去年5月に出版された『思い出のとしまえん』(文学通信)は、94年目の卒業アルバムと題するにふさわしい本です。もともと練馬区石神井公園ふるさと文化館での、「としまえん」の企画展の図録に変わるものとして発行されました。
としまえんの戦前戦後の歩み、面白い広告、閉園と思い出を、多くの図版・写真をまじえて記述しており、一遊園地の記録にとどまらず社会を映し出している窓のようでもあります。
地方遊園地として学び、役立てることはむずかしいですが、その一端を遊具で受け継ぐことはできそうです。この本でも紹介されている米国製「コークスクリュー」の車両はもちろん、ドイツ製「メガダンス」や3月後半に予定されている日本製「ミニサイクロン」の車両を加えていければと思います。
としまえんの戦前戦後の歩み、面白い広告、閉園と思い出を、多くの図版・写真をまじえて記述しており、一遊園地の記録にとどまらず社会を映し出している窓のようでもあります。
地方遊園地として学び、役立てることはむずかしいですが、その一端を遊具で受け継ぐことはできそうです。この本でも紹介されている米国製「コークスクリュー」の車両はもちろん、ドイツ製「メガダンス」や3月後半に予定されている日本製「ミニサイクロン」の車両を加えていければと思います。