四季折々の植物園は香りの劇場・・・。
今回も前回の続きなりますが、「京都薬用植物園」より・・・
☆ハーブ園・・・
ハーブは昔から、食料、病気直し、美容にと様々に用いられてきました・・・。
「コウスイハッカ」
シソ科
「レモンバーム」の名で良く知られているハーブです。
名にコウスイと付くだけあって、とてもいい香りがします。
心も体もリラックスできます・・・。
また、古くから若返りのハーブともいわれています・・・。
「マンネンロウ」
シソ科
「ローズマリー」の名で良く知られているハーブです。
香辛料としてお料理に良く用いられています。
こちらのハーブも若返りのハーブともいわれています・・・。
小さな青い花がいっぱい咲いています・・・
「レモンユーカリ」
フトモモ科
触れると爽やかなレモンの香りがするハーブです。
抗菌・殺菌作用があるといわれています・・・。
このハーブ、私も育てていましたが、今年の暑さで・・・
また、時期がきたら買ってきて育てたいと思っています・・・。
「ティーツリー」
このハーブは、今年の6月にもお伝えしましたが、その時は白い花がいっぱい咲いていましたが・・・
6月中旬撮影時
この秋は、花はもちろん咲いていませんが、黄緑のとてもきれいな葉が生き生きとしています・・・。
生命力の強さを現しているようです・・・。
抗菌・殺菌作用に優れているハーブです。
☆漢方処方園・・・
漢方で処方されている薬用植物が栽培されています。
「ナツメ」
クロウメモドキ科
学名:Zizyprusjojubararinemis
生薬名:タイソウ(大棗)
利用部分:果実
ナツメの実がいっぱい・・・
果肉はお料理に、お菓子に用いられて、乾燥した果実はドライフルーツとして滋養強壮にも利用されています。
「キハダ」
ミカン科
生薬名:オウバク(黄柏)
黄色染料としても用いられているそうです・・・。
「トウゴマ」
トウダイグサ科
生薬名:ヒマシユ(ヒマシ油)
利用部分:種子
種子を圧搾して採取したオイルは、キャスターオイルとして、美容の方でもスキンケアに用いられいます。
☆「展示棟」
この建物は、もともと、神戸市東灘区にあったものを、阪神淡路大震災で被害を受けたので、こちらの地に移築、再生されたそうです。
「生薬の標本」
こちらの展示棟は、この6月にもお伝えしましが、今回は2階も・・・
2階へ
秋の陽射しがカーテンを通して入っています・・・
とても素敵です・・・。
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☆フロワー・・・
世界最大の花「ショクダイオオコンニャク」・・・
1993年から栽培されていて、2017年・関西で初開花そして、2022年連続開花・・・
そして・・・
今、育ておられる「ショクダイオオコンニャク」。
開花まで後数年かかるとおっしゃっていました・・・・
植物=人間 共生 植物に感謝!!
「武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園」より、秋の植物園の様子を、前回と、今回と2回に渡ってお伝えしました・・・。
鴨川 秋の京都
水が穏やかに流れています・・・
2022年9月26日撮影
ご訪問頂きありがとうございます。