目指せ、中年アスリート

もう少し速く、制限時間との戦いから逃れたい

高山

2006-08-05 | トライアスロン
昨晩、夕食時に「明日は高山までいってっくる」と、話したら、
「明日はこの夏最高の暑さだよ~」
「熱中症になっちゃうよ~」
「救急車のお世話になった時のために、迷子札つくろうか?」
などとママに揶揄され意気消沈。

今朝はアキラメ気分で自転車の掃除、点検、注油。
DHバー着けたら、急に出かけたくなった。
電話、お財布、ポケットに六角レンチを放り込んで気ままに出発。

長良川沿いの156を上流へ。郡上八幡についたのは
10:00過ぎかな、気温は35℃に達している。
ざるそば1枚。美味しかった。暑かったけどこの辺りはとても元気。
しまった、バイクジャージでなく、インナーパンツもなし。
四つに割れないこと祈りながら、せせらぎ街道にむけGO。
熱中症では洒落にもならないので、水分をこまめに補給、
心拍数を抑え、汗をかきすぎぬよう、体温が上がりすぎぬように、
ボトルの水を身体に掛けながらボチボチ登る。
明宝の料金所近辺でスポーツドリンクのボトルと水のそれを間違えた。
ネチョネチョして気持ち悪いので、長良川の支流吉田川へ降りる。
最初は顔や身体を拭いていましたが、ドボンコ~~~。
冷こ~っい。しばし服を着たまま水浴びとなりました。

坂本トンネルを越えると少し気温が下がってきた様子。
30℃を少し下回ったていたかな。清見にある売切れ御免の五平餅を
楽しみにしていましたが、やはり閉店後でした。その道路の反対側で
水を汲んでいる人数名。ここでもたくさん水を浴びました。
ちょっと寒くなっちゃった。八幡から40km近く登ってきました。
「峠はまだか~、もう登れない~」と、思った瞬間に
『西ウレ峠1113m』の小さな看板。ここから高山まで30kmの下り。
元気いっぱいのはずが、エネルギー切れ?
家を出てから高山まで、ず~っと向かい風でヘロヘロ。

朝市は終わっていました。上三之町の古い街並みを観光客に混ざって散策。
七夕祭りかな?通りには笹の飾りがしてありました。
こちらも30℃を越えていたように思われます。
団子、飛騨牛串焼き、造り酒屋では塩盛々で枡酒を楽しんでエネルギー補給。
ちょいと元気に。

帰り道は、益田川沿いの41で、下呂、金山、関を通ることに。
予想通り宮峠は最大の難所となりました。
どぶろくパワーで一気に登ろうとしましたが、
すでに西ウレ峠で足は売切れ状態。10km/h程度なのに心拍数は180bpm張り付き。
何度か歩こうかと思いましたが、またもや『宮峠782m』の看板に救われました。
峠から下呂までゆるやかな下り。追い風にのってAV40km/hくらい出てたかな?
絶好調でしたが、下呂に着く頃には気分が悪くなっちゃった。オーバーペースだな。
時刻も5:00を過ぎ、家まで70数キロ。気温はまだ30℃。電車で帰ろうか?
もう一駅だけ頑張ろうと、130bpm以下に心拍数を抑えてチンタラと。
なんとか回復しましたが、金山でとっぷりと日が暮れる。
何も食べたくない、飲みたくない。唯一、受け付けるのはビールだけ。
真っ暗な中をほろ酔い気分で無事に帰ってこれました。

av21km/h 235km