広島県のまんえん防止措置が終了したので、夫と3月31日に面会できることになりました。病院へ行くときには会えたので、それでも1か月半くらいの間会えなかったことになります。
面会ができることになって、本当に嬉しく、楽しみにしていました。ところが、30日に電話があり、介護士がコロナに感染したので、31日からの面会は中止といわれました。
がっかりして、気持ちが落ち込んでいます。夫は、この頃毎月体重が減っています。今は50キロほどしかありません。身長は166センチです。
病院で、胃婁の食事を少し増やしたらどうなりますか、と聞くと、年を取ると栄養を吸収しなくなるので、増やしても変わらないということでした。
ということは、老化しているということなのだろうと思います。少しでも顔を見ることができれば安心するでしょうが、何もわからない今は、本当に心配しています。
この頃は、あまりしゃべらくなりました。きっと、それほどしゃべる機会がないからなのだろうと思います。しゃべらなければ、言葉を忘れるかもしれないし、声の出し方も忘れるだろうと思います。
本当は、週に2回から3回部屋を訪ねて、午後の時間を一緒に過ごすつもりでした。テレビを買った時にDVDプレイヤーも買っておいています。残りの人生をできるだけ一緒にいたいと思ったのですが、それもかないません。
夫が今の施設に入所したのは、2020年の7月でしたから、コロナが流行し始めていました。面会は部屋ではできず、面会室で10分程度とか、パソコンでオンライン面会をしました。本当にコロナが私たちを引き離したと思います。
今は、面会をして、夫とおしゃべりをして、静かに自分たちの生きてきたことを見返りたいと思うのです。そして、ああこんな人生だったけど、自分たちの人生だったよねーと二人で認め合いたいと思うのです。そんな時期が早く来ますようにと願っています。
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