秋季高校野球九州大会、準々決勝で沖縄第一代表の興南を3対0で破った鹿児島第一代表の奄美大島大島高校。本日、佐賀県代表との準決勝に臨む。主戦、大野投手は粘りの左腕。打って良しのプロ注目株、ただ気になるのは球数制限。投げる度にカウントされるが、1回戦から準々決勝までに相当の球数を要しているようで、準決勝も当然先発で投げるだろうが、この辺りは繋ぎの妙技。抑える他の投手の起用もありかと。かつて沖縄水産が甲子園球場を沸かした頃、主戦大野倫は1人でマウンドを守り続けた。栽監督の方針は投手に先発完投型を目指しており、当時は球数制限などなかったので、大野投手は右肩を相当に消耗してしまった。将来を見据えたら勝利至上ではなく、投手の複数起用ではなかったか?現在の大島高校、投手としての登録選手が何名かは分からないが選抜大会を目指す以上は球数制限を考慮して大野投手一本では辛い。準決勝は如何に?写真は奄美のガジュマル、亜熱帯特有の樹木。木の精ケンムンが棲むとされる、沖縄ではキジムナーと呼ぶ。