。
ステッペンウルフに短期間在籍したのち、1973年にスリー・ドッグ・ナイトに2代目ベーシストとして加入。
ジャック・ライランドはアメリカ出身のベーシストである。
ライランドは最初に取り組んだ楽器はドラムだった。
その後ベースに転向し、13歳の時にローカル・バンド「バウンダリーズ」のメンバーとなった。バウンダリーズは、「レイビング・マッド」という曲をマイナー・ヒットさせ、ちょっとした成功を収めた。
ライランドはバウンダリーから離れた後、数人のアーティストのサイドマンとして働いたほか、ごく短期間であるが「セブン」や「ステッペンウルフ」にも加わっている。
ライランドが共演経験のあるミュージシャンとしては、アルバート・コリンズ、マック・デイビス、ルー・ロウルズ、ヘレン・レディ、カーラ・トーマス、ウルフマン・ジャックなどがいる。
1973年、ライランドはジョー・シェルミーの後任として、当時アメリカのロック・シーンで屈指の人気を誇っていた「スリー・ドッグ・ナイト」に加わる。スリー・ドッグ・ナイトには約2年在籍し、「サイアン」「ハード・レイバー」「カミング・ダウン・ユア・ウェイ」の3枚のアルバムほか、「シャンバラ」などシングル6曲の録音に参加している。
アルバム「カミング・ダウン・ユア・ウェイ」録音中の1975年に脱退した。
晩年のライランドはうつ病に苦しみ、1996年に45歳で亡くなった。46歳の誕生日の2日前だった。
【ディスコグラフィ】(☆=ライヴ・アルバム ★=コンピレーションアルバム)
<スリー・ドッグ・ナイト>
◆アルバム
1973年 サイアン/Cyan US26位
1974年 ハード・レイバー/Hard Labor US20位
★1974年 喜びの世界/Joy to the World:Their Greatest Hits US5位
1975年 カミング・ダウン・ユア・ウェイ/Coming Down Your Way US70位
★1993年 セレブレイト〜スリー・ドッグ・ナイト・ストーリー1965-1975/Celebrate : The Three Dog Night Story, 1965-1975
★1999年 20th Century Masters - The Millennium Collection : The Best of Three Dog Night(US109位)
★2002年 ジョイ・トゥ・ザ・ワールド〜ベスト・オブ・スリー・ドッグ・ナイト/Joy to the World - The Best of Three Dog Night
★2004年 The Complete Hit Singles(US178位)
★2004年 35th Anniversary Hits Collection
◆シングル
1973年 シャンバラ/Shambala US3位
1973年 愛のセレナーデ/Let Me Serenade You US17位
1974年 ザ・ショウ・マスト・ゴー・オン/The Show Must Go On US4位
1974年 人生なんてそんなもの/Sure As I'm Sittin' Here US16位
1974年 ブリックヤード・ブルース/Play Something Sweet US33位
1975年 Till the World Ends US32位
<ステッペンウルフ>
★1991年 /Born to Be Wild / A Retrospective ※Steppenwolf featuring John Kay名義
<レコーディング・セッション>
1975年 From the Hartland(Becky Hobbs)
★1997年 The Lost Heritage Tapes(John Kay & Company)
サイアン Cyan
【歌・演奏】
スリー・ドッグ・ナイト/Three Dog Night
【リリース】
1973年10月9日
【録 音】
1973年
アメリカン・レコーディング・カンパニー(アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス スタジオ・シティ)
【プロデューサー】
リチャード・ポドラー/Richard Podolor
【エンジニア】
ビル・クーパー/Bill Cooper
【レーベル】
ダンヒル/Dunhill Records(US)
【収 録 曲】(☆=シングル ⑤⑦)
side : A
① ハッピー・ソング 3:37
Happy Song (Mike Allsup)
② プレイ・チルドレン・プレイ 4:10
Play Children Play (Kent Sprague, Gary Stovall)
③ ストーリーブック・フィーリング 4:20
Storybook Feeling(Mike Allsup)
④ ライディン・サム 4:09
Ridin' Thumb(James Seals)
side : B
☆⑤ シャンバラ 3:23
Shambala(Daniel Moore)
*1973年シングル・チャート US3位, カナダ4位, ニュージーランド1位
⑥ シンガー・マン 3:28
Singer Man(Cebert Bernard, Derrick Harriott)
☆⑦ 愛のセレナーデ 3:15
Let Me Serenade You(John Finley)
*1973年シングル・チャート US17位, カナダ11位
⑧ レイ・ミー・ダウン・イージー 3:54
Lay Me Down Easy(Daniel Moore)
⑨ イントゥ・マイ・ライフ 4:33
Into My Life(Mike Allsup)
【録音メンバー】
◆スリー・ドッグ・ナイト
コリー・ウェルズ/Cory Wells(lead-vocals②④⑤⑦, background-vocals)
チャック・ネグロン/Chuck Negron(lead-vocals①③⑥⑨, background-vocals)
ダニー・ハットン/Danny Hutton(lead-vocals⑧, background-vocals)
マイケル・オールサップ/Michael Allsup(guitars)
ジミー・グリーンスプーン/Jimmy Greenspoon(keyboards)
ジャック・ライランド/Jack Ryland(bass)
フロイド・スニード/Floyd Sneed(drums)
◆ゲスト・ミュージシャン
ゴードン・デウィッティ/Gordon DeWitty(organ⑦)
ドナ・ゲインズ/Donna Gaines(additional background vocals)
【チャート】
1973年週間アルバム・チャート アメリカ(ビルボード)26位 日本(オリコン)56位 カナダ8位
【メ モ】
・スリー・ドッグ・ナイトの通算10枚目(ベスト・アルバム含む)、スタジオ録音としては7枚目のアルバム。RIAAゴールド・ディスク・アルバムに認定された。
・アルバムの当初のタイトルは「Seven Ball, Center Pocket」。変更された理由は不明である。
・本作からベーシストがジャック・ライランドに交代している。
アラウンド・ザ・ワールド Around the World with Thre Dog Night
【歌・演奏】
スリー・ドッグ・ナイト/Three Dog Night
【リリース】
1973年1月13日
【録 音】
1972年
ABC パイ・モバイル・ユニット(アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス)
【プロデューサー】
リチャード・ポドラー/Richard Podolor
【エンジニア】
アラン・パーキンス/Alan Perkins(Pye Mobile Redording Unit)
【レーベル】
ダンヒル/Dunhill Records(US)
【収 録 曲】
<Disc 1>
side : A
① ワン・マン・バンド 2:33
One Man Band(Billy Fox, January Tyme, Jefferson Kaye)
② ネヴァー・ビーン・トゥ・スペイン 3:33
Never Been to Spain(Hoyt Axton)
③ ある愛のすべて 2:44
Going in Circles(Jaiananda, Ted Myers)
④ ファミリー・オブ・マン 2:50
The Family of Man(Jack Conrad, Paul Williams)
⑤ ミッドナイト・ランアウェイ 5:51
Midnight Runaway(Gari Itri)
side : B
⑥ ライアー 3:49
Liar(Rus Ballard)
⑦ グッド・フィーリング 1957 4:36
Good Feeling 1957(Alan Brackett, John Merrill)
*1973年シングル・チャート US17位, カナダ11位
⑧ オルガン・ソロ 4:36
Organ Solo(Jimmy Greenspoon)
⑨ イーライズ・カミング 4:23
Eli's Coming(Laura Nyro)
<Disc 2>
side : C
⑩ 喜びの世界 2:40
Joy to the World(Hoyt Axton)
⑪ ブラック・アンド・ホワイト (黒と白) 2:56
Black and White(David I. Arkin, Earl Robinson)
⑫ ピース・オブ・エイプリル 4:07
Peace of April(Dave Loggins)
⑬ アウト・イン・ザ・カントリー 3:25
Out in the Country(Roger Nichols, Paul Williams)
side : D
⑭ ママ・トールド・ミー 2:59
Mama Told Me (Not to Come) (Randy Newman)
⑮ ドラム・ソロ 5:53
Drum Solo(Floyd Sneed)
⑯ オールド・ファッションド・ラヴ・ソング 3:51
An Old Fashioned Love Song(Paul Williams)
⑰ ジャム 7:04
Jam(Three Dog Night)
【録音メンバー】
◆スリー・ドッグ・ナイト
コリー・ウェルズ/Cory Wells(lead-vocals②④⑤⑦, background-vocals)
チャック・ネグロン/Chuck Negron(lead-vocals①③⑥⑨, background-vocals)
ダニー・ハットン/Danny Hutton(lead-vocals⑧, background-vocals)
マイケル・オールサップ/Michael Allsup(guitars)
ジミー・グリーンスプーン/Jimmy Greenspoon(keyboards)
ジョー・シェルミー/Joe Schermie(bass)
フロイド・スニード/Floyd Sneed(drums)
【チャート】
1973年週間アルバム・チャート アメリカ(ビルボード)18位 日本(オリコン)9位 カナダ21位
【メ モ】
・スリー・ドッグ・ナイト通算9枚目のアルバム。2枚組で、ライヴ・アルバムとしては1969年「白熱のライヴ」以来2枚目のアルバムである。RIAAゴールド・ディスク・アルバムに認定された。
・1972年12月の初来日公演を含む、1972年の世界ツアーの模様が収録されている。Disc2の⑩~⑰が日本公演での収録。
・このアルバム発表後にジョー・シェルミー(bass)が脱退している。
オグデンズ・ナット・ゴーン・フレイク Ogdens' Nut Gone Flake
【歌・演奏】
スモール・フェイセス/Small Faces
【リリース】
1968年5月24日
【録 音】
1967年10月21日~1968年4月3日
オリンピック・スタジオ(イングランド ロンドン)
トライデント・スタジオ(イングランド ロンドン)
【プロデューサー】
ロニー・レーン/Ronnie Lane
スティーヴ・マリオット/Steve Marriott
【エンジニア】
グリン・ジョンズ/Glyn Johns
【レーベル】
イミディエイト/Immediate Records
【収 録 曲】(☆=シングル ②⑥⑪)
side : A
① オグデンズ・ナット・ゴーン・フレイク 2:26
Ogdens' Nut Gone Flake(Steve Marriott, Ronnie Lane, Ian McLagan, Kenney Jones)
☆② アフターグロウ 3:31
Afterglow(Steve Marriott, Ronnie Lane)※single title「Afterglow of Your Love」
*1969年3月7日リリース 1969年シングル・チャート UK36位, オーストラリア95位, オランダ19位
③ ロング・アゴーズ・アンド・ワールズ・アパート 2:35
Long Agos and Words Apart(Ian McLagan)
④ レーヌ 4:29
Rene(Steve Marriott, Ronnie Lane)
⑤ ソング・オブ・ア・ベイカー 3:15
Song of a Baker(Steve Marriott, Ronnie Lane)
☆⑥ レイジー・サンデイ 3:05
Lazy Sunday(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*1968年4月5日リリース 1968年シングル・チャート UK2位, US114位, オーストラリア5位, カナダ42位, ドイツ2位, オランダ1位, ノルウェイ7位
side : B <titled:Happiness Stan>
⑦ ハピネス・スタン 2:35
Happiness Stan(Steve Marriott, Ronnie Lane)
⑧ ローリン・オーヴァー 2:50
Rollin' Over(Steve Marriott, Ronnie Lane)
⑨ ザ・ハングリー・イントゥルーダー 2:15
The Hungry Intruder(Steve Marriott, Ronnie Lane, Ian McLagan)
⑩ ザ・ジャーニー 4:12
The Journey(Steve Marriott, Ronnie Lane, Ian McLagan, Kenney Jones)
☆⑪ マッド・ジョン 2:48
Mad John(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*1969年リリース 1968年シングル・チャート オーストラリア84位
⑫ ハッピーデイズトイタウン 4:17
HappyDaysToyTown(Steve Marriott, Ronnie Lane, Ian McLagan, Kenney Jones)
【録音メンバー】
◆スモール・フェイセス
スティーヴ・マリオット/Steve Marriott(guitars, bass⑩, piano⑦, organ①, harmonica, lead-vocals⑨⑫, backing & harmony-vocals)
イアン・マクレガン/Ian McLagan(piano, organ, harpsichord, mellotron, electric-guitar③, bass③, lead-vocals③, backing & harmony-vocals)
ロニー・レーン/Ronnie Lane(bass, uplight-bass⑪, electric-guitar⑩, lead-vocal⑤⑩, backing & harmony-vocals)
ケニー・ジョーンズ/Kenney Jones(drums, percussions)
◆ゲスト・ミュージシャン
P. P. アーノルド/P. P. Arnold(backing-vocals)
ビリー・ニコルズ/Billy Nicholls(backing-vocals)
リン・ドブソン/Lyn Dobson(flute)
【チャート】
1968年週間アルバム・チャート イギリス1位 アメリカ(ビルボード)159位 フィンランド5位 西ドイツ6位 ノルウェイ13位
【メ モ】
・スモール・フェイセス4枚目のアルバム。バンド唯一のコンセプト・アルバムである。1969年に解散するスモール・フェイセスの、最後のアルバム。
・アルバム・タイトルと特徴的なパッケージ・デザインは、1899年からリバプールで製造されている缶タバコのブランド「オグデンズ・ナット・ブラウン・フレーク」のパロディである。
・1968年5月24日にリリースされた本作は、1968年6月29日に全英アルバム・チャート1位になると、8月3日まで6週間連続でそのポジションを維持した。
・レコードのB面は、「ハピネス・スタン」というタイトルが付いた組曲で、コメディアンのスタンリー・アンウィンによるナレーションと、それに連動した6曲で構成されている。そのコンセプトは、「ハピネス・スタン」という少年が夜空の半月を見て、「失われた」と勘違いした半分を探すというオリジナルの物語に基づいいる。この物語は、1968年1月のオーストラリアとニュージーランドのツアー後に行われたテムズ川のボート旅行中にバンドが思いついたもので、「ハピネス・スタン」の名はロニー・レーンの兄スタンリーにちなんでいる。
・①「オグデンズ・ナット・ゴーン・フレイク」は、1965年のシングル「I've Got Mine」をインストゥルメンタルとしてリメイクしたもの。弦楽セクションが起用されているが、その指揮者デヴィッド・マッカラム・シニアは、俳優デヴィッド・マッカラムの父である。
セヴン・セパレート・フールズ Seven Separate Fools
【歌・演奏】
スリー・ドッグ・ナイト/Three Dog Night
【リリース】
1972年7月
【録 音】
1972年
アメリカン・レコーディング・カンパニー(アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス スタジオ・シティ)
【プロデューサー】
リチャード・ポドラー/Richard Podolor
【エンジニア】
ビル・クーパー/Bill Cooper
【レーベル】
ダンヒル/Dunhill Records(US)
【収 録 曲】(☆=シングル ①④)
side : A
☆① ブラック・アンド・ホワイト(黒と白) 3:51
Black and White(David I. Arkin, Earl Robinson)
*1972年シングル・チャート US1位, カナダ1位, ニュージーランド1位, オーストリア8位
② マイ・オールド・ケンタッキー・ホーム 3:08
My Old Kentucky Home (Turpentine and Dandelion Wine)(Randy Newman)
③ 朝のプレリュード 2:04
Prelude to Morning(Jimmy Greenspoon)
☆④ ピース・オブ・エイプリル 4:10
Peaces of April(Dave Loggins)
*1973年シングル・チャート US19位, カナダ13位
⑤ ある愛のすべて 3:06
Going in Circles(Jaiananda, Ted Myers)
⑥ 絆(きずな) 5:14
Chained(Russ Ballard)
side : B
⑦ タルサに帰ろう 3:41
Tulsa Turnaround(Larry Collins, Alex Harvey)
⑧ イン・ベッド 3:58
In Bed(Tom Baird, Lynn Henderson, Wes Henderson)
⑨ フリーダム・フォー・ザ・スタリオン 3:41
Freedom for the Stallion(Allen Toussaint)
⑩ いたずら書き 3:17
The Writing's on the Wall(Domenic Troiano)
⑪ ミッドナイト・ランナウェイ 5:28
Midnight Runaway(Gary Itri)
【録音メンバー】
◆スリー・ドッグ・ナイト
コリー・ウェルズ/Cory Wells(lead-vocals②⑤⑦⑧⑨, background-vocals)
チャック・ネグロン/Chuck Negron(lead-vocals④⑤⑥⑨⑪, background-vocals)
ダニー・ハットン/Danny Hutton(lead-vocals①⑤⑥⑧⑨⑩, background-vocals)
マイケル・オールサップ/Michael Allsup(guitars)
ジミー・グリーンスプーン/Jimmy Greenspoon(keyboards)
ジョー・シェルミー/Joe Schermie(bass)
フロイド・スニード/Floyd Sneed(drums)
◆ゲスト・ミュージシャン
パトリック・サリヴァン/Patrick Sullivan(cello④)
ゲイリー・イットリ/Gary Itri(acoustic-guitar⑪)
【チャート】
1972年週間アルバム・チャート アメリカ(ビルボード)6位 カナダ7位 オーストラリア21位
【メ モ】
・スリー・ドッグ・ナイト通算8枚目(スタジオ録音としては6枚目)のアルバム。RIAAゴールド・ディスク・アルバムに認定された。
ビルボードのアルバム・チャートで最高6位を記録しているが、これはバンド史上最高位である。
・①「ブラック・アンド・ホワイト」はビルボード・シングル・チャート1位となったが、これはバンド史上3曲目。
ハーモニー Harmony
【歌・演奏】
スリー・ドッグ・ナイト/Three Dog Night
【リリース】
1971年9月30日
【録 音】
1971年
アメリカン・レコーディング・カンパニー(アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス スタジオ・シティ)
【プロデューサー】
リチャード・ポドラー/Richard Podolor
【エンジニア】
ビル・クーパー/Bill Cooper
【レーベル】
ダンヒル/Dunhill Records(US)
【収 録 曲】(☆=シングル ①③⑨)
side : A
☆① ネヴァー・ビーン・トゥ・スペイン 3:43
Never Been to Spain(Hoyt Axton)
*1972年シングル・チャート US5位, カナダ3位, ニュージーランド12位, オーストラリア34位
② マイ・インパーソナル・ライフ 4:22
My Impersonal Life(Terry Furlong)
☆③ アン・オールド・ファッションド・ラヴ・ソング 3:21
An Old Fashioned Love Song(Paul Williams)
*1971年シングル・チャート US4位, カナダ2位, ニュージーランド3位, オーストラリア34位
④ ネヴァー・ドリームド・ユード・リーヴ・イン・サマー 3:41
Never Dreamed You'd Leave in Summer(Stevie Wonder, Syreeta Wright)
⑤ ジャム 3:47
Jam(Three Dog Night)
side : B
⑥ ユー 3:00
You(Jeffrey Bowen, Jack Goga, Ivy Jo Hunter)
⑦ ナイト・イン・ザ・シティ 3:13
Night in the City(Joni Mitchell)
⑧ マーダー・イン・マイ・ハート・フォー・ザ・ジャッジ 3:36
Murder in My Heart for the Judge(Jerry Miller, Don Stevenson)
☆⑨ ザ・ファミリー・オブ・マン 3:28
The Family of Man(Jack Conrad, Paul Williams)
*1972年シングル・チャート US12位, カナダ5位, 西ドイツ38位, オーストラリア60位
⑩ ミステイクス・アンド・イリュージョンズ~ピース・オブ・マインド 3:03
Intro:Poem:Mistake and Illusions(Poem by Paula Negron)~ Peace of Mind(Nick Woods)
【録音メンバー】
◆スリー・ドッグ・ナイト
コリー・ウェルズ/Cory Wells(lead-vocals①⑧⑨, background-vocals)
チャック・ネグロン/Chuck Negron(lead-vocals③④⑥⑨, background-vocals)
ダニー・ハットン/Danny Hutton(lead-vocals②⑦⑨, background-vocals)
マイケル・オールサップ/Michael Allsup(guitars)
ジミー・グリーンスプーン/Jimmy Greenspoon(keyboards)
ジョー・シェルミー/Joe Schermie(bass)
フロイド・スニード/Floyd Sneed(drums)
【チャート】
1971年週間アルバム・チャート アメリカ(ビルボード)8位 カナダ11位 オーストラリア32位
1972年年間アルバム・チャート アメリカ(ビルボード)57位
【メ モ】
・スリー・ドッグ・ナイト通算7枚目のアルバム。スタジオ録音としては5枚目である。RIAAゴールド・ディスク・アルバムに認定された。
ゼア・アー・バット・フォー・スモール・フェイセス There Are But four Small Faces
【歌・演奏】
スモール・フェイセス/Small Faces
【リリース】
1968年2月24日
【録 音】
1966年10月~1967年11月
オリンピック・スタジオ(イングランド ロンドン)
【プロデューサー】
ロニー・レーン/Ronnie Lane
スティーヴ・マリオット/Steve Marriott
【レーベル】
コロンビア/Columbia Records (US)
イミディエイト/Immediate Records (UK)
【収 録 曲】(☆=シングル ①⑦⑩)
side : A
☆① イチクー・パーク 2:44
Itchycoo Park(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*1967年8月4日リリース(US) 1967年シングル・チャート US(ビルボード)16位, UK3位, カナダ1位, ニュージーランド1位, オーストラリア2位
② トーク・トゥ・ユー 2:05
Talk to You(Steve Marriott, Ronnie Lane)
③ アップ・ザ・ウドゥン・ヒルズ・トゥ・ベドフォードシャー 2:00
Up the Wooden Hills to Bedfordshire(Ian McLagan)
④ マイ・ウェイ・オブ・ギヴィング 1:52
My Way of Giving(Steve Marriott, Ronnie Lane)
⑤ アイム・オンリー・ドリーミング 2:21
I'm Only Dreaming(Steve Marriott, Ronnie Lane)
⑥ アイ・フィール・マッチ・ベター 3:55
I Feel Much Better(Steve Marriott, Ronnie Lane, Ian McLagam)
side : B
☆⑦ ティン・ソルジャー 3:16
Tin Soldier(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*1967年12月2日リリース(US) 1968年シングル・チャートUK9位, US(ビルボード)73位, オーストラリア3位, ニュージーランド3位, オランダ4位
⑧ ゲット・ユアセルフ・トゥゲザー 2:17
Get Yourself Together(Steve Marriott, Ronnie Lane)
⑨ ショウ・ミー・ザ・ウェイ 2:05
Show Me the Way(Steve Marriott, Ronnie Lane)
☆⑩ ヒア・カムズ・ザ・ナイス 2:54
Here Comes the Nice(Steve Marriott, Ronnie Lane)
*1967年6月2日リリース(US) 1967年シングル・チャート UK12位, 西ドイツ24位, オランフダ28位
⑪ グリーン・サークルズ 2:34
Green Circles(Steve Marriott, Ronnie Lane, Michael O'Sullivan)
⑫ ハヴ・ユー・エヴァー・シーン・ミー 2:15
(Tell Me) Have You Ever Seen Me?(Steve Marriott, Ronnie Lane)
【録音メンバー】
◆スモール・フェイセス
スティーヴ・マリオット/Steve Marriott(guitars, piano⑨, lead-vocals①②④⑤⑥⑦⑧⑩⑪⑫, backing & harmony-vocals)
イアン・マクレガン/Ian McLagan(keyboards, guitar③, bass③⑨, lead-vocals③, backing & harmony-vocals)
ロニー・レーン/Ronnie Lane(bass, lead-vocal⑥⑨⑩⑪, backing & harmony-vocals)
ケニー・ジョーンズ/Kenney Jones(drums, percussions)
【チャート】
1968年週間アルバム・チャート アメリカ(ビルボード)178位
【メ モ】
・スモール・フェイセスにとって、初めてアメリカでリリースされたアルバム。前年リリースされた「スモール・フェイセス」(イミディエイト盤)の修正ヴァ-ジョン(アメリカ編集)アルバムであり、北米でリリースされたスモール・フェイセス唯一のアルバムである。
・リリース当初はチャート入りしていなかったが、シングル「イチクー・パーク」が1968年1月にビルボードのトップ20に入ったのちに短期間チャート入りした。結果的に、アルバム・チャートには3週ランク・インし、1968年3月には最高178位を記録した。
ゴードン・ハスケル Gordon Haskell
【出生名】
ゴードン・ハスケル・ヒオニデス/Gordon Haskell Hionides
【パート】
ヴォーカル、ベース、ギター
【生没年月日】
1946年4月27日~2020年10月15日(74歳没)
【出生地】
イングランド ドーセット州ボーンマス
【経 歴】
ザ・リーグ・オブ・ジェントルメン/The League of Gentlemen(1964~1965)
ザ・ダウランズ/The Dowlands(1965)
フルール・ド・リス/The Fleur de Lys(1965~1968)
ザ・フラワーポット・メン/The Flowerpot Men(1968)
キューピッズ・インスピレーション/Cupid's Inspiration(1968~1969)
キング・クリムゾン/King Crimson(1970)
ブリン・ハワース・バンド/Bryn Haworth Band(1976)
ジョー/Joe(1976~1977)
グラフィティ-ハウス・バンド/Grafiti-House Band(1977)※「Joe」の変名バンド
クリフ・リチャード・バンド/Cliff Richard Band(1977)
ゴードン・ハスケルは、イングランド出身のヴォーカリスト、ベーシスト。
キング・クリムゾンの2代目ヴォーカリストとして知られている。
ハスケルは、1946年4月27日にイングランドのドーセット州ボーンマスの産科病院で生まれた。
学校の友人であるロバート・フリップからギターやコード理論を教わり、1961年6月にフリップ(guitar)、ティノ・リチニオ(vocal, guitar)、グレアム・ウェイル(drums)とともに「ザ・レイヴンズ」 (The Ravens)を結成し、ベースとヴォーカルを担当する。ザ・レイヴンズは、同年9月にウィンボーンにあるウェスト・ムーア・ユース・クラブの教会で初めてライヴを行うなど地元で多少のステージに立ったが、1962年8月に解散する。
1964年3月、セミプロ活動を続けていたフリップ、ハスケル、リチニオが再び集まり、スタンリー・レヴィ(drums)とレグ・マシューズ(vocal)を加えて「ザ・リーグ・オブ・ジェントルメン」を結成する。このローカル・バンドは、おもにビートルズ、ロイ・オービソン、フォー・シーズンズなどの当時のヒット曲をレパートリーとしていた。彼らは「地元ドーセット州ボーンマスを拠点とするバンド」として地方紙に取り上げられたこともあり、ハスケルにとってこれが本格的なプロとしての活動の始まりだった。
しかし1965年夏にフリップが進学のため脱退する。後任としてデイヴ・アンソニー(vocal)を迎えて活動を続けたが、結局レコード・デビューすることなくバンドは1965年11月に解散した。
ザ・リーグ・オブ・ジェントルメン解散後のハスケルは警察の職員として働き始めたが、わずか一日で辞めたという。そしてハスケルと同じボーンマス出身のバンド、「ザ・ダウランズ」のツアーにメンバーとして参加した。このバンドには、1963年まではマイケル・ジャイルズとピーター・ジャイルズの兄弟が在籍していたことで知られる。
ザ・ダウランズのツアーの途中、ファンから「フルール・ド・リス(サイケデリック系のビート・バンド)がベーシストを探している」と聞かされたハスケルは、バンドにコンタクトを取って1965年12月に加入する。
ハスケルはロンドンに出て、リンゴ・スター所有の邸宅に1966年中頃から8ヶ月間ほど住む。この時アニマルズのメンバーや、アニマルズのチャス・チャンドラーがアメリカから連れて来たジミ・ヘンドリックスとも同居している。
1966年3月、フルール・ド・リスはセカンド・シングル「サークルズ」をリリース。これがハスケルのレコード・デビューである。
「サークルズ」は、ザ・フーが1966年3月に発表したシングル「恋のピンチ・ヒッター」のB面に収録されていたものだが、セールスは振るわなかった。
1967年からフルール・ド・リスのマネージャーとなったフランク・フェンターは、スタックス・レコードの欧州担当英国部門の責任者だった。この繋がりによって、ハスケルはシャロン・タンディ、ウェイグッド・エリス、ジョン・ブロムリーなどさまざまなミュージシャンのバック・バンドやセッションに参加するようになる。またこの頃ウィリアム・Eという歌手に「レイジー・ライフ」という曲を提供したが、この曲は南アフリカのシングル・チャートで最高2位を記録するヒットとなった。なおこの曲は、ハスケルが単独で他の歌手に提供した初めての曲である。
1968年4月、ハスケルはフルール・ド・リスを脱退し、「ザ・フラワー・ポット・メン」を経て、同年10月「キューピッズ・インスピレーション」にツアー・メンバーとして参加する。
ハスケルは作曲にも力を注いでおり、書き貯めたオリジナル曲はこの当時50曲以上あったと言われている。そのオリジナル曲をマネージャーと一緒に売り込んでいたところ、それがキューピッズ・インスピレーションのプロデューサーであるジミー・ダンカンの目にとまった。そしてダンカンの協力を得て、1969年9月にイギリスCBSよりファースト・ソロ・アルバム「セイル・イン・マイ・ボート」をリリースした。
1969年は旧友のフリップがキング・クリムゾンを結成した年でもあるが、ハスケルはその当時からたびたびクリムゾンのリハーサルに訪れていた。
1970年春、キング・クリムゾンからグレッグ・レイク(bass, vocal)が脱退すると、フリップからの要請でクリムゾンのセカンド・アルバム「ポセイドンのめざめ」のレコーディングに参加し、「ケイデンスとカスケイド」でヴォーカルを担当した。この頃のハスケルはリスペクトするオーティス・レディングやブッカーT & MG'sなどが在籍しているアトランティック・レコードに所属しており、それに満足していたので、「ケイデンスとカスケイド」を歌ったのは、単なる小遣い稼ぎのつもりだったという。しかしヴォーカリストを探していたフリップに誘われると、そのままベーシスト兼ヴォーカリストとして正式にクリムゾンに加入した。
この年夏、クリムゾンはサード・アルバム「リザード」を録音。しかしハスケルは、アルバム制作終了後に行われたツアー用リハーサルで「歌のキーを自分に合わせて下げてほしい」という頼みをフリップに断られると、「自分が確信を持てない曲は歌いたくない」と言ってそのままあっさりとバンドから脱退してしまう。脱退の根底にはフリップとの音楽性の相違があり、ハスケルはのちに「キング・クリムゾンを好きだと思ったことは一度もない。私は「リザード」の録音中ずっと、クリムゾンの一部でいることが苦痛だった」「クリムゾンに一時期在籍してはいたが、自分の人生の中では何の転機にもならなかった」などと語っている。
脱退後、ちょうどイギリスを訪れていたアトランティック・レコード会長のアーメット・アーティガンに会う機会を得る。その面接の席上、ギターの弾き語りで6曲歌ったところ、アーティガンはハスケルをとても気に入り、契約を交わすことに成功した。
キング・クリムゾン1970年9月 左からメル・コリンズ、ピート・シンフィールド、ロバート・フリップ、アンディ・マッカロック(後右)、ゴードン・ハスケル(前右)
1971年夏、セカンド・アルバム「歳時記」を制作する。このアルバムはAORの香り漂うフォーク・ロックという趣があり、元ダウランズで同じドーセット州出身の旧友アラン・バリー(guitar)、元モーグル・スラッシュのジョン・ウェットン(bass)、同じく元モーグル・スラッシュのビル・アトキンソン(ビル・ハリソン、drums)らが録音に参加している。このアルバムは、セールス面では振るわなかったが、ファンのあいだでは好評を得ている。
1972年11月、ロンドンのレインボウ・シアターで、ウィッシュボーン・アッシュやマウンテンなどと共演したが、1972年にはソロ・シンガーとしての活動にピリオドをうち、その後はおもにセッション・ベーシストとして活動を続ける。
1974年には、スタックリッジと短期間セッションしている。正式加入には至らなかったが、スタックリッジは4枚目のアルバム「Extravaganza」でハスケルの曲「Worms」を「No One's More Important Than the Earthworm」と改題して取り上げている。
しかし精神的疲労が蓄積していたハスケルはそれ以降一時期行方をくらます。
その後、フルール・ド・リスでバンド・メイトだったブリン・ハワース(guitar)のバック・バンドのベーシストを務め、ハワースのファースト・ソロ・アルバム「レット・ザ・デイズ・ゴー・バイ」(1974年発表)の録音に参加。
1976年には、ブリン・ハワース・バンドで知り合った加藤ヒロシ(guitar)、ジム・ラッセル(drums)とロック・トリオ「ジョー」を結成する。このバンドはディスコ・ミュージックの影響が強い作品を制作し、1977年にはシングル「How I Can Resist」を発表。(このシングルにはメル・コリンズも参加している)
1977年、山口百恵のロンドン制作アルバム「GOLDEN FLIGHT」にジョーのメンバーらと参加。同年6月には、村岡実(尺八)のアルバム制作のため初来日。この時、レコーディングの合間に加藤ヒロシの故郷である関西で唯一の日本公演を行っている。
この年、知人の紹介でクリフ・リチャード・バンドのツアー・バンドに約3ヵ月加わっている。
1979年、RCAと2年間のソングライター契約を結び、サード・アルバムを制作する。この時のレコーディング・セッションからシングル盤を4枚リリースしたが、当時吹き荒れていたはパンク・ロックやニュー・ウェイヴの嵐のあおりを受けてアルバム自体はテスト盤止まりとなった。お蔵入りしたこの音源は、1997年になって「Serve at Room Temperature」のタイトルで発表されている。
1984年以降は弾き語りでヨーロッパ各地の酒場を巡る。1989年には「Wilderness Records」を設立、ツアーも精力的に行った。1990年には11年ぶり通算4作目のソロ・アルバム「ハンブルドン・ヒル」を発表。
2001年、クリスマス・ソングとしてシングル「How Wonderful You Are」をリリースしたところこれに火がつき、全英シングル・チャート2位の大ヒットを記録。翌2002年春に発表した通算9作目のアルバム「Harry's Bar」も全英アルバム・チャート2位まで上昇している。
2006年、自伝「The Road to Harry's Bar:Forty Years on the Potholed Path to Stardom」を出版。
2007年、ドーセット州の自宅から、家族とともにギリシャのスコペロスに移住する。
2015年初頭、5年ぶりのシングル「I'm letting everybody know」を発表。この年は年末から久しぶりにイギリス・ツアーを行なっている。
2016年末に転居してイギリスに帰国。
2020年1月24日、10年ぶりにアルバム「The Cat Who's Got The Cream」を発表したが、同年10月18日に「10月15日に癌との闘病の末に死去した」と報じられた。74歳だった。
【ディスコグラフィ】(☆=ライヴ・アルバム ★=コンピレーションアルバム)
<ソロ・アルバム>
1969年 セイル・イン・マイ・ボート/Sail In My Boat
1971年 歳時記/It Is and It Isn't ルクセンブルグ8位
1979年 サード/Serve at Room Temperature ※LPはテスト盤のみ、1997年CDにて正式発売
1990年 ハンブルドン・ヒル/Hambledon Hill
1992年 ドライヴ・ユー・クレイジー/It's Just a Plot to Drive You Crazy
1994年 Voiceprint Radio Sessions ※ミニアルバム
1996年 Butterfly in China
2000年 オール・イン・シーム・オヴ・シングス/All In The Scheme Of Things
2001年 Look Out
2002年 Harry's Bar UK2位 ポーランド5位
2002年 Shadows On The Wall UK44位 ポーランド8位
★2002年 All My Life UK154位
★2002年 The Collection:18 of His Finest Songs
★2002年 The Right Time:A Collection
2003年 Look Out
★2003年 How Wonderful You Are (The Best Of) ポーランド15位
2004年 The Lady Wants To Know ポーランド14位
☆2008年 Gordon Haskell w Szczecinie Live! ※ポーランド盤のみ
☆2008年 The Road To Harry's Bar, All Hits Live
2010年 One Day Soon
2020年 The Cat Who’s Got The Cream
<ソロ・シングル>
1969年 Boat Trip / Time Only Knows
1970年 Oo La Di Doo Da Day / Born To Be Together
1972年 Sitting By The Fire ※アメリカ盤のみ
1979年 People Don't Care / Silhouettes
1980年 I Need Your Love So Much / Living In The Attic
1980年 Castles In The Sky / My Baby
1981年 5-10-15 / Whisky
1990年 Hambledon Hill / Mystical Allusion
1991年 The Right Time
1996年 More Yin Than Yang
2001年 How Wonderful You Are / A Little Help From You UK2位 ポーランド1位
2002年 There Goes My Heart Again UK133位
2002年 All the Time in the World ポーランド15位
2003年 The Music Played ※「Gordon Haskell & Maarit」名義。シングルはドイツ盤のみ。
2003年 Whole Wide World ポーランド38位
2004年 The Lady Wants To Know / Tell Me All About It (Edit)
2005年 All in the Scheme of Things ※「Kasia Skrzynecka & Gordon Haskell」名義
2006年 Everybody Wants To Go To Heaven
2008年 Take My Breath Away
2010年 Forevermore
2013年 My Bike
2015年 I'm letting everybody know
2016年 W Rio ※with Pitor Salata
2018年 It's Me and You and Them and Us
2019年 I'm Still Mad About You ハンガリー19位
2019年 How Wonderful You Are 2019
2020年 I'm Still Trying to Figure Out
<キング・クリムゾン>
1970年 ポセイドンのめざめ/ In the Wake of Poseidon UK4位 US31位
1970年 リザード/Lizard UK26位 US113位
<フルール・ド・リス>
★1996年 Les Fleurs De Lys
★1997年 Reflections ※1965~1969年にリリースされたバンド関連のシングル集
2013年 ユーヴ・ゴット・トゥ・アーン・イット/You've Got To Earn It ※未発表曲を含む
<レコーディング・セッション>(◎=シングル)
◎1967年 Lazy Life(ウィリアム・E) ※初シングルA面提供楽曲
◎1967年 Reflections Of Charles Brown(Rupert's People)※UK20位、豪13位。バンドはフルール・ド・リスの変名。
◎1967年 Stay With Me(Sharon Tandy)※UKではB面の「Hold On」をA面にして1968年に再発。
1968年 Tribute To A King(Donnie Elbert)
1969年 Sing(John Bromley)
1969年 Yesterday Has Gone(Cupid's Inspiration)※同名シングルではなくアルバムのみ。
1974年 Let The Days Go By(Bryn Haworth)
1976年 Love Song For The Earth(Garth Hewitt)
◎1976年 ファンキー・アップ・ダウン(イースト・サイド・シャッフル)※日本のみ発売のディスコシングル。メル・コリンズ(sax)参加。
1977年 GOLDEN FLIGHT(山口百恵)
◎1977年 How Can I Resist(Joe)※シングル両面ともハスケル作品。メル・コリンズ(sax)参加。
1977年 The Golden Twist Party(Graffiti-House Band)※Joeの変名バンドによるツイストカバー集。
1978年 メモリーズ・オブ・チヨ(村岡実グループ with Joe)
1991年 オフェーリアズ・シャドウ/Ophelia's Shadow(トーヤ・ウィルコックス)※1曲目イントロ部分のキーボードのみ参加。