マクドナルド & ジャイルズ (McDonald & Giles)
キング・クリムゾンの結成メンバーであったイアン・マクドナルドとマイケル・ジャイルズは、1969年12月にキング・クリムゾンを脱退する。
新たなメンバーが決まらないクリムゾンは活動が滞ってしまい、これを危惧したロバート・フリップはマイケルにゲストとして短期のサポートを依頼した。
マイケルはこれを受け、実弟のピーター・ジャイルズとともに、1970年1月~4月にかけて行なわれたクリムゾンのセカンド・アルバム『ポセイドンのめざめ』のレコーディングに参加する。
レコーディング終了後、ジャイルズ兄弟はイアン・マクドナルドと合流し、ここに「マクドナルド & ジャイルズ」が誕生した。
マクドナルド & ジャイルズのスタジオ・ワークは1970年5月から約2ヵ月にわたって行われ、同年11月にファースト・アルバム『マクドナルド & ジャイルズ』を発表したが、間もなくこのバンドは自然消滅した。
【活動期間】1970年
【メンバー】
イアン・マクドナルド/Ian McDonald(guitar, piano, organ, sax, flute, clarinet, vocal)
マイケル・ジャイルズ/Michael Giles(drums, percussions, vocal)
ピーター・ジャイルズ/Peter Giles(bass)
【ディスコグラフィ】
マクドナルド & ジャイルズ/McDonald & Giles(1970年発表)
アルバム 1(A~J)
【A】
Alvin Lee & Company/アルヴィン・リー&カンパニー
『栄光への飛翔』(1974)
Armageddon/アルマゲドン
『アルマゲドン』(1975)
【B】
Bad Company/バッド・カンパニー
『バッド・カンパニー』(1974)
『ストレート・シューター』(1975)
『ラン・ウィズ・ザ・パック』(1976)
『バーニン・スカイ』(1977)
『ディソレーション・エンジェル』(1979)
『ラフ・ダイアモンド』(1982)
『ベスト・オブ・バッド・カンパニー』(1985)
『フェイム・アンド・フォーチュン』(1986)
『デンジャラス・エイジ』(1988)
『ホーリー・ウォーター』(1990)
『ヒア・カムズ・トラブル』(1992)
『ベスト・オブ・バッド・カンパニー・ライヴ』(1993)
『カンパニー・オブ・ストレンジャーズ』(1995)
『トールド・アンド・アントールド』(1996)
『バッド・カンパニー・アンソロジー』(1999)
『イン・コンサート2002』(2002)
『ライヴ・イン・アルバカーキ1976』(2006)
『ハード・ロック・ライヴ』(2010)
『ライヴ・アット・ウェンブリー』(2011)
『Live 1977 & 1979』(2016)
Baker, Ginger/ジンジャー・ベイカー
『Eleven Sides of Baker』(1976)
『From Humble Orange』(1983)
『ホーシス・アンド・トゥリーズ』(1986)
『アフリカン・フォース』(1987)
『ノー・マテリアル』(1989)
Beck, Bogert & Appice/ベック、ボガート & アピス
『ベック、ボガート & アピス』(1973)
『ベック、ボガート & アピス ライヴ・イン・ジャパン』(1973)
Bolder, Trevor/トレヴァー・ボルダー
『セイル・ザ・リヴァーズ』(2020)
Bruce, Jack/ジャック・ブルース
『ソングス・フォー・ア・テイラー』(1969)
『シングス・ウィ・ライク』(1970)
『ハーモニー・ロウ』(1971)
『アット・ヒズ・ベスト』(1972)
『アウト・オブ・ザ・ストーム』(1974)
『ハウズ・トリックス』(1977)
Byron, David/デヴィッド・バイロン
『テイク・ノー・プリズナーズ』(1975)
【C】
Carmen, Eric
『サンライズ』(1975)
Colosseum/コロシアム
『コロシアム・ファースト』(1969)
『ヴァレンタイン組曲』(1969)
『ドーター・オブ・タイム』(1970)
『コロシアム・ライヴ』(1971)
Cream/クリーム
『フレッシュ・クリーム』(1966)
『カラフル・クリーム』(1967)
『クリームの素晴らしき世界』(1968)
『グッバイ・クリーム』(1969)
『ライヴ・クリーム』(1970)
『ライヴ・クリーム Vol.2』(1972)
『BBCライヴ』(2003)
『リユニオン・ライヴ 05』(2005)
【D】
Derek & The Dominos/デレク&ザ・ドミノス
『いとしのレイラ』(1970)
『イン・コンサート』(1973)
Doobie Brothers/ドゥービー・ブラザーズ
『ドゥービー・ブラザーズ・ファースト』(1971)
【E】
Electric Flag/エレクトリック・フラッグ
『ア・ロング・タイム・カミン』(1968)
Emerson Lake & Powell
『エマーソン・レイク&パウエル』(1986)
【F】
Foreigner/フォリナー
『栄光の旅立ち』(1977)
【G】
Giles Giles & Fripp/ジャイルズ・ジャイルズ & フリップ
『チアフル・インサニティ・オブ・ジャイルズ・ジャイルズ & フリップ』(1968)
Ginger Baker's Air Force/ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース
『ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース』(1970)
『ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース 2』(1970)
Gods, The/ゴッズ
『ジェネシス』(1968)
『トゥ・サミュエル・ア・サン』(1969)
Graham Bond Organization/グラハム・ボンド・オーガニゼイション
『ザ・サウンド・オブ '65』(1965)
『ゼアズ・ア・ボンド・ビトゥイーン・アス』(1965)
Grand Funk Railroad/グランド・ファンク・レイルロード
『グランド・ファンク・レイルロード登場』(1969)
『グランド・ファンク』(1969)
『クローサー・トゥ・ホーム』(1970)
『ライヴ・アルバム』(1970)
『サバイバル』(1971)
『戦争をやめよう』(1971)
『不死鳥』(1972)
『アメリカン・バンド』(1973)
『輝くグランド・ファンク』(1974)
『ハード・ロック野郎(世界の女は御用心)』(1974)
『グランド・ファンク・ツアー '75』(1975)
『驚異の暴走列車』(1976)
『熱い激突』(1976)
『グランド・ファンク復活』(1981)
『ホワッツ・ファンク?』(1983)
Grosvenor, Luther/ルーサー・グロヴナー
『アンダー・オープン・スカイズ』(1971)
【H】
Harrison, Mike/マイク・ハリスン
『Mike Harrison』(1971)
『Smokestack Lightning』(1972)
『Rainbow Rider』(1975)
『Late Starter』(2006)
Hensley, Ken/ケン・ヘンズレー
『誇り高き言霊』(1973)
『愛と苦悩』(1975)
Hopkins, Nicky/ニッキー・ホプキンス
『夢みる人』(1973)
Humble Pie/ハンブル・パイ
『アズ・セイフ・アズ・イエスタデイ・イズ』(1969)
『タウン・アンド・カントリー』(1969)
『大地と海の歌』(1970)
『ロック・オン』(1971)
『パフォーマンス~ロッキン・ザ・フィルモア』(1971)
『スモーキン』(1972)
『イート・イット』(1973)
『サンダーボックス』(1974)
『ストリート・ラッツ』(1975)
【J】
John Mayall's Bluesbreakers/ジョン・メイオール・ブルースブレイカーズ
『ベア・ワイアーズ』(1968)
アルバム 2(J~Z)
【K】
KGB/KGB
『KGB』(1975)
『モーション』(1976)
King Crimson/キング・クリムゾン
『クリムゾン・キングの宮殿』(1969)
Kooper, Al/アル・クーパー
『スーパー・セッション』(1968)
【M】
McDonald & Giles/マクドナルド&ジャイルズ
『マクドナルド&ジャイルズ』(1970)
McDonald, Ian/イアン・マクドナルド
『ドライヴァーズ・アイズ』(1999)
Mogul Thrash/モーグル・スラッシュ
『モーグル・スラッシュ』(1971)
【N】
ナチュラル・ガス
『ナチュラル・ガス』(1976)
【P】
Paul Butterfield Blues Band/ポール・バターフィールド・ブルース・バンド
『ポール・バターフィールド・ブルース・バンド』(1965)
『イースト・ウェスト』(1966)
『ピッグボーイ・クラブショー』(1967)
『イン・マイ・オウン・ドリーム』(1968)
Procol Harum/プロコル・ハルム
『青い影』(1967)
『月の光』(1968)
『ソルティ・ドッグ』(1969)
『ホーム』(1970)
『ブロークン・バリケーズ』(1971)
『プロコル・ハルム・ライヴ~イン・コンサート・ウィズ・ザ・エドモントン・シンフォニー・オーケストラ』(1972)
『グランド・ホテル』(1973)
『異国の鳥と果実』(1974)
『プロコルズ・ナインス』(1975)
『輪廻』(1977)
『放蕩者達の絆』(1991)
『ウェルズ・オン・ファイアー』(2003年)
『乙女は新たな夢に』(2017年)
【R】
Rough Diamond/ラフ・ダイアモンド
『ラフ・ダイアモンド』(1977)
【S】
Small Faces/スモール・フェイセス
『スモール・フェイセス』※デッカ盤(1966)
『フロム・ザ・ビギニング』(1967)
『スモール・フェイセス』※イミディエイト盤(1967)
Smith, Dick Heckstall/ディック・ヘクストール=スミス
『ア・ストーリー・エンデッド』(1972)
Spooky Tooth/スプーキー・トゥース
『イッツ・オール・アバウト』(1968)
『スプーキー・トゥー』(1969)
『セレモニー』(1969)
『ザ・ラスト・パフ』(1970)
『ユー・ブローク・マイ・ハート・ソー・アイ・バステッド・ユア・ジョウ』(1973)
『ウィットネス』(1973)
『ザ・ミラー』(1974)
【T】
Tempest/テンペスト
『テンペスト』(1973)
『眩暈』(1974)
Ten Years After/テン・イヤーズ・アフター
『テン・イヤーズ・アフター・ファースト』(1967)
『イン・コンサート』(1968)
『ストーンヘンジ』(1969)
『夜明けのない朝』(1969)
『クリックルウッド・グリーン』(1970)
『ワット』(1970)
『スペース・イン・タイム』(1971)
『ロックンロール・ミュージック・トゥ・ザ・ワールド』(1972)
『ライヴ!』(1973)
『ヴァイブレーションズ』(1974)
『アバウト・タイム』(1989)
Three Dog Night
『ワン』(1968)
『融合』(1969)
『白熱のライヴ』(1969)
『イット・エイント・イージー』(1970)
『ナチュラリー』(1970)
『ゴールデン・ビスケッツ』(1971)
Toe Fat/トー・ファット
『Toe Fat』(1970)
『Toe Fat 2』(1970)
Traffic/トラフィック
『ミスター・ファンタジー』(1967)
『トラフィック』(1968)
『ラスト・エグジット』(1969)
『ジョン・バーレイコーン・マスト・ダイ』(1970)
『ウェルカム・トゥ・ザ・キャンティーン』(1971)
『ザ・ロウ・スパーク・オブ・ハイヒールド・ボーイズ』(1971)
『シュート・アウト・アット・ザ・ファンタジー・ファクトリー』(1973)
『オン・ザ・ロード』(1973)
『ホエン・ジ・イーグル・フライズ』(1974)
『ファー・フロム・ホーム』(1994)
『The Last Great Traffic Jam』(2005)
【U】
Uriah Heep/ユーライア・ヒープ
『ユーライア・ヒープ・ファースト』(1970)
『ソールスベリー』(1971)
『対自核』(1971)
『悪魔と魔法使い』(1972)
『魔の饗宴』(1972)
『ユーライア・ヒープ・ライヴ』(1973)
『スウィート・フリーダム』(1973)
『夢幻劇』(1974)
『ベスト・オブ・ユーライア・ヒープ』(1974)
『幻想への回帰』(1975)
『ハイ・アンド・マイティ』(1976)
『ファイアフライ』(1977)
『罪なきいけにえ』(1977)
『堕ちた天使』(1978)
『征服者』(1980)
『魔界再来』(1982)
『ヘッド・ファースト』(1983)
『イクウェイター』(1985)
『レイジング・サイレンス』(1989)
『ディファレント・ワールド』(1991)
『シー・オブ・ライト』(1995)
『ソニック・オリガミ』(1998)
『ウェイク・ザ・スリーパー』(2008)
『イントゥ・ザ・ワイルド』(2011)
『異端審問』(2014)
『桃源郷』(2018)
『獄彩色』(2023)
【W】
Wetton, John/ジョン・ウェットン
『コート・イン・ザ・クロスファイアー』(1980)
『ノーマンズ・ランド』(1999)
ミュージシャン
<Vocal>
【B】
ボズ・バレル/Boz Burrell
デヴィッド・バイロン/David Byron
【C】
エリック・カルメン/Eric Carmen
【F】
グレン・フライ/Glenn Frey
【H】
ボビー・ハリソン/Bobby Harrison
マイク・ハリソン/Mike Harrison
【K】
テリー・キャス/Terry Kath
【L】
グレッグ・レイク/Greg Lake
アルヴィン・リー/Alvin Lee
【M】
スティーヴ・マリオット/Steve Marriott
【R】
キース・レルフ/Keith Relf
【W】
コリー・ウェルズ/Cory Wells
ジョン・ウェットン/John Wetton
ゲイリー・ライト/Gary Wright
<Guitar>
【B】
マイク・ブルームフィールド/Mike Bloomfield
【G】
ピーター・グリーン/Peter Green
ルーサー・グロヴナー/Luther Grosvenor
【H】
ヘンリー・マッカロー/Henry McCullough
【K】
テリー・キャス/Terry Kath
ポール・コゾフ/Paul Kossoff
【L】
アルヴィン・リー/Alvin Lee
ジェイムス・リザーランド/James Litherland
【M】
スティーヴ・マリオット/Steve Marriott
<Keyboards>
【B】
グレアム・ボンド/Graham Bond
【C】
エリック・カルメン/Eric Carmen
チック・チャーチル/Chick Churchill
【E】
キース・エマーソン/Keith Emerson
【G】
デイヴ・グリーンスレイド/Dave Greenslade
ジミー・グリーンスプーン/Jimmy Greenspoon
【H】
マイク・ハリスン/Mike Harrison
ケン・ヘンズレー/Ken Hensley
【M】
イアン・マクドナルド/Ian McDonald
【R】
ポール・レイモンド/Paul Raymond
【W】
ゲイリー・ライト/Gary Wright
<Bass>
【B】
ティム・ボガート/Tim Bogert
トレヴァー・ボルダー/Trevor Bolder
ジャック・ブルース/Jack Bruce
ボズ・バレル/Boz Burrell
【C】
アラン・カートライト/Alan Cartwright
マーク・クラーク/Mark Clarke
【G】
エド・ガリアルディ/Ed Gagliardi
ピーター・ジャイルズ/Peter Giles
リック・グレッチ/Ric Gretch
【L】
グレッグ・レイク/Greg Lake
【O】
ベリー・オークリー/Berry Oakley
【P】
スティーヴ・プリースト/Steve Priest
【R】
カール・レイドル/Carl Radle
トニー・リーヴス/Tony Reeves
グレッグ・リドリー/Greg Ridley
【S】
ジョー・シャーミー/Joe Schermie
デイヴ・ショグレン/Dave Shogren
【T】
ゲイリー・セイン/Gary Thain
【W】
ジョン・ウェットン/John Wetton
ラマー・ウィリアムズ/Lamar Williams
<Drums, Percussions>
【B】
ジンジャー・ベイカー/Ginger Baker
キース・ベイカー/Keith Baker
【C】
イアン・クラーク/Ian Clarke
【G】
マイケル・ジャイルズ/Michael Giles
【H】
ボビー・ハリソン/Bobby Harrison
ジョン・ハートマン/John Hartman
ジョン・ハイズマン/Jon Hiseman
【K】
マイク・ケリー/Mike Kellie
リー・カースレイク/Lee Kerslake
【L】
リック・リー/Ric Lee
【M】
ミッチ・ミッチェル/Mitch Mitchell
【N】
アレックス・ネピアー/Alex Napier
【W】
ミッキー・ウォーラー/Micky Waller
B.J. ウィルソン/B.J. Wilson
<Others>
【B】
グレアム・ボンド/Graham Bond
【H】
ディック・ハリガン/Dick Halligan
【M】
イアン・マクドナルド/Ian McDonald
【S】
ディック・ヘクストール=スミス/Dick Heckstall Smith
【W】
クリス・ウッド/Chris Wood
バンド
【A】
Alvin Lee & Company(アルヴィン・リー&カンパニー)
Armageddon(アルマゲドン)
【B】
Beck, Bogert & Appice(ベック・ボガート&アピス)
Blind Faith(ブラインド・フェイス)
【C】
Colosseum(コロシアム)
Cream(クリーム)
【D】
Derek & The Dominos(デレク&ザ・ドミノス)
【E】
Electric Flag(エレクトリック・フラッグ)
Emerson Lake & Powell(エマーソン・レイク&パウエル)
【G】
Giles Giles & Fripp(ジャイルズ・ジャイルズ & フリップ)
Ginger Baker's Air Force(ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォース)
Gods(ゴッズ)
Graham Bond Organisation(グラハム・ボンド・オーガニゼイション)
Grand Funk Railroad(グランド・ファンク・レイルロード)
【H】
Humble Pie(ハンブル・パイ)
【K】
KGB(KGB)
King Crimson ①(キング・クリムゾン)
【M】
McDonald & Giles(マクドナルド&ジャイルズ)
Mogul Thrash(モーグル・スラッシュ)
【N】
Natural Gas(ナチュラル・ガス)
【P】
Paramounts(パラマウンツ)
Paul Butterfield Blues Band(ポール・バターフィールド・ブルース・バンド)
Procol Harum(プロコル・ハルム)
【R】
Rough Diamond(ラフ・ダイアモンド)
【S】
Shotgun Express(ショットガン・エクスプレス)
Small Faces(スモール・フェイセス)
Spice(スパイス)
Spooky Tooth(スプーキー・トゥース)
Steampacket(スティームパケット)
Strange Brew(ストレンジ・ブリュー)
Sweet(スウィート)
【T】
Tempest(テンペスト)
Ten Years After(テン・イヤーズ・アフター)
Three Dog Night(スリー・ドッグ・ナイト)
Toe Fat(トー・ファット)
Traffic(トラフィック)
【U】
Uriah Heep(ユーライア・ヒープ)