ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

ゴッホ生誕の地と複雑な国境地区。なんじゃこれ?笑

2012-01-08 22:30:58 | Brusselsな毎日
またまた、ゴッホ大好きなダーリンに強制的に連れて行かれた、ゴッホゆかりの地。
今回は、「ゴッホ生誕の地」という、ベルギー国境に近い、オランダの「Zundert:ズンデルト」です。


ここは、ゴッホのお父さんがこの地区の教会で牧師をやっていた時に生まれたらしいです。
弟のテオとともに、幼少のころ遊んだりしたのかなー。

・・・と、思いながらも、やってきたZundert.
街のメインの場所(よくありがちなマルクト広場的な)に、ゴッホハウス(VINCENT VAN GOGH HUISE)
と名付けられた建物があります。
・・・が、実は、これ自身がゴッホの生家ではないんですなー。
どうやら、町おこし的に生家のあった場所にこの建物を建てたようです。
展示物と、レストラン(cafe?)が併設された建物です。



で、入口でチケットを購入(5€)入る時に、オーディオガイドを渡される。
横に幅の広い、気のイイおばちゃんが、「ゴッホ関係で他にどこかいった?」と聞くので、
「この間、ヌエネンにいったよ」というと、「ここは、ヌエネンよりもすごいのよ!」という。
ほっほー。
ヌエネンのゴッホセンターは、けっこう気に入ってたので、期待しながら入ると、、、
中は、映像を駆使していろんな説明がある。
英語のオーディオガイドは、やたら長くしゃべっている。。。

こんな感じの室内。




・・・が、結局、この二部屋で終わってしまった。
はッ?もう終わり?
他はないの?
続きの建物はどうやら、新進アーティストのギャラリーらしく、、、
ゴッホの名前はついてるものの、展示は全く関係ない。(苦笑)

うーん、どこがヌエネンよりすごいの?笑
びっくりしながらも、オーディオガイドを返却するために入口に戻り、
改めてそこの売店を見ると、おおっ。


こんなゴッホグッズ初めてみたっ!
自転車まであるなんてー。ちなみに、お値段は、330€ぐらい。高い(笑)
すごかったのは、これだけかも。ははは~。

笑いながら、外に出て、ゴッホが絵に描いたという教会を見に行く。


素朴な教会。これはこれで味わいがある。
一組の家族が、お墓参りに来ていて、せっせとお墓を掃除しているのがなんとも心温まる。

その近くには、ゴッホとテオの銅像が。



んー、そして、これだけである。苦笑。

どうやら、がっかりしたダーリンは、
「まぁ、日曜日の午後にさっくり来るにはよかったんじゃないかな」と
わけのわからないコメントをしていた。

で、どうせなら、ここにいかない?と言われた場所は「Baarle」
ここ、なんと、オランダとベルギーが入り組んだ街だそうで。

いわゆる、「飛び地」である。
が、飛び地の中に更に飛び地がある、というわけのわかんない状態で、
その歴史をさかのぼると、どうやら、ハプスブルグ家の分割やら長――い戦争の歴史やら、
ベルギーの独立の歴史などなど。という、ほんとにいろんな歴史の産物がこの入り組んだ国境の
原因となっているらしいです。
何度もキレイに解消しようと試みているらしいんですが、
そもそも、すでにここは、この入り組んだ国境が「ウリ」になっていて、
更に、国によって法律等のルールが違うことで、住民が得をすることもあるようで、
意外にも、国境の整理を反対しているのは、住民なんだそうです。

詳しいことを知りたい人はこちらをどーぞ。

それにしても。。。。。これは、スゴイ!笑
いりくんでいる、、、ってこういう事をいうんだッ!ミョーな納得。

今でこそ、シェンゲン条約で国境の出入りは自由だし、通貨も同じユーロだけど、
前はどうしてたのか・・・・?謎ですね~。


で、二つの国境の境は、ご丁寧に地面に「+」で描いてある!

「B」がベルギー側で「NL」がオランダ側!!


かなり入り組んでいて、地図で見るとこんな感じなんですねー。


オランダの中にベルギーがあって、更にその中にオランダがある。。。
もう、何がなんだかわかんないですよね。笑


街の中をフラフラ歩いているだけで、何度も国境を超える!
そして、もちろん、車を運転していると、カーナビが何回も何回も国境を超える度に
「You cross the border」と叫ぶ!笑。
このカーナビ、精度がイイのは認めるけど、、、、うるさいぞーっ!笑


しかし、何がスゴイって、これを「ウリ」にしているこの街自体!
こんなポスターとかもある。




いつまで、飛び地な状況を続けるんですかね。
それにしても、ものすごい興味深い場所でした。
ブリュッセルのお住まいの方々。一度、見に行ってみると面白いと思います。








かかさず紅白を見る。そして、年を越す。

2012-01-01 10:50:00 | Brusselsな毎日
ドイツから帰ってきた大みそか。

一応、大晦日っぽく、火鍋とか食べちゃいました!



そして、TVは、もちろん、録画しておいた「紅白歌合戦」!


うーん、今まで、年末年始は海外旅行中なことが多かったけど、
それでも、紅白は必ず見てた気がする~。
特に、アジアな国の、ちょっとしたホテルでは、必ずJSTVが放映されているので、
紅白はちゃんと見れたりするんですー。


ってことで、ドイツで購入してきたフランケンワインと一緒に火鍋♪


で、勢いがついて、クリスマスビール!


で、なぜか、紅白みてはしゃぎまくる私。

「今年、一番おもしろいね」とダーリンに言われる。
でも、自分が何をやっていたのかは、酔っぱらっていたので覚えていません。。。
たぶん、激しく踊っていたんだと思うのだが。。。

すっかり、しっとりしてきた紅白。

うーん、松田聖子と神田 沙也加が二人で「上を向いて歩こう」を歌うっていうのは、
ついこのあいだまでの「赤とんぼ」姉妹の代わりか?苦笑。



セントラルまで花火を見に行こうと思っていたけど、
酔っ払ってるのでめんどくさいッ=3

っていう、私の気持ちを見透かすように、
「MERODEに行くよ!」と言われる。

一駅向こうだったら、散歩がてら歩ける距離だーッ
そうだ、あそこは凱旋門も、公園もあるので、なんか楽しげかもー?

・・・と、お出かけな二人。

ドイツがかなーーーーーーり寒くて氷点下だったのと比べると、
このブリュッセルの気温は天国である!
いくら、帽子、ダウンのコート、手袋、ヒートテックを身に着けていたとしても!笑

ぽくぽく10分ちょっと。こんなポスターに笑いながら。。。


で、着いた!凱旋門!
すでに、爆竹?みたいな、音がスゴイ花火や、ロケット花火とか、
打ち上げ花火も個人的に(?)やっているー♪

ってか、ロケット花火、デカくない?笑↓





勝手にやってる打ち上げ花火、日本では、たぶん火薬制限でその辺にはゴロゴロ売ってないような大きなものみたい!
けっこう高くて大きくて、そして、連続して上がる!

そして、、、ぞくぞくと人が集まって来る!
みんな、手にスパークリングワインを持って、グラスを持って登場!

年越した瞬間は、大騒ぎ!
いろんな人がいろんな年を過ごした2011年だと思うけど、
こうして、楽しく新年を迎えられることに喜べるのはいいよね☆

さて、、、
みなさんにとっての2011年は、どんな年でしたか?

私は、1月に入ってから、直接的に仕事をやめる準備を始めていて、
そこからスタートして、震災を経験したこともあり、家族や友人や、いろんな人との関係と絆と、
自分自身というモノを改めて考えた年でした。
周りとの「つながり」と「支えられている」ということを再認識しましたね。
感謝しまくりです。ほんと。


そういった意味でも、「自分元年」でした。
とにかく、自分と向き合わざるを得ない年だったな~、
一個人の「私」と。

向かい合う、その中から何が出来たのか、、、、まだまだだなーと思いつつ、
でも、少しずつは進んでいるはず!と自分を励まします。

2012年は、更に、もう一歩、先に、いや、上に昇って行きたいと思います。
辰年だもんね!昇竜です!笑


それでは、みなさんの2012年が素晴らしい、ステキな年でありますように!