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『スーパー・セッション』(クーパー、ブルームフィールド、スティルス)

2024-02-15 11:04:10 | albums

スーパー・セッション Super Session


【歌・演奏】

  アル・クーパー、マイク・ブルームフィールド、スティーヴン・スティルス/Al Kooper, Mike Bloomfield, Stephen Stills

【リリース】
  1968年7月22日

【録音】
  1968年5月
  CBSコロンビア・スクエア(カリフォルニア州ロサンゼルス)


【プロデューサー】
  アル・クーパー/Al Kooper

【エンジニア】
  フレッド・カテロ/Fred Catero
  ロイ・ハリー/Roy Halee

【レーベル】
  コロンビア・レコード/Columbia Records


【収録曲】
 side:A
  ① アルバートのシャッフル 6:53
    Albert's Shuffle(Al Kooper, Mike Bloomfield)
  ② ストップ 4:18
    Stop(Jerry Ragovoy, Mort Shuman)
  ③ マンズ・テンプテーション 3:24
    Man's Temptation(Curtis Mayfield)
  ④ 神の様式化された神聖なる威厳 9:12
    His Holy Modal Majesty(Al Kooper, Mike Bloomfield)
  ⑤ リアリー 5:26
    Really(Al Kooper, Mike Bloomfield)
 side:B
  ⑥ 悲しみは果てしなく 3:29

    It Takes a Lot to Laugh, It Takes a Train to Cry(Bob Dylan)
  ⑦ 魔女の季節 11:07
    Season of the Witch(Donovan Leitch)
  ⑧ ユー・ドント・ラヴ・ミー(夜明けに恋はない) 4:09

    You Don't Love Me(Willie Cobbs)
  ⑨ ハーヴェイの作った曲 2:10
    Harvey's Tune(Harvey Brooks)


【録音メンバー】
 ☆参加ミュージシャン
   アル・クーパー/Al Kooper(lead-vocals, piano, organ, ondioline, guitars, 12st-guitar)
   マイク・ブルームフィールド/Mike Bloomfield(guitars①~⑤)
   スティーヴン・スティルス/Stephen Stills(guitars⑥~⑨)

   ハーヴェイ・ブルックス/Harvey Brooks(bass)
   エディ・ホー/Eddie Hoh(drums, percussions)
   バリー・ゴールドバーグ/(electric-piano①②)
 ☆ホーン・アレンジ
   アル・クーパー/Al Kooper
   ジョー・スコット/Joe Scott


【チャート】
 1968年週間アルバム・チャート US(Billboard)12位、US(cash box)18位、カナダ15位、オランダ18位
 1972年週間アルバム・チャート スペイン25位
 2003年週間アルバム・チャート イタリア87位


【メ  モ】
 「セッション・ブーム」の火付けとなったアルバムである。
 1968年のビルボードのアルバム・チャートには37週間とどまって最高位12位を記録、RIAAからゴールド・アルバムに認定された。
 
 アル・クーパーとマイク・ブルームフィールドは、1968年に行なわれたモビー・グレープのレコーディング・セッションに参加したが、クーパーはこの経験か
らセッション・アルバムを制作するというアイデアを得た。
 クーパーはブルームフィールドの希望によりロスアンゼルスでの録音を企画、スタジオを2日間おさえたが、当時不眠症に悩まされていたブルームフィールドはレコーディング翌日には置手紙を残してスタジオから離れた。このためクーパーは代役を探すべくカリフォリニア在住のギタリストたちに連絡したところ、ただひとりスティーヴン・スティルスから参加の意向があった。
 ブルームフィールド、クーパー、スティルスの3人による演奏が行われなかったのはこういう理由によるものである。

 マイク・ブルームフィールド、ハーヴェイ・ブルックス、バリー・ゴールドバーグは「エレクトリック・フラッグ」に在籍していた。

 このアルバムの制作後、クーパーとブルームフィールドはたびたびライヴで共演している。その模様は『フィルモアの奇蹟』(1969年リリース)、『フィルモア・イーストの奇蹟』(2003年リリース)などで聴くことができる。


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