ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

Durbuy,再び!

2011-12-26 00:43:01 | ワロン地方(ベルギー)
クリスマス(ノエル)を楽しむ?ために、ダーリンとDurbuyにやってきました!

8月に友達と一緒にちょっと寄った場所ですが、かなり可愛くってお気に入りの街です。

このちいちゃな街、相変らずたくさんの人が来ていました。
着いたのは、すでに18時半。
辺りは暗く、、、、そして、クリスマスマーケットはすでに終わっている。
・・・というよりも、クリスマスイヴのため、みんな、早々と閉店してしまっていました(苦笑)
みんな、商売っ気がない、、、というか、やっぱり、ノエルは家族で楽しむ日なのか、
日本でいう、大みそかの雰囲気です。

ダーリンがササッと予約してくれたホテル、レストランが併設されているところで、
そこでクリスマスディナーとかしちゃえぇぇぇ~!という目論見だったみたいだけど、
そのレストランは、すでに閉まっていました(笑)

で、ホテルにチェックインしようとしても、人がいない(苦笑)
ロビーにクリスマスツリーがこうこうと輝いているだけです?!


大声で、声をかけ続けていると、掃除していたおっちゃん(おじいちゃん?)が一人出てきて、、、
私がしどろもどろのフランス語で予約していることを告げると、
「ああ、聞いてるよ」とのことで、とりあえず、部屋のカギをもらえて、
ようやく部屋に入ることが出来ました。ホッ。

とりあえず、夕食をどこで食べるかレストランを探しに行きます。

Durbuyの街のメインな橋には、たっくさんのキャンドルがともされていて、
なんとも幻想的です。


サンタさんが、雪に埋もれそう!笑


ディスプレイもノエル。





しかし、、、
目についた、カッコよさげなお店に予約しにいけど、「予約がイッパイなんだけど、、、」と
断られる。


私たちの前にいたおそらくゲイなカップルも、ショボーンとしながら出てくる。
私達もうなだれながら、次の店へ。
そして、その次も断られる。。。
3件目でようやくOK!よかった~!と思ったら、ゲイカップルもそこを予約出来たようで、
「僕たち、レストラン探しまくってるよね~」と声をかけられてしまった。笑

ま、そんなこんなで、街をさまよっていると、キラキラと光る明かり・・・・
おおおっ、あれはミラーボール?!



バブル時代にお世話になったミラーボールにここで再会するとは。。。笑


で、お散歩していたら、予約時間になったので、お店に。
今日は、ノエルメニューとのことで、シャンパンを抜いてディナーを楽しみます。
ちょっと写真が暗いですが、食べたのは、こんな感じ。


アミューズ。


これは、ふぉわぐら、のムースですねー♪美味し!


ホタテのクリーム仕立て。これも美味しかった!


これが、メインの鹿のグリル。
ドデカイ肉の塊を網の上で焼いていて、それを切ってサーヴするんですね。
まさに、「たたき」風です。





思った以上においしくて、ゴキゲンです。


そーいえば、クリスマスに二人でディナーとか食べたこと、今までなかったんじゃ・・・?笑
私の単身赴任生活が長かったのもあり、いつも、クリスマスは、お互い別々に過ごすことが多かったのを再認識。

クリスマスというよりも、その後の年末年始の旅行に出かけることがメインになっていた今までを振り返ってみました。

1年前のクリスマスイヴは、金曜日で、もちろん出社して、確か、しのちゃんとランチして、
夜は、ホリホリともつ鍋食べたなー(笑)とか思い出してみた。

いろんなことがあったね、この1年。
なんだか、12月に入ってからも、日本にいる時と違って「年末」ってのをあまり意識出来てなかったんだけど、
ようやく、「あー、今年が終わっちゃうんだな~」と感じ入りました。


次の日は、それこそ、日曜日だし、お店なんて開いてないよな~と思ったのだけど、
前から行ってみたかったお肉やソーセージを売ってる店がポツリと開店していたので、
嬉しくって、生ハムとかソーセージとかを買い込みました。





感じのイイ店で、大満足!


こうして、私のノエルは、あまりノエルっぽくなく終了。

やっぱり、日本人にとって、ノエルは、あくまでも「イベント」なのかもしれないですね。
「お正月」の方が、こう、精神的にとても大事な気分になれるのは、やっぱり、
日本ならではなのかも。

帰りの車中で、ノエルとお正月について、二人でディスカッションしながら
おうちに帰りましたとさ。







初ルクセンブルグで西ヨーロッパ制覇の夢をかなえるはずが・・・?

2011-12-25 18:31:04 | ワロン地方(ベルギー)
はーい!みなさん、楽しい楽しいノエルを送っていますかッ?

私は、いつも気まぐれなダーリンに振り回され、急遽、プチ旅行に出かけました。
楽しいけど、いきなりでびっくりなことが多いです。苦笑。


でー、気になる行き先は、、、ルクセンブルグ経由Durbuy行きですッ!

ルクセンブルグは、他にお出かけする際に高速を走ったりしますが、
ちゃんと降りたことのない国。
ガソリンや、もろもろ、買い物するとむっちゃ安いッ!という話を聞きますが、
行ったことはありません。
・・・が、私にとって、ルクセンブルグは、なんといっても、かの「Villeroy&Boch」の国です。


そして、この国に行くと、なんと!
西ヨーロッパすべての国にいったことになるのではッ?!
・・・・・と、むっちゃワクワクしたけど、
よーく考えたら、一度もスイスにいったことのない私。(トランジットはありますが。。。)
スイスほどメジャーな国に行かずして、西ヨーロッパ制覇とは、思い上がりも甚だしいですね。
反省です。

でも、よーく考えると、そもそも、「西ヨーロッパ」って、どの国があるんですかッ?

ってことで、調べてみました。
・・・ところが、、、けっこう、いろんな概念と歴史があるようで。。。
wikipediaを見ても、「これらの国々も含まれる場合がある」「このらの国々は、●●ヨーロッパに含まれることもある」
とかなんとかややこしいですね。

ってことなので、勝手ながら、これら記述の「一番広い(一番多い)」考えを採用してみると、
西ヨーロッパに属するのは、以下の18ヶ国です。


オランダ
ベルギー
フランス
ルクセンブルク
ドイツ
オーストリア
スイス
リヒテンシュタイン
アイルランド
イギリス
アンドラ
スペイン
ポルトガル
イタリア
サンマリノ
バチカン市国
マルタ
モナコ


わおおおっーーーーっ!!!
実は、スイスどころか、、、

・リヒテンシュタイン
・アイルランド
・アンドラ
・サンマリノ

この4か国にまだ足を踏み入れてないことをアラタメテ再認識っす。
なるほどー、実は、ギリシャとかは、「西ヨーロッパ」には属さないんっすね~
まぁ、別に、私にとっては、どちらでもいーんですが。

いやー、正直、ヨーロッパって、ほとんど行ったしなー・・・などと
のたまわっていましたが、文字通り「世界は広い」。

私なんて、まだまだのマダ!ですね。

ってことで、まずは、ルクセンブルグに行ってきまーす!!!

・・・・と、慌てて用意してでかけようとしたら、
うちの車のバッテリーが切れている・・・・・♭
まじですかッ!!!!



はぁ~。バッテリーケーブルも買いに行き、ようやくチャージしてお出かけ!



で、着いた!
Villeroy&Bochのファクトリー!!


・・・・が、ちょうど、店から出てきた人が、ブツブツ言ってる・・・?!

えー、まさか?
どうやら、ちょうど、たった今、まさに今、お店が閉まったらしい。。。(泣)


クリスマスイヴなので、閉店時間が早いのか。。。

あーあ、
やっぱり、朝早くからこなきゃいけなかったんだよー。
車のバッテリーが切れたのどうのこの言ってる段階で、アウト、でした。
ショボーン♭
まぁ、仕方がないですね。

んー、まぁ、しょうがないので、ルクセンブルグらしい場所に行ってみるかと
景色を見に行ってみました。




でも、寒くて、正直、感想はナシ。
たぶん、春か夏にもう一度来た方がいいかも。。。(苦笑)

すでに葉っぱがぜーんぶ落ちちゃった樹にイルミネーションが巻きつけてあるのが
ちょっとおもしろい。。。


そして、WiFi Zone がわざわざ地面に描いてある?!


・・・と思ったら、アンテナ設置されている場所でした。


こんなところに(信号の横、みたいなところ)、ニョキっとわざわざそのために1本立ってるのが
けっこうすごいね。




ってことで、一路、Durbuyへ!!

続く。










世界一小さな町、Durbuy。

2011-07-31 20:48:45 | ワロン地方(ベルギー)
この後、Durbuyに行きました~!

ここは、アルデンヌの森深くにあり、人口500人ほどの世界で一番小さな町。
そして、食通が集う美食の町。・・・・らしい。

町に入ると、か、か、かわいぃぃぃ~ッ♪




町全体が、グレーの建物と石畳で、それが洗練されていて、お店もオシャレな感じ。
残念ながら、すでにお店はCLOSEDな時間だったので、レストランしか開いてませんでしたが。

とにかく、石畳の中世な小道が、絵本の中にいるようで、もうっ、ため息が出るぐらい、ラブリー♪





イイっ!

食事をするほどお腹が空いてなかったので、ビールだけ。
もちろん、ビールは、地ビールのDurboyse。






うーん、ステキすぎる。
やるね、ベルギー!

しかし、この町、ヨーロッパのリゾート地として有名らしく、
観光客がほんっと多い。
でも、日本人はほとんどいない。

今回、食事は楽しめませんでしたがー、また次回行ってみたいと本当に思いました。
出来ればお泊りでビールもワインも飲みたい~♪


そーだなー、この町のまとまり感、ラブリーなのに、洗練された「大人」です。
日本の観光地でいうと、黒川温泉を思い出しました。
ある意味、「よく出来てます。」ハイ。





フレイールとヴェーヴ。皇太子もやってきたお城。

2011-07-31 18:54:16 | ワロン地方(ベルギー)
すっかりランチも食べてごきげんな感じだが、、、、そういえば、
まだ城を見てないぞ!

どれにしようか、迷った中で、選んだのは、じゃーん「フレイール城」Château de Freÿr !

3段テラスのフランス式庭園があるらしい!!・・・と聞けば、いやでも
庭園好きな私の気持ちがアガル!


入場料は7.5ユーロ。
日本語の案内資料も貸し出してくれる。

なんだか、室内もゴージャスで興味深いんですが、私の趣味ではないので、
レポートは割愛(すんません、勝手なブログで)
でも、このwebサイト、けっこうキレイな写真がいくつか載ってるので、
興味のある方はみてください。
自分で作った?って感じのサイトですが。

Le Château de Freÿr


お庭お庭~!





おおっ。これは、まさしくフランス式。
ベルサイユ宮殿を彷彿させる。(行ったことないけど。。。)
刈り込んだ植木がいい感じです。

途中で、天気が良くなってきたので、お庭もキレイ~!!!





しかし~っ
んん?
この庭園を一望できる場所がない???
この3段テラスの一番上に行けば・・・?

いや、無い。

えぇぇぇ~っ。
フランス式庭園は、やっぱり一回は全体俯瞰しないと!
その幾何学的な美しさがわかんないじゃーん!

と、ブーイング。
すると、この城の紹介が載っていた本に、
「ムーズ川の対岸の小高い丘にフレイール城を見下ろすビューポイントがある」とあるじゃないかっ!

そう聞いたら、行くしかないです。
ダーリン、よろしく~!っていうか、カーナビ、よろしく~!

と、いうわけで、対岸へ。
これか?いや、これか?と、少し迷いながらも、たどり着いた「ビューポイント」。





トレビアァァァァアンッ♪

素晴らしっ!
これが、見たかったの。私の目で。



やっぱり、いいよ。イイ!
来てよかった~!と改めて思う。
そして、なぜ、あの城は、この場所を案内していないのだろうか?
こういうビューポイントがあると、魅力が更に倍増すると思うのだが?
もったいないです~。

ちなみに、このビューポイントは、ほとんど人がいない。笑
お城にはけっこうな人がいて、観光バスまで来てたのに。
ほんと、勿体ないけど、気づいた人だけが得をする感じでもあって、
ちょっと嬉しい。笑
人間で勝手だな~

・・・とか思いながら、フレイール城を後にし、次のお城は、、、と思ったら、
すでに17時前。

あー、たぶんもう閉館(閉城?)しちゃうーと思ってあきらめかけたけど、
近くにキレイなお城があって、入れなくっても、見るだけでもステキかも。
と、行ってみたのは、「ヴェーヴ城」

5本の円塔があり、優美な「お城らしいお城」。



可愛らしい中にも、凛とした風格がありますね。
素晴らしいです!


しかし、webを見るとわかりますが、、、
このお城、けっこう商売上手な感じ。
場所を貸してみたり、子供向けのエコールを設定してみたり。
歴史だけではなく、子供連れでも意外に楽しめるのかもしれませんね。



うーん、古城満喫!
まだまだあるけど、それは、また今度ってことでー。









シタデルってしってる?

2011-07-31 14:35:43 | ワロン地方(ベルギー)
Dinatって小さなかわいい町には、「城砦」がある。
シタデルというのだそうだ。

城砦って、けっこう「シャトー」とかも呼ばれちゃうんだけど、
ここは、シタデルの名がついている。

とにかく、この例の切り立った崖の上にあるシタデル。
ロープウェーもあるというので、いってみた。
一人7ユーロ。
ちなみに、階段もあり、400段ぐらいらしい。

上ると、眺望はけっこうイイ。
川に沿った街並みがかなりラブリーだ。




そして、ちょっとした軍事博物館になっていて、武器とかが展示してある。


そこに、こんな人が。。。

まつげ長すぎっ!笑

そして、その隣にもこんな人が。。。



思わず、写真撮るしかない。笑


一通り見てから下に降りると、チケット売り場のところにお土産物コーナーが。

何気にテントウムシのこの人形を見つけた!
うわっ。かわいぃぃ~♪



この手のハグハグしたモノってよく見かけるけど、これは突出してカワイイ♪



欲しーーーっ!と思ったが、今のおうちには飾るところが無いので我慢した~♭
・・・・が、今でも欲しい。
今度ディナンに行った時は絶対買う!
(って、いくんだろうか・・・?笑)


歯が立たない・・・という日本語の本当の意味を知る。

2011-07-31 12:55:27 | ワロン地方(ベルギー)
Chiyoちゃんが来ているので、ブルージュに行ってみようかと思っていたんだけど、、、
突然、ダーリンが、「ワロン地方の古城とか見に行くなら車で連れて行ってあげるよ」と。

おおっ!素敵!
電車の移動も悪くないけど、そろそろお疲れ気味な二人、
「連れて行ってもらえる」ってのに目が輝きます!苦笑。

ってことで、ダーリンの運転で目指すはディナン(Dinant)という町。



ここは、切り立った岸壁が運河沿いにあり、要塞のようなその壁を背にして
玉ねぎ型のドームを持つノートルダム参事会教会が建っており、
対岸から見ると崖と一体になっている姿が
実に美しく文字通り「絵になる」場所として有名である。




そして、ワロンの古城めぐりの拠点になる街でもある。

ってことで、ブリュッセルから車で1時間半ぐらい。
サラッと着いた、ディナン。



いやー、小さな街ですが、意外(おっと失礼!)に、観光客多し。
こんなに寒いのに。。。笑

運河クルーズもあります。けっこう遠くまでいけちゃうらしい。




そして、、、この街は実は、「サックス誕生の街」なんです!

街のメインストリート(わずか数百メートルの「サックス通り」)に、サックスのモチーフが点在。
そーしーてー!






一番のメインスポット、教会の前の橋には、サックスのオブジェがたくさん!
しーかーもー!むっちゃ現代アートやんっ!笑






いいなー、このノリ。

アドルフ・サックス氏が、サキソフォンを発明したのは、この街が、
古くからの銅製品の加工業で盛んだったからだとか。
銅の食器や調理器具をフランス語で「ディナンドリー(Dinanderie)というのは、
この町にちなんで名づけられているんだって。



そして、この街の名物である堅焼きクッキーをいただきまーす!
その名も「ディナンクッキー」。

これ、洒落ではなく、デザインされた木の「型」で作られていて、
まさに、日本の和菓子(落雁)の型を彷彿させます。
(もっとデカイっすけどね。)




こーゆー、むっちゃ職人芸に弱い私。
興奮してやたらとクッキーの写真をとりました!

葡萄とかお魚とかフルーツバスケットとか、それこそサックスとか、
ものすごい種類の型があって、ウィンドウに焼き上げられたのが並んでいて
むっちゃ楽しいッ!






これだったら、割れないからお土産にいいかも~☆と、chiyoちゃんも乗ってきた!


・・・・が、食べてみて、びっくり!
堅いって、言葉の他に堅いって表現が日本語にないのかっ!ってぐらい、堅い(笑)
むっちゃむちゃ堅いっ!
歯が立たないってこういうことを言うの?というぐらい、堅い。
立たないどころか、歯が折れそう(笑)


どうやら、コーヒーに浸して柔らかくしてから食べるらしいのだが、
浸してみても、か、か、堅い。。。
思わず、「もう一回浸していい?」と、戻したくなるぐらい、堅い。
なんとか食べてみたけど、堅くて味がよくわからない。。。笑
でも、すっごい素朴な味。
ガイドブック等によると、小麦粉とはちみつで出来てるらしいけど、
ほんとにその味しかしない。笑

んー、んー、と、うなりながら食べてみたけど、結局お土産としては購入せず。
でも、見た目はイイ感じなので、家で飾っておきたいぐらい可愛いです。