深夜ラジオから聴こえてきたのは森山良子歌う「さとうきび畑」。ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は ざわわ ざわわ ざわわ、風が通り抜けるだけ🎵10分を越す名曲は戦争で惨禍を極めた沖縄の地に、県民の魂に呼び掛ける。支社勤務でお江戸暮らしの頃、キー局主催の勉強会があり、各社東京支社担当による1泊の研修に参加した。夜の懇親でカラオケに参加したのは7、8名だったか?沖縄と云うと「花」を歌ってとか請われてマイクを握った。終わると1人が件の歌をリクエストする。「長いけど、良いの?」聞くと歌ってと回りからも声がかかる。歌が始まり周りがシーンと静まり(まずいなぁ)と思っていたら、報道担当の1人が涙ぐんでいる。はて?この歌の背景をご存知?懇親の夕べに似合う?ま、沖縄というと戦(いくさ)、それも地上戦に巻き込まれた土地ということをご存知ね、マスコミの人間でなくても。ウクライナに侵攻するロシアの行為は明らかに国際法違反。戦は何も解決しない、武力や暴力を止めてほしい。深夜ラジオは「さとうきび畑」に続いて森山良子作詞、BIGIN作曲の「涙(なだ)そうそう」を作詞者の声で歌っていた。目が覚めた。