最近は所用でバイクライダーは首里から松川へ抜ける機会が増えた。松川側から眺める首里金城町の石畳道、勾配があって敷き詰められた石灰岩は雨の日などに滑りやすい。琉球王朝時代に整備されて首里城から続く宿道であったという。国王はこの道を通って識名園などに向かったのかな。何れにせよ、近くに住んでいて子供の頃から慣れ親しんだ道は龍潭池にテラピア釣りに行く時に利用した。かつて近くの金城ダムの下流域は小川が流れていて、此方ではグッピーを捕まえて遊んだ。随分と昔のことだ。以前、ウォーキングのイベント「なはまちまーい」の30キロコースに参加したが、コースの中盤に石畳道を上るというのがあって、きつくて往生したもんだ。途中に茶屋があって、冷水を頂いたが美味しかった。喉の渇きが癒されて歩く気力が込み上げたもんだ。そういえば琉球大学が首里にある頃、偽学生として図書館に通うことがあったが、この時も石畳道にお世話になって通った。当時の大学はオープンでフリー、入館時のチェックもなかったので図書館を大いに利用させてもらった、これには感謝。