先日、京都・やわたで行われましたイベント「竹あかりの夕べ」に参加しました時に、少し待ち時間がありましたので、会場となった「松花堂庭園」を散策してみました・・・
「松花堂庭園」は、約22,000㎡の広さがあり、庭園内には40種類を超える竹や、300本を超える椿の他、桜、梅、紫陽花、紅葉等々が植樹されていて、四季を通して景観を楽しむことができるそうです・・・
今の時期は、やはり紅葉ですね・・・
〈松花堂庭園〉
庭園内は、落ち着いた静かな空間が広がっています・・・
入園してすぐ目に入ったのが、扇型をしている竹のオブジェです・・・
京都・やわたの竹の産地を感じる演出です・・・
ハチク・・・
内園と外園があるとのことなのですが、内園は、3年前の大阪北部地震の時に被害を受けて、現在も修理中とのことで、外園のみ散策しました・・・
池には・・・
竹細工で水を・・・
沢山の鯉も元気よく泳いでいました・・・
準絶滅危惧の植物も・・・
侘び寂の心を感じる・・・
絵図をもとに建てられた松陰
お茶会もできるそうです・・・
また、竹陰、梅陰もあるそうです・・・
お庭のお手入れが行き届いています・・・
絵を描きたくなるような雰囲気の風景・・・
ちょうど、カラスが飛んできました・・・
歌人、吉井勇も「松花堂庭園」を詠んだ歌集もあるそうです・・・
どこも絵になる静かな美しさ・・・
「松花堂庭園」は、江戸時代初期、寛永文化を代表する文化人で茶の湯、書などを得意とした松花堂昭栄のゆかりの地です・・・
こんなところに隠れた名所があるなんて・・・
今回は、30分程度の散策でしたが、「松花堂美術館」もありますので、また梅の季節に訪れて、梅の香りを静かに楽しみたいとも思います・・・
竹と椿
「松花堂庭園」より・・・
2021年11月20日夕刻・撮影
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