「ほどよく混めるベニーランドで」

　コロナウイルスのもとで、施設として最も心配するのは密集、密接、密閉です。かといって閑古鳥ではお客様も楽しくないですね。そうなると適度に多いというのが望ましいです。

　「サラダ記念日」などで有名な歌人俵万智（たわらまち）さんが、2007年にベニーランドを詠んだ次の短歌が示唆的です。「仙台の　ほどよき規模を　思うなり　ほどよく混める　ベニーランドで」。

　この「ほどよく混めるベニーランドで」は、もしかするとベニーランドが生きていくキーワードになるかもしれませんね。