枯れ木に花は咲かない、その例え通りに冬場の樹木は葉をすっかり落として冬ごもり。この例えは人間界にも当てはまり、街の荒廃を嘆く光景に繋がる。お江戸暮らしの過去、似たような光景を東京は見せてくれたね。東京砂漠、人情の欠片もない。よって東京は仕事する所、生活する場ではないと揶揄される。たまに東京行きの願望が頭をもたげるが、それはメリハリのある季節の変化であり名所や博物館、美術館巡りでのカルチャー願望なのだな。沿道のコスモスが可憐に花弁開いている、本日はクリスマスイブ、メリー・クリスマス。以前はアメリカ人のバーネットさんから年末にメリー・クリスマス&ハッピーニューイヤーのカードが家族の集合写真と共に送られてきたが、昨年辺りから届かなくなった。以前、暮らしていた賃貸ビルに入居していたモルモン教の宣教師で、大学を1年間休学して布教のために来県。同じ志のシールさんと我が家の子供たちが馴染みになり、遊び相手になった時期がある。バーネットさんはアメリカに戻っても律儀に頼りを送ってくれていた。懐かしい思い出。