「コークスクリュー」が到着

　オーバーホールを終了して、「コークスクリュー」車両が到着しました。通常の分解整備で、特に要修理のところはなかったとのことで安心しました。

　入れ替わりに「八木山サイクロン」が搬出で、２月下旬には「ジェットコースター」とともに整備を終えて帰ってくる予定です。

　なおジェットコースターは一部てこずっているところがあるようですが、万全にしてシーズンに望めるように待っています。

地下鉄「竜の口橋梁」

　ベニーランドの有料駐車場奥で、地下鉄「竜の口橋梁」（青葉山と八木山の間）とトンネル工事が行なわれています。いずれも終盤をむかえています。

　なかなか工事現場を見る機会がありませんでしたが、工事終了の打ち合わせの際に「竜の口橋梁」をまじかに見ることができました。



　上部は将来の都市計画道路に向けた道路部分で、横から見ると下手が地下鉄線路になっています。このような道路・線路の２段構造は国内でも珍しく、学会や業界の見学が数多くあったといいます。



　上の隙間からみると、線路部分には枕木とレールがすでに仮敷設されており、いよいよという感がします。平成２７年中という話もあり、あと２年と迫ってきました。

「パイラット」油圧装置をオーバーホール

　空飛ぶ海賊船「パイラット」はドイツ製遊具で、動きのすごさとキャパシティで非常に人気があります。いわゆる「名機」といっていいと思います。

　パイラットは建設重機等と同じで、油圧駆動です。機械油でモーターを回してタイヤを回転させたり、シリンダーを上下させたりし、それらを微妙なタイミングで連動させています。



　人気機種だけに不具合で運休していたりすると、特に修学旅行生やお子さんたちをがっかりさせてしまいます。


　今回調子が思わしくないことや年数経過もあり、電動モーターやオイルタンクを除いて、主な油圧装置をオーバーホールすることとしました。

　船の下の油圧装置をはずして油圧メーカー工場に持ち込み、分解清掃、部品交換を行います。いい状態になってもどってきて、今シーズン活躍してくれればいいです。

リス型フアフア製作中

　フアフア「くじらの水族館」は東日本大震災を乗り切り、それから３年がんばってくれました。まったく残念ですが、被災の痛手のせいで５年で更新せざるを得なくなりました。本当によくがんばってくれて感謝です。



　次はオリジナルのリス型フアフアが後を引き継ぐこととしており、冒頭のイラストイメージでメーカーが製作中です。

　３月の新シーズンには登場予定で、「くじら」同様にお子さんたちに人気になってくれればうれしいです。

「まちづくり研究会」、進行中

　「地下鉄東西線関連八木山地区まちづくり研究会」の例会が、おととい開催されました。東西線の開業がほぼ２年とせまり、駅名が正式決定、開業後料金が発表されました。３つの部会では、開業に向けたもの、開業後を見据えた取り組みが進められています。



　ある部会では、高齢化している八木山地区について、どう住宅地を維持再生していくかについて検討しつつあります。市内郊外住宅地でも先駆的であり、空地・空き家などもからむ微妙な問題であるだけに、慎重なとりくみが必要です。



　なお会場には、地域の子どもたちが制作した八木山観光大使「マッシュノコノコ」の看板が立てられていました。

　八木山動物公園駅の掲示利用するようにして欲しいと要請していますが、仙台市ではほかの１２駅がなくてここだけにというわけにはいかないという見解です。ぜひ駅構内や駅前広場等に活用してもらえればと思います。

八木山サイクロンのチェーンとりはずし

　今回休園中に八木山サイクロンのリフトチェーン交換を予定しています。車両をフックにかけて最後部まで巻き上げるという大事なものです。

　チェーンを一定間隔でピンをはずして細切れにし、とりはずしたものを２５ｍのクレーンで下に降ろす作業をしました。



　ベニーランドでは赤いジェットコースターで交換したことはありますが、サイクロンは大きさ、高さ、重さで相当規模が違い、今回はほぼ半分の終了となりました。



　写真ははずしたチェーンの１巻きで小さく見えますが、とても人手で持ち上げられる代物ではありません。全体の半分で６巻きにもなりました。

　残りは新品のチェーンが届いてからとりはずして、交換作業する予定です。大仕事だけに無事うまくいってくれればいいです。

トップスピン前売店の改造打ち合わせ

　トップスピン前売店は、ファストフード系を中心に飲食を提供しております。その中でも「イタリアンジェラート」が特色のひとつです。

　ジェラートの冷凍ケースの交換が必要になったのですが、建物作り付けのため一部改造をしなければならないとのこと。

　そのため関係者で現地打ち合わせをして、２月中に工事をすることにしました。きれいに仕上がってくれればいいです。

各種モーターもオーバーホールに

　今シーズンオフには、各種のモーターもオーバーホールに出しています。まず大物は「八木山サイクロン」の車両を巻き上げるリフトモーターと減速機です。いずれもクレーンでつり上げてです。陰に見える駆動チェーンも、人手ではとても持てません。



　モーターと減速機をはずしてしまうと、大きいギア、チェーンテンショナーと架台が残っているだけで、さっぱりしてしまいました。



　このほかにも「トップスピン」で機能が落ちている１基（紫色）と、「バルーンレース」の回転モーター（赤色）も搬出します。これらはまだ小ぶりですが。

　新品モーターとまではいきませんが、いずれも２月中には性能を回復してもどってきて、プレオープンに備えることとなります。

　

『ブロック塀博物館』、昨日の地元紙で紹介

　これまで再三紹介してきました仮称『ブロック塀博物館』が、昨日の地元紙朝刊で大きく取り上げられました。

　「長～い壁画　八木山名物に」「仙台・ベニーランド外塀に制作」「今春完成　地元有志、世代超え参加」との見出しで、詳しく書かれています。

　スカイジェットのブロック塀も、１２月中には終了しませんでしたが、絵としてみることができるところにまで進んだのはうれしいです。

　関係者のご努力で年度末には完成予定ですので、八木山に訪問される方に歓迎の印象を与えられればいいです。

コーヒーカップのカップ出張

　コーヒーカップのカップでは、１２月に１台だけ出張していましたが、休園後に残りすべてが搬出です。その跡は様がわりで、これがコーヒーカップかという風になっています。



　カップを全塗装するほかに、出入り口の両側に飛び出し防止用のパイプ状の手すりを取り付ける予定です。

　３月１日（土）プレオープンまでには、すっかりきれいに、より安全になって帰ってくる予定です。