沖縄の友達が、お母さんの法事のために広島に帰ってきて、わが家を訪ねてくれました。去年も会ったので、1年ぶりです。
広島には、お母さんがいらしたころには、時々は帰ってきたので、今より会う機会は多かったのですが、今は、もうあまり会えなくなりました。
彼女とは、高校1年生のころに同じクラスになり、4人でお友達になり、そして、今続いているのは、彼女だけです。
高校のころはそれほど親しくはなかったのですが、大学が同じだったので、若いころの仲間意識や、同志的な思いや、友情など、いろいろなつながりがあり、大学の4年間で、友情を培ったと思います。
もう一人、大学時代にお友達になった人は、亡くなってしまい、彼女が今生きていたら、芯から話せるお友達だっただろうにと、とても残念です。
こうして若いときにお友達ができたのですが、今日訪ねてくれた彼女は、15才のころから付き合っていて、今私たちは74才、ああなんてすごいことでしょう。彼女とは、もう60年位付き合っているのです。
何もかも知っているような気がして、会っても、あまり近況などは話さず、犬のこと、子供のこと、老いのことなど話します。
でも、会えるのは、とてもすごいことです。彼女が健康で、私に会おうと思ってくれるから、会えるので、それは感謝の気持ちでいっぱいです。
友達というよりは、幼馴染のようなものですが、それが続いているのをとても素晴らしいことだと思っています。
今はもういつまで会えるかしらと、別れるたびに思います。別れはいつかやってくるのを、そういうものだと思い、少し寂しい気持ちでいるこの頃です。
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