暮らしを彩る香りの魅力

植物は美を愛でる心を引き出し、心を和ませてくれる。

企画展「レトロ・ロマン・モダン、乙女のくらし」・・・

2024-08-23 | 「大阪くらし今昔館」

前回の続きになりますが、今回は当時の女性の生活が分かる雑誌、広告チラシ、レコードパッケージなどを・・・

処暑が過ぎても猛暑が続いておりますので・・・
最初に、この時代の夏の必需品から

うちわ





冷房が無かった時代は広告うちわで暑さ凌ぎをしていたのですね・・・


広告絵葉書



とてもモダン・・・






レトロチラシ







レトロチラシも色鮮やか・・・


演劇・映画の案内冊子



裏面には化粧品の広告が・・・



雑誌








川柳雑誌も・・・




そして
今年、生誕140年の・・・







婦人グラフ
優しい眼差し、人気があったのでしょうね・・・


手芸



右側にアイロンが・・・
この時代からあったのですね・・




インキ





ガラス容器がレトロ・・・


レコードジャケット





レコードジャケットとてもモダン・・・




竹製のレコード針とブリキ缶




グラモフォン





そして
主婦之友新年附録



双六
運動ポーズがダイナミック・・・
新しい時代の幕開けを感じました・・・。

この時代のくらしを垣間みることができる企画展、3回にわたってお伝えしました。

2024年8月中旬撮影

ご訪問頂きありがとうございます。

美ソフィア

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レトロ・ロマン・モダン・・・大正時代前後のくらし

2024-08-20 | 「大阪くらし今昔館」

前回お伝えしました「大阪くらし今昔館」の企画展の続きになりますが、今回は女性のくらしだけではなく、この時代のくらしを垣間みることができる百貨店、日用品などを・・・


百貨店

「買い物双六デパートメントストア」



「少女の友」大正3年正月号

この時代、おしゃれして百貨店に行っていたのでしょうね・・・




三越呉服店



三越百貨店の前身



三越の宣伝・・・とてもモダン




大丸百貨店

右手のメリーゴーランドは、昭和9年に心斎橋と大丸百貨店が地下通路で繋がったことを記念に作られたペパークラフト。

ペパークラフトを組み立てて、心棒を通せば、梅田から心斎橋の間がクルクルと回るそうです・・・
この時代に夢があるメリーゴーランド・・・
お客様に配られていたそうです・・・
粋な計らいですね・・・。


そして
この時代は髪型も・・・



日本髪から束髪(そくはつ)へ・・・



日用品・・・

飲物

「初恋の味」・・・素敵なキャチフレーズ






この時代からあったのですね・・・
ロングセラー

7月7日、七夕の日に発売されたので七夕にちなんんで、包装紙の水玉は天の川のイメージで制作されたそうです・・・
発想が素敵・・・


こちらもロングセラー



キリンビール
キリンレモン


お菓子






ドロップ、ビスケット、チョコレート・・・


嗜好品
タバコ



パッケージに、もの凄くこだわっています・・・
















薬の広告
色彩艶やか・・・


そして



仁丹も
この時代から・・・


そして
誰でもお世話になったことはあるのではないでしょうか・・・






シッカロール
この時代からあったのですね・・・
こちらもロングセラー

ハミガキ









パッケージにもこだわっていますね・・・


この時代の日用品などをお伝えしました・・・。


「家庭教育双六」



婦人世界新年号 付録

この時代の家庭教育を垣間みることができます・・・
いつの時代も家庭教育が大切ですね・・・。

ご訪問頂きありがとうございます。

美ソフィア

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「レトロ・ロマン・モダン、乙女のくらし」展・・・

2024-08-16 | 「大阪くらし今昔館」

先日、「大阪くらし今昔館」で、行われている企画展に行ってきました。

企画展は、明治後半から昭和の初期の時代の化粧品、日用品、雑貨、広告、雑誌などが展示されています・・・。

やはり一番興味があるのは化粧品・・・

明治時代の化粧品








明治の化粧水


明治時代のセッケン




セッケンパッケージ



桐箱入りのセッケンもあったようです・・・




ブリキ缶、化粧箱
この時代、セッケンは主に贈答用として使用されていたようです・・・。


化粧品メーカー

桃谷順天館



美顔水は現在も販売されているようです・・・



この時代でも、広告に力を注がれています・・・


お馴染み資生堂





伊東胡蝶園



御園白粉
江戸時代の初期から明治にかけて白粉は鉛が入っていたそうです。
この鉛が有害物質なので、鉛を除いた無鉛白粉を開発、発売。
凄いですね!
パッケージも素敵・・・


ヘチマは昔から肌にいいと言われています・・・



ヘチマコロン


モダン化粧品も・・・



レート化粧品
この時代にあった化粧品メーカーです・・・。



レートジュニア
この時代に少女向けの化粧品が発売されています・・・
中原淳一のイラストパッケージ・・・
人気があったでしょうね・・・



化粧品番付



東の横綱・・・資生堂
西の横綱・・・クラブ


白粉瓶



瓶がレトロでとても素敵・・・





化粧品の小物



とても可愛い・・・





油とり紙



デザインが素敵・・・


紙白粉



携帯に便利ですね・・・


化粧品のパッケージは

植物的な曲線が特徴の・・・




直線的、スッキリデザインの・・・



アールヌーヴォー、アールデコ、当時欧州で流行したデザイン様式をいち早く取り入れられ日本風にアレンジさせたものが・・・

化粧品はやはり中身も大切ですが、「美しくなる」という夢を与えるものなので、パッケージはとても大切ですね・・・。
この時代に、化粧品にここまでこだわっているとは驚きです・・・。


勉強、運動、裁縫、お手伝いなど、当時の女性の暮らしを垣間みることができる・・・



「少女幸福双六」

見応えある企画展になっています・・・。

ご訪問頂きありがとうございます。

美ソフィア



コメント (2)
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