ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

理系と文系の狭間で。

2011-06-13 08:11:59 | ブダペスト
今回のブダペスト旅友本は、2冊。


一つ目は、「山本容子のシュールなフランス語講座」。
日本を発つ直前に、名古屋でお世話になっていたフラ語に詳しい先輩女子からのプレゼントです♪






山本容子さんがフラ語を習い始めたきっかけはフランス料理を習い始めたことらしく、
その当時のことや、フラ語の面白さ、大変さ、クラス感の持ち方などが書いてあり、
かなり興味深い割にはお気楽でいい感じの本でした。
何がいいかって、山本容子さんの作品の入った「絵本」スタイルだったことですね。
見てるだけで楽しかったです!
それに、日々、フラ語に苦しめられてる?私には、未だ持ちえなかった感情というか、
フラ語を学ぶことの楽しさが溢れていて、とってもリラックス出来ました。
そーですよね、楽しまなきゃね!
ついつい、上達だけを狙ってしまうので、ツライと思っちゃうんだよな~と。
ただ、目標意識は持たないと、いつまでも「上達」はしないと思うので、
そのバランス感は大切なんですよね~。


そして、二つ目は、「さいえんす?」という東野圭吾さんのエッセイ集です。




これはー、
かなりおもろかった。
これが面白いと思うのは、やっぱり私には理系の血が少しは流れていたんだろうか?
DENSOでエンジニアをしていた東野圭吾さんの、その現場感がものすごく
リアルな感じに、何かが毛細血管まで行き届くような面白さでした。
んー、具体的に言うと?
「思わず、そのセンテンスに線引きたくなるような気分」っていうんかなw

東野圭吾さんの作品はもちろんけっこう読んだし(しかし、多作だなー)、
作品自体が面白いのは周知の事実ですが、こーいった思考回路ってのが裏打ちされたものなんだなーと
思える、かなり興味深い内容でした。
ついつい、続けて2回読んでしまった。(笑)
そーゆー本ってあるよね~。うんうん。






レヒネル建築とハンガリアン・マダムの割切りっぷり(笑)

2011-06-12 18:08:59 | ブダペスト


ハンガリーを代表する建築家、レヒネル・エデン(Lechner Odon)。
##ごめん、ウムラウトの表示できず。。。

ハンガリー・アールヌヴォーの旗手でして、「西のガウディ、東のレヒネル」だったんですよ。

で、その彼の代表的建築物がいくつかあるので、いってみました!

冒頭の写真は、「郵便貯金局」。
うーん、ステキです!
どうやら、内部は、体内のように「肉感的」とのことですが、、、
なんせ、日曜日。郵便局は休みです。残念・・・・。
せめて、扉だけでも。。



屋根のかなり上の方も、ものすごく凝った装飾で、圧倒されます。


しかし、これは、、、、誰が見るんだ?!というぐらい、気が付かない(苦笑)



次は、「工芸美術館」。
ブダペストで初のアールヌーヴォーなデザイン建築物。



すごいっ!屋根の装飾は、ジョルナイのセラミックらしいのですが、キレー!!!

入ってみると、エントランスがこれ。(一応、美術館なので入れましたw)


そして、メインホールが、これまた美しい。



うっとりしながら、せっかくなので、企画展を鑑賞。
何の展覧会なのか、さっぱりわからないのですが、、、笑
いろんなところからいろんな年代のモノがあり、それはそれでかなり面白かったです。

例えば、この家具。


欲しいっ!!!

そして、これも!!!



誰か、私にくれないかなーと真剣に、ヨーロッパの旧家マダムとお友達になるにはどうすればいいのか、
考えてしまいました。笑

そして、もろもろ堪能していて、館内を回っていたら、、、、急に、展示スタッフのおばさまが
話しかけてきた。

わからんぜよ、ハンガリー語わっ!と、思っていたら、
突然、順路ではない、横の扉が忍者屋敷のように開き、ジェスチャーで
「ここから出なさい」と指示される。
へ?と思ったら、時計を指さしているので、
「あー!18時だから、閉館?っていうか、まだ17時50分だけど?」と反論する間もなく、
「ハイハイハイッ!」という感じで部屋の外に追い出される。

ボーゼンとする私とダーリンの横を、彼女達(すでに複数人)は、カツカツと
ヒールを鳴らしながら、他の部屋に入ったり出たりしているなーと思ったら、、、


そーなんですよ。あっさり、自分の業務時間終了=帰宅時間で、帰っていってしまいました(笑)
いいなー、残業レスなこの感じ。この割り切りの良さ。
トレビアーン♪笑

ノロノロと美術館を出ながら、うーん、私もハンガリーに住んじゃったりしたら、
この割切りっぷりが身に着いちゃう?とか、考えながら、
レヒネルデザインを外からも満喫するのであった。















美しすぎる。。。。全部知らないから美しいのか?

2011-06-12 12:44:05 | ブダペスト
夜が明けて。でも私はけっこう寝倒しててw
旅ではかなりダラダラしてる私。
(いや、こっちに来てからは毎日か?笑)
脳みそが溶けて耳から出そうな感じのダルーイ感じが旅っぽくで好きです。ハイ。


さて、、世界一美しいという国会議事堂。


中の見学がガイドツアーのみ、ということで、英語ツアーの時間を狙った・・・わけではなく、
言ったらたまたまその時間だったんですけどー、
とにかくラッキー♪と思ったら、



ゲゲッ。
チケット売り切れ?
しかも、今日の分全部?(英語とか関係なく)

フラ語でいうところの「ウララ~っ!!!」って感じです!!

うーん、この炎天下の中、歩いてきたのに。。。
そう、ブダペストはむっちゃ暑かったんですよ。
天候よすぎ。
日差しが「夏」でした。

仕方がないので、
ぽくぽくとドナウ沿いを歩き、見たかった建物があるので、そちらに向かう~。
途中、こんなものが。


そして、cafeでレモネードで一休み。


おっ。ハンガリーな公衆電話発見!


ピンクな感じがむっちゃラヴリー♪
けっこう気に入りました。
BOXの色は赤だし♪

この後は、(仕方がないので)日曜日も時間帯も影響のない「建築物見学(外観のみ)」に行ってきまーす!




ハンガリー料理って意外においしい~♪

2011-06-11 20:26:25 | ブダペスト
夕飯は、ハンガリー料理を食べます☆

ハンガリーで有名な食べ物といえば、
グラーシュ。




そして、フォアグラです。


食べてみたんですが、冷製仕立てで私的にはかなりNGでした。
しまった。やっぱりソテーしたものを頼めばよかったな~。


いろいろ頼んで、デザートはチーズ。
そう、こちらに来ると、チーズはあらゆるところにいます。


ワインを開けてゴキゲンな感じです☆

帰りはタクシーに乗ってみましたが、すれ違ったバス?がやたらとにぎやか。
なんじゃ?と思ったら、なぜか、ヌードに近い男子君達がたくさん乗っていて騒いでました?!
脱ぐの好きだよな~。

先日、うちの近所のとっても大きいランナバウト(ヨーロッパによくある、ロータリー式の交差点)を
ヌーディーなサイクリニスト達が群れをなして音を出して大声を出して自転車で走ってたのを思い出したよ。
一応、ポリスに届け出を出してたみたいで、白バイ(っていうのか?)が、先導してたのがけっこう笑えたけど。



ラビリンス。

2011-06-11 18:46:09 | ブダペスト
王宮のあたりに行ったら、ダーリンが「なんかさー、地下にある迷宮っぽいのがあるらしい。行ってみる?」。

ふぅーん。
まぁ、行きましょうか。

って、行ってみたら、そこは、ほんとに暗くて長くてくねくねした洞窟。
真面目にインディー・ジョーンズな世界である。

ラスコー洞窟のような壁画があったり、
ワインの流れる泉があったり、
いろいろ趣向が凝らしてあり、ちょっと迷ったり、ドキドキしたり。



お化け屋敷とかではないけれど、なんせ暗いんで、いきなり何かが置いてあったりすると、
それだけで脈が速くなる(笑)

でも、一番驚いたのは、くらーい暗い物陰でひたすらキスしてるカップルを見つけた時でした・・・・。
心臓に悪いからやめてくれよ~><

最後には、こんなモノも~


どーみてもコカ・コーラの瓶ですな。。。


さて、地下ラビリンスから出てくると、素敵な教会が!

でも、時間帯で中には入れませんでした。がっかり。

そして、大好きなヘレンドのショップへ~♪

でも、時間帯ですでにやってませんでした。がっかり。。。
また例の「週末CLOSED」にやられてしまいました。
ロス・チャイルドのシリーズが欲しかったんだけどな~。

働けよ~、もっと、さぁ~!!!って感じですが、仕方がありません。


そして、王宮からエリザベス橋を渡り、ペスト地区へ。
世界一美しいと言われる国会議事堂。
ドナウ川のほとりに建つ姿は、ほんとにすばらしいです。



ドナウ川沿いを散歩しながら、ホテルに戻ってくる途中、ホテルの前の公園の樹に
たくさん写真?が貼ってある。


なんだろう~と思ったら、おおっ!これは、マイケル!
そう、マイケル・ジャクソンの写真や記事、マイケルに宛てた手紙?がたくさん貼ってありました。
マイケル、ブダペストでも大人気なんですね~。
そーいえば、寝ながら聞いていたガイドでハンガリーでビデオのロケしたとかなんとか言ってましたね。
(すみません、詳しくはわかりませんが。)

マイケル好きのSBTくんに話したら、得意そうに喜ぶかもね~と、
懐かしい人の顔を思い出しました。


ホテルで、ちょっと休憩し、夕ご飯を食べに出かけます。
で、地下鉄に乗ってみた。

まず、入口は、アール・ヌーヴォーしてますね~。


切符を買って改札へ。
チケットに切れ込みが入り、日時が印字されるのだけど、
一応マシンがあるのに、なぜか、その印字された乗車券をいちいちチェックする
二人のおじさん。


改札機があるんだったら君ら必要ないやろー?

そしてエスカレーター。



やたらと深いっ!!
これは、ロンドンよりも深い?
しかも、エスカレーターのスピードが速い!
日本の2倍ぐらいありそうな速さ。
現地の人でも、エスカレーターに乗るのに、「ぇ、えぇいッ!」という感じで
乗る人もけっこういるみたい。


そして、ホーム。
なんか、小っちゃいなーと思ったら、そもそも電車が小さい。
3両しかないw


そして、乗ったら、いきなり誰かがよってきた。
そう、車内で検札。

ブダペストって、そんなにみんなキセルする可能性があるの?
この妙な厳戒態勢にびっくりである。
それとも、就業を保証するために、正直あまり必要ない仕事を作っているのだろうか?とまで
思ってしまうほど、どんな小さな駅でも、改札に必ず二人がいるよ。笑


不思議ですね。ブダペスト。