2007年春から2011年夏までに
私は3回も引っ越しをしました
引っ越しの度に大幅な断捨離を繰り返し
多分 長年持ち家(しかも一戸建て)に住んでいる
同年輩と比べると
私の持ち物は少ない方だとは思う
それでも引っ越しを繰り返すたびに
モノが探しにくくなっている・・・
特に最後の引っ越しでは
私は一戸建てから
息子二人は別の所から
今の3DKに引っ越してきたから
重複する家電や食器などの収納が
大きな問題となった
解決策はトランクルームという事で
段ボールのまま仕舞い込んだものが数箱
プラス 季節外れのモノ
かさ張るものと大型スーツケースなどなど
押し込むにいいだけ押し込んだ
あれから2年
長年使っていたドライヤーが壊れた
ドライヤーはトランクルームにも眠っている
ただ どの箱に入っているかは不明・・・
遂に魔窟と化したトランクルームに踏み込むことにした
家族3人で詰め込んだトランクルームに
統一感があるわけもなく
崩れてこないのが不思議なバランスで
どこに何があるのか分からない状態
では、 ご覧いただこう
恐怖の魔窟を・・・
暮らしの空間にあっては不都合なものを
押しやった結果がこれである
ちなみに家の押入れは こんな感じ
暮らしの空間は快適に・・・とはいうものの
あんまりじゃないか・・・
まずは魔窟を把握することにした
クロネコヤマネコさんから12号サイズの箱を4個買って
メモ帳とマジックをもって作業開始
要らないものは捨てるつもりで臨んだ
長男のモノは6箱の本
これはずっしりと重いし、一番奥なので
そのまま放置することにした
次男のモノは主に専門学校時代の資料
これも勝手に断捨離するわけにはいかないから
再度奥に押し込める
その上に炊飯器、トースター、湯沸かし器、ストーブなど
いずれまた別々に暮らすことは決まっているので保管
こまごました食器や調理道具なども
統一感のある買ってきた箱に納めなおして積む
問題は自分のモノ
全てさらけ出してみると
圧倒的に多いのがレシピとお菓子の型
及び 製菓・料理関係
あとは英語教材とフランス語教材
ビックリするほど多い
どれも商売道具だから廃業を決めるまでは
捨てるに捨てられないモノばかり
これらも新しい箱にグループ分けにして仕舞い
箱の3面にマジックで内容物を明記
そうこうしているうちに
ドライヤーはじめ探し物も見つかった・・・ヤレヤレ
ついでに不用品は処分
全ての工程で
ノートに内容物を記し、段ボールもナンバリングしておいた
大小さまざまな箱や袋に入っていたものは
同じ大きさの段ボールに納まったことで
全体的にスッキリと収納できた
これで何がどこにあるのか
やっと把握できました
とりあえずトランクルームにあるモノに関しては
罪がないことが判明
母さん、大変そうですね。。。
次なるプロジェクトは暮らしの空間
これまでずっと収納の多い一戸建てに住んでいたから
収納の少なさには頭を痛めるところ
要するに 器に合ったモノの所有にすればいいわけで
今度は思い切った処分も必要になる
片づけ方もコツがあるだろうから
少し前から拝見している きらきら星さんのブログを参考に、
更に個人的にアドバイスをお願いしたところ
とっても親身にお返事をくださいました
長くなりますがとっても参考になるので貼っておきます
片付けをやる上で、やらない方がいいと思うことは、
定位置が決まるまで収納用品を買わないこと。
いつも、収納場所を決めたら、しばらく使ってみて、
使いやすいか確認してから、定位置を決めるようにしています。
収納用品も、物なので、買う時は慎重です。
せっかく頑張って断捨離したのですから、
物を増やしたくないですよね。
逆にやった方がいいと思うのは、断捨離と
グルーピング。
使う物だけになるよう物を減らしていけば、
片付けの8割は終わったようなもの。
物を減らしていくだけで、自然と片付いてくるので・・・
ここにあったら便利だなぁと思う所に収納すれば、
物が見つからない生活からは脱出できると思いますよ。
必要な物が探せないのは、年齢と関係ないですよ。
単に収納場所が自分にあっていないだけなので、
ご安心を!
断捨離も、片付けも、無理をすると、挫折するので、
少しづつ頑張って下さいねー
終わりは必ずあります!!
きらきら星さん、ありがとうございます
このアドバイスに従って
断捨離は こんまりさんのメソッドで
再度 暮らしを見直そうと思います
母は父の死後 一戸建ての家から
高齢者用マンションに引っ越しました
その時にかなりの所持品を諦めました
それでもそのマンションは今の私の家より広く
収納も多かったから
オシャレな母は不自由しなかったと思います
晩年になって肝がんを患い
自立が条件だったマンションを手放し
安心して死ねる場所に引っ越しました
80を超えた末期がん患者が・・・です。
最後の住まいは個人エリアは12畳ほどの空間
快適な施設ではあったけど
母はこの時 本当にどうしても必要なものだけに絞りました
オシャレで良いものばかりを所持していたから
洋服や家具は貰い手が多かったですが
最後は業者さんに依頼して処分
その後 半年で母は他界しました
最後の住居の片付けにあたったのは妹と私
縮小に縮小を重ねた母の残したものは
苦労することもなく片付きました
美しい女性でした
残念ながら私には母の美しさはありません
友人の一人は
桜の花を見るたびに私の母を思いだすといって
お便りをくださいます
散り際も鮮やかだった母
私も 母の娘として
子供たちに苦労を残すことは避けたいと思います