Keep on smiling ... 明日も笑顔で

波乱万丈の歳月を経て
尚、落ち着けないシニアの日々

涼しさを求めて

2011-07-15 17:54:11 | ふるさと







母の新盆で
お寺さんに行ってきました

初婚では
厳しい労働で身体を痛め
そのことが原因となり
離婚するに至りました…

次に熱心にプロポーズしてくれた人が
自営業ではないと知った時
今度は楽ができそうだね…って
安心してくれた母

母が生きているうちは
とても離婚などできなかった

墓前に報告するまでもなく
母は私の苦しい日々を見ていたに違いない
結婚では幸せになれない娘で
心を痛めていたに違いない…
涙がこぼれた

    



初婚の時の夫が子供たちの父親
男として魅力のある人です
そして 子供たちとマイロが育ったのは
北海道の牧場

真夏でも半袖を着るのは数えるほどの
冷涼な土地でした
同じ北海道でも
大雪山脈の東と西では気候が違う
涼しさを求めて旅行するなら
断然 道東

私のパソコンを立ち上げると
故郷の湖に出会える

     
                  摩周湖

牧場は広大で
どんなに仕事がきつい時でも
この風景を見ると癒された

     

マイロもこの採草地に行くと
大喜びしていた

     

この土地で桜が咲くのは5月の末

     

我が家専用のお花見の現場だった場所

そして
そんな冷涼な土地でも
8月に入ると 
2週間くらいは暑い日が訪れる

そういう日の楽しみが
水遊び

     

この川は 清流川
名の通り川底まで見える透明感
水温は かなり低く
長靴をはいて入っても
全身の汗が引くほど冷たい

ここでマイロは涼み
人間は 梨やジュースを冷やして涼をとる

別れた夫たちには未練はない
未練たらたらなのが北海道での暮らし
どんなに冬が厳しくても
春 一面にエゾエンゴサクが咲き
     

それからの半年の過ごしやすさを思うと
除雪の苦労もなんのその…

道産子の私の子供たち
誰一人として北海道へ戻ろうとはしない…

お茶の水で産湯をつかい
浅草三社さまの神輿を担いで育った
三代目江戸っ子の私が
何故に こんなにも狂おしく
北海道を恋うるのだろう

8月下旬に
『我が家』に戻ります
3カ月かけて 断捨離を行います
それまでに自分なりの決着をつけないと…



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4 コメント

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素晴らしい女性 (suri-riba)
2011-07-17 16:08:42
とても知的な思慮深い女性と想像しています。
その女性を理解するレベルに達しないお相手。
結婚にかかわらず、恋愛は自由に大人の智恵で
楽しむことも出来ますよ。
返信する
ありがとうございます (suri-ribaさま)
2011-07-17 20:59:47
こんばんは!
suri-ribaさんのブログ
かなり遡って読ませていただきました。
無駄のないリズムの良い文章と言い
先を読む知性と言い
ぐいぐい引き込まれてしまいました。
イラストも素敵です

確かに恋愛は人生のスパイス
これまでの苦い経験を活かして
もっと素敵な大人の恋をする日が
いつか巡ってくるかもしれませんね…

プラス思考&笑顔で
次に駒を進めなくっちゃ 
まずは私もワードでお絵描きに挑戦してみましょう
返信する
その調子 (suri-riba)
2011-07-18 15:20:15
傷ついた心は膨大な時間をかけてしか快復出来ないけれど、ご兄妹など理解者も周りにおられるから羨ましい。幼児のいる娘は、私たちのみ。立ち直るまで元気でいてやりたい・・と
願っています。
返信する
Unknown (suri-ribaさま)
2011-07-18 18:49:57
お嬢様には小さなお子さんがいらっしゃるのですか…
励みにもなるけれど お辛いでしょう。
何事につけ変わってやれるものなら…と思うのが親心ですから。
チャレンジ精神旺盛な理解あるご両親が
お近くにいらっしゃるから心強いですね。

逃げ場のないストレスの場で生きるより
お子さんと一緒にお幸せになられることを
心からお祈りします。
大丈夫、彼女の人生はこれからですから
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