2021年、春バラも、もうそろそろ見納めかと思い、昨日の朝、バラ園に行って来ました。
いつもお伝えしております「中之島バラ園」には、歩くバラの文化史「パッチワーク花壇」があります。
今回は、この「パッチワーク花壇」と、素敵な薔薇たちをご覧頂けたら幸いです。
大阪、「難波橋」の階段を降りますと、「中之島バラ園」
バラ園には、「難波橋」から、「ばらぞの橋」へと、西から東に広がるバラ園中心部の大花壇があります。
「パッチワーク花壇」
足元には年代を記したテンプレートがあります。
Before 1900年
1900年以前の薔薇の姿が一番手前に植えられています。
現代から2000年代まで、10年ごとに区切られていて、年代別、薔薇の品種改良や流行の歴史が分かる様になっています。
1900年代~
1910年代~
1920年代~
1930年代~
1940年代~
1950年代~
1960年代~
「ばらぞの橋」へ向かう所に、イギリス風の小庭があります。
イギリス風の小庭を通って、「ばらぞの橋」へと続きます。
ラベンダーがイギリスらしさを現していますね!
ちょうど、ラベンダーに、蝶々が止まっていました。
「ばらぞの橋」を渡りましたら、1970年代に入ります。
1970年代~
1980年代~
1990年代~
ここから2000年代へ~
この「パッチワーク花壇」を観て感じたことは、1970~ 80年代は真っ赤、オレンジが美しく咲く、強い姿の薔薇が好まれた様です。
1990~2000年代は、ふわふわした優しいパステルカラーがトレンドになっている様です。
薔薇にもファッション同様、その時代の気分と反応する様です。
「パッチワーク花壇」は、薔薇の見頃の時は、人が多いので、とてもシャッターを切ることが難しいのですが、昨日は人も少なくチャンスでした。
「中之島バラ園」に訪れらる機会がございましたら、一度この「パッチワーク花壇」をお歩き頂き、薔薇の歴史を楽しんで頂けたらと思います。
《バラ園の風景》
「桜貝」 日本
優しい色調、名に相応しい薔薇
「藤娘」 日本
「パパメイアン」 フランス
ビロードの様な光沢があり、何といっても、香りが魅力的な薔薇
青バラ 「ブルームーン」 ドイツ
これまでなかった青系色の薔薇
香りが柑橘系と少し珍しい・・・。
「ナエマ」 フランス
カップ咲きと呼ばれ、ブランデーグラス、ワイングラス型の花姿と、フルーティーな香りが特徴的な薔薇
「ピース」 フランス
平和への願いを込めて名付けられた薔薇
2021年5月29日朝、撮影した画像を投稿します。
いつの時代も、薔薇は、人の心を優しく包み込み、癒してくれます!!
こんな薔薇の姿も、今年オリンピックは・・・。
「聖火」 日本
1964年、東京オリンピックの感動で名付けられた薔薇
燃え上がる炎をイメージして造られた様です。