ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

日本に行って、びっくりしたことは?と聞かれたら・・・

2012-02-28 23:05:48 | 一時帰国。
今日、家庭教師フランソワの日で、一時帰国してた話で、
会話の練習をしました。

・日本に行って、どこに行ったの?
 →結婚式に出て、温泉に行ったり、東京にいったり。


・日本に行って、何を食べたの?
 →焼肉、寿司、蟹、もつ鍋 etc...


・日本に行って、びっくりしたことは?
 →照明がやたら明るくて眩しかった。
 →店員がやたら優しくて丁寧だった。
  パン屋さんでフランスパンとクロワッサンを2つ買ったら、
  全部別々の袋に入れてくれて、更に、「残ったパンをこれに入れて保存してください」と
  ビニール袋を2つも入れてくれた。過剰包装だよね。
 →リフレクソロジーの店で、「リフレクソロジー40分で」と言って入ったのに、
  すべてのメニューを説明してくれて、40分で終わらなかった。
 →コンビニの店員がほぼ全員中国の学生らしき人だった。
  前から多かったが、更に増えている。
  免税品店の店員も中国の人だった。


・日本の友達に何を話したの?
 →ベルギーでの私の日々の生活。フランス語を学んでいて、弓道とかやってること。
 →ベルギーは、食べ物が美味しくて人も優しく、自然もあっていいところ。
  天気が良くないけどね。
 →ウケた話は、、、、(ま、ネタですね、ここまで来ると)
   ・弓道のジャン・ピエール先生の日本語指導の話
   ・Dr.ルブランの視力検査の話とセクシーなワンピースの話
   ・日本人女性好きなベルギー男性にナンパ?された話
   ・フランス語学校のジュリアンの豪快に忘れっぽい話
   ・家庭教師フランソワと百人一首した話
   ・メトロに乗ると必ずアコーディオン弾きがいる車両になっちゃう話
   ・第二の新婚生活かと思いきや、ダーリンが三分の二は出張で居ないので
    ちょっと拍子抜けだった話


・日本でフランス語は話したの?
 →ボンジュール、サヴァ、サヴァヴィアン だけ。笑
  当たり前だけど、みんなフランス語では返してくれないし。苦笑。


・よく聞かれたのはどんなこと?
 →フランス語はどこまで話せるようになったのか
 →日本食材が手に入るのか
 →ベルギーには日本人はどれぐらい住んでいるのか
 →ベルギー語なのか?
 →ビールや食事は美味しいのか
 →日々、どうやって過ごしているのか
 →ベルギーは今は冬なのか、寒いのか
 →駐在マダムとはうまくやってるのか
 →行きつけのネイルサロンとエステサロンは見つかったのか
 →髪の毛は向こうで切ってるのか
 →洋服とかはどこで買うのか
 →いつ戻るのか、日本滞在はどれぐらいなのか
 →今は、何の仕事してるの?
 →IDは結局もらえたの?
 →ルンバって、やっぱりイイ?


・よく言われた言葉は?
 →もう1年経つのっ?はっやいな~
 →変わんないね~
 →一体どこにいたの?日本に帰って来てから。
 →寒波(雪)連れてきたでしょ。
 →ベルギー、行きたい~!
 →毎日、飲んでるでしょ。
 →髪、ナガッ(名古屋限定)
 →ベルギーで海外赴任妻だなんて、かっこいい~



とかなんとか、会話の練習だったんだけど、改めて
自分の日本滞在時にした話ってこんなんだったな~と振り返るきっかけにもなりました。


上記が、多くの人と話した大枠の話ですが、
実は、全くベルギーでの話が出ずに、
もっぱら直近の日本での話とかで終わった人も意外に多かった。
私の日本滞在でのあちこちの移動をFBでウォッチしている人もいて(苦笑)、
フツーに最近のこんな面白いことがあったよ、あそこに行ったんだけど~的な
話にフツーに入っていった・・・・というか。
それはそれで面白い、興味深いですね。


また、何人かの人は、
自分も異国の地で働いたり、住んだりしたことがあり、
語学の習得極意とかも教えてもらったり、
海外生活でのアレコレ、失敗話やびっくりしたことなどを具体的に話したりしました。

それを聞いて思ったのは、どの国に行っても、
日本から離れて生活した場合、
自分の日々の生活に対して感じることは、あんまり変わらないのかもしれないな~と。
ベルギーがどうこう、ヨーロッパがこうだ、と言う前に、
実は、日本が他国に比較して極めて特異な国であるのではないかな、ということです。

ここに関しては、私も旅行ではあるけど、様々な各国に行った時に
思っていたことですが、やっぱり、日本は他とは違うんだな~ということを、
あらためて実感、いや、痛感したというか。

それに今回、改めて思ったのは、
こちらにいて、学校のクラスメート等で、日本にちょっと興味のある人が
してくる質問と、こちらの日本人の友人知人がしてくる質問で、
決定的に違うのが、「具体的に比較してどうなの?」と具体的に聞いてくるところ。

クラスメートは、圧倒的にヨーロッパの人が多いんですが、
彼らは、「僕の国は、〇〇〇で△△△だから、◆◆◆の国(地域)と非常に似ている。
日本は、中国や韓国と■■■■の点で似ていたり違ってたりするのか?」
という感じの質問をしてくる人がものすごく多い。
もちろん、ピントハズレな質問も多く(ごめんなさい)、
回答に困ることも多いのだけれど。


彼らは、異民族間、異国間の感覚が育ってる環境に生活しているが、
日本人の多くの人は、そういった環境にはさらされずに生きて来てる人が多いから、
この違いが出てくるのかもしれないなー。
感覚的にあるんでしょうね。「違う」っていうことに対する想いが。


よく、母国を離れるとその国を客観的に見れて、その良さを痛感する、、、というようなことを
聞きますが、良さというか、少なくとも「違う」という事については、
痛感せざるを得ないな~と思います。

ま、だから何ってわけではなく、それを理解した上で、
この異国の地で自分が何を感じ、自分が何をするのか。
・・・ってのが、大事なんですけどね。


また、今回の日本滞在が決まった時、「どうしよう、みんなに話すことがないや。。。」と思っていたんだけど、
意外にも、いろいろ話をすることが出来たのも私的には発見でした。
日常もところ変われば非日常という視点で見ることが出来るんでしょうね。


最後に、しゃべり倒して思うことは(苦笑)、
人の話を聞くときには想像力が必要だな~と再認識。
話をする側の立場になった時に、相手がどれだけ具体的に聞いてくれるのか、
どれだけ理解してくれるのかによって、話す内容や深さも違ってくるんだな、と。
相手が待ってる引出から、どれだけ引き出せるか、
会話のキャッチボールの中で、そんなことについても、ちょっぴり思考しました。

ってことで、長くなったので、これでおしまい。


















日本の食、それは、素晴らしいっ☆

2012-02-27 13:59:34 | 一時帰国。
一時帰国、たっくさん、たくさんの人に会いました。
もちろん、会えなかった人もたくさんいて、、、ごめんなさい。
次回は必ず!です。

日々、話まくり、食べまくり、飲んだくれてたんですが、
やっぱり、日本って、楽、ですね。笑
日本語なのは、もちろんですが、
お店に行っても、店員さんがビックリするほど、ものすごおおおおく丁寧で。苦笑。
とにかく、居心地がよかったです。ハイ。笑

そして、やっぱり、日本って、食べ物がおーいしーーーい☆
なんていうか、いわゆる「和食」以外のモノもたっくさんあって、
それぞれがそれぞれにウマイ。そして、極めているモノが多い。

ミシュランの星の数は、フランスが世界で一番多いそうですが、
星のカテゴリーの多さは、日本が一番だ、というのもうなづけますね。

こんなに食のバラエティーが豊富な日本。改めてその素晴らしさを実感です。


で、ここでは、そんな素晴らしい、日本フード。いや、日本キュイジーヌ。
私が一時帰国中に食べたモノを一覧的に振り返りたいと思います。
(蟹とかの旅行中のご馳走は、ナシで)



まずは、地元名古屋メシ。

やっぱり、櫃まぶしだがね!ってことで、櫃まぶしを2点!
しら河のと、


いば昇。


鰻はやっぱり、名古屋以西で食べないかんがね☆笑


そして、手羽先はうまいがね!ってことで。
風来坊の手羽先です。




日帰りな大阪編。
大阪はやっぱり、粉モンですな。
味乃家のお好み焼きはフッワフワ☆
お隣はネギ焼。


もち、明石焼きも。










そして、東京編。

焼津か熱海にありそうな、干物中心に出すお店がなぜか新宿に。
白銀屋

まぐろのトロスジ炙り。


これは、金目鯛の開き・・・だと思う。


いやー、マジでうまかった。いつまでも骨までもしゃぶっていたい。。。笑
猫のキモチ♪




そして、これは、NYから東京(東銀座)に出店している百百川の麦とろから揚げランチ。
上品な麦とろでから揚げもイイ感じ。ランチ価格も◎。
お店の感じが適度にカジュアルっぽいので、夜にいちど使ってみたいっすな。




恵比寿にある女子後輩おススメのお刺身がウマイ店!
魚竹
掘りごたつのあるお部屋もサイコーでしたね。女子トーク炸裂的な!



タラの芽の天ぷら☆うーん、日本の春の息吹を感じるぅ


焼きオニ!うまいなー♪




R2929会での肉。これは、タンの盛合せ。
七輪という三ノ輪の店でしたが、超ウマでした!
明日もう一度来てもイイっ!
そして、明日という日が来るのが怖くない!って感じ。笑


もちろん、他のお肉も食べましたが。〆は大好きなイチボでした♪
日本で美味しい焼肉って、ほんっと、日本でしか食べられないんですよ~!
そういった意味でも、これは、日本食。ですな。


これは、0次会も1次会も同じ店に入ってしまった記念的な一品(笑)
海老のアヒージョ。
地中海の食べ物をここで食べんでもいーんじゃ?笑。
でも、こーいったモノも日本はウマイよね。改めて感心です。



外苑前でマダム的にランチ!
RIVIERA AOYAMA。落合シェフ監修のお店。
これも美味しかった!野菜がおいしー。
お店の雰囲気もすごくよくて、なんにせよ、スタッフの教育が行き届いている感じもかなりイイ。



そして、定番のホルモンのもりちゃん!でも、ホルモンの写真、食べるのに必死で撮ってへん~♭



そして、焼き鳥。でも、一番感動したのは、「銀杏」。笑




もちろん、もつ鍋。
こよなく愛す「牛家」のもつ鍋。
くじら料理もいいけど、やっぱりこの店のこのもつ鍋とそして、〆のおじやは食べとかないと!





女子な和cafeで最近話題の青家でもランチ!
わらび餅も美味しい。素朴な、京ばんざいな感じが体にしみじみ。





六本木ヒルズ内のジョエル・ロブションのランチと、バースディープレート☆
素材を生かしたお味と素敵な盛り付け。目も舌も満足♪






そしてー、私が愛してやまない、とある喫茶店の「ベーコンレタストーストサンド」です。
最後に食べれてよかった~☆
マスター、再会出来て、ほんま、嬉しーです。




で、番外編?
もちろん、カレー!BONDYの欧風カレー。これは、一番お気に入りの野菜カレー。
何が欧風なのかは、聞かないで。



さかもっちゃんちでCAVA avec chocolat Belge!



さかもっちゃんが予約して手に入れてくれた、カンドーの一品。
浅草のケーキハウス タカラヤのオレンジ・チョコレート!
これ、食べたかったんだぁぁぁ~♪
期待以上にウマイ☆



更に!
さかもっちゃんのスイーツ愛に大感動!
2011年のフランスのショコラのミシュラン版と言われる品評会「C.C.C」で、
ミシュランでいうところの三ツ星にあたる評価を獲得した、
今、大注目のショコラティエ、「es KOYAMA」のコンセプト・ショコラ「DNA KYOTO」も!
あまりの感動に写真撮るのを忘れていました。。。
パッケージもすんごく素敵で。
気になる方は、こちらを。
そして、画像検索してみてください。
「es KOYAMA DNA KYOTO」で。クラッとくる感じです。
大徳寺納豆とショコラとの出逢い。
そのHAPPYなマリアージュに勇気が出ます。




そして、ラストは、これ!
博多あまおう♪
イチゴ、大好き☆おいしぃぃ~☆
ベタですが、avec シャンパーニュな感じで♪






で、全て私のお腹の中☆
ごちそうさまでした~♪


















イサム・ノグチ庭園美術館。行きたかったんです。とっても。

2012-02-27 12:56:10 | 一時帰国。
イサム・ノグチを知ってる人は多くいると思いますが、
彼のアトリエは、世界に三カ所あり、その一つが実は香川県にあるのですよー。

その晩年を過ごしたアトリエと住居等を一般公開しているのが、こちら、
「イサム・ノグチ庭園美術館」です。

随分前からとってもとっても行きたかったんですが、
なんせ、ここは、「週に3曜日のみ、1日3ツアーのみ」という入場制限で、予約は必須。
しかも、予約は「往復はがき」なんっすよ。超完全予約制!
うーん、いまどき、往復はがき。。。苔寺な感じですね。
お値段もオトナ2100円と苔寺なみな感じです。
そう、東京にいたりすると、「ちょっとハードル高いよね」的な感じ。

でも、思うのですが、いまどき的に「ネットでサクッと予約しちゃった!」というのじゃないのが、
行く人の「行くぞ!的な真剣な取り組み」になる気もするので、いいかもしれないです。

なんでもかんでも「便利ぃ~!」で済ませない、本気度がイイってことです(笑)


場所は、牟礼(むれ)という町にあり、採石場のふもとにある場所です。
そうそう、思い出しましたが、四国は「石」で有名なんですよね。
日本三大石材産地なんですよ、ここは。
そういえば、京都の重森三玲のお庭も、四国の青石でした。
あれは、確か徳島だったかと思いますが。


で、市内から公共交通機関で行くにはちょいと時間が足りなかったのでタクシー乗っちゃったりしました。

こちらが、受付になっている蔵。です。
これは、美術館が出来た時に、地元の人が、古い蔵を再構築したらしいです。






ここに、まずは予約した人が集合し、
(1)アトリエと展示蔵、
(2)居住した家とその周辺
の2か所を30分ずつ見ることが出来る仕組みです。

ツアーといっても、アトリエや家の門の前で、一通り説明を聞き、
後は自由に体感する、というもの。

作品は、完成品、未完成品の両方があり、
屋外に置いてあるものは、サインが入ってるというのが、完成品だとか。

展示蔵には説明者曰く「イサムが室内に置いて鑑賞してもらいたいもの」を中心に置いてあるとか。

あの有名なドデカイ、エナジー・ヴォイドもその中にありました。
あんなにデカイなのに、なぜ屋内に?
屋内にあるからこそ感じる、その空間とのせめぎあいを感じて欲しかったのでしょうか?

どちらにしろ、囲われた空間によっても、彫刻というのは感じ方が違う、、、とういことをアラタメテ認識です。
そして、どの向きから見るかによっても、とらえるモノが違うんですよね。
それが彫刻の面白いところです。

しかし、彫刻って、「触って」楽しめるという点もあると思うのだけど、
今回の展示品は「手を触れないでください」というものでした。
確かに触ってしまうと、それ自体の完成度は低くなっていくばかりなんですが、
触れてみて感じる、ということの原点を今回は出来なくて残念です。
ま、仕方がないかー!


でも、この空間はとってもよかったですね。
写真撮影も禁止されていて、丸亀の豪商のおうちを移設したという住居も、
とてもイサムっぽいあかりのあしらい方で、ステキでした。
冬はとっても寒そうですが。(苦笑)



家の裏側(?)にしつらえた公園的なスペースも、とってもとても気持ちがイイ。


イサムがおかーさんのために作ったという空間のようです。
おかーさんといえば、あのレオニーさんですよね。
ドゥス昌代さんの「イサム・ノグチ 宿命の越境者」を読んだ私は、いたくうなづくモノがありました。
もし、ここに行かれる機会があるのであれば、事前に本を読むとより面白いかもしれませんね。


でも、全く知識がなくっても、こういった場所って、「パワーが、エネルギーがもらえるっ!」っていうのかな。
息遣いがある感じがして、そして、「屋外」というのも、
その時の天気や温度感や季節なんかもあわせて記憶に残ります。

写真撮影が禁止されているところほど、自分の記憶に残る気がします。苦笑。

それでも、写真が撮りたくて、ちょっと外側だけをパチリ。
この日は、天気がよくて、イサムとの邂逅を祝ってもらってるようでした(勝手にそう思ってます。ハイ)



これで、アートな旅も終焉に。。。。
すっかり、ゴキゲンで時間は、すでに16時過ぎ。。。
飛行機の時間まで若干時間がある。さて、何をするか?
セカチュー(世界の中心で愛を叫ぶ)のロケ地を見よう、だの、
いろいろ考えたんですが、、、、

せっかく香川に来たんだから、「UDON」食べねばっ!これですよ、コレっ!


で、10年ぐらい前にせっせと出張に高松に来てた時に通ってたうどん屋に久しぶりにいくかっ!と
勝手に盛り上がりましたが、、、
ネットで場所や店名を再確認したら、、、、
そーだった。。。。
こちらのうどん屋は、お昼すぎで営業終了なんだった。。。
うどんは、やっぱり朝食べるもの、生ものなんですねー。
すっかり忘れておりました。

まあ、そうはいっても、開いてるお店もあったのでー、
早めの晩酌がてら、うどんを食べました。



でも、やっぱり、さか枝のうどん食いたかったなー!!!!!!!!

帰りは高松空港で、セカチューごっこ。。。。は、しませんでした。笑。

また来るよ、讃岐☆


こうして「瀬戸内アートな女子旅」は終了。
私の自分土産は、かさばらない布もの。でした。











島宿 真理 にて、小豆島をゆるりと満喫。でも、一番気になるのは「マルキンギョ」でした。笑

2012-02-27 10:50:40 | 一時帰国。
小豆島って、二十四の瞳とかオリーブとかで有名な?
・・・ぐらいしか、私も知らなかったのですが、
実は、「島宿 真里」という素敵な宿がありました。


今回の瀬戸内旅のステイは、このお宿です。

お料理ももちろん、よかった。
なんせ、やっぱり「醤油」が美味し!
お部屋もゆったりとしてて、気持ちがいい。
内風呂は、酒風呂で、お肌ツルツル!
建物自体も、趣があり、こう、「馴染む」感じ。
いつまでもステイしたくなる、そんな優しさと丁寧さがありました。

小豆島の中の住宅地を入ったところに
ひょこん。って感じで建物が。










お部屋は、全部で7つ。
今回は、「で」のお部屋。
くつろぐお部屋と、ベッドルーム。二階にはお風呂。
縁側部分があり、その向こうは、お庭に面したテラスも。







洗面所とかも、かなりイイ感じです。



お布団は、ふっかふか!キモチイイ―っ!



久々の炬燵もいい☆
掘りごたつですし!



ふんだんに余裕のある感じが、ほんっと気持ちにも余裕を持たせてくれますね。

お風呂は、写真撮ってないけど、夜は貸切風呂になるのが二つ。
どちらももちろん露天もあり、で。

朝早かったのか、前日飲んだくれてたのか、、、、夕飯を食べながら寝そうな私。。。笑

でも、食事はむちゃ美味しい。寝てる場合ではありませんね。。

いろんなお醤油を楽しめるメニュー構成になってます。ハイ。




お魚も美味し。
瀬戸内のお魚って、なんていうか、他にはない味わいですよね。
前から思ってたけど。




特に、このオリーブご飯が見た目もカワイイけど、味もしっかりしてて、
お気に入り!


そんなこんなで、夜は過ぎ、、、、
朝ご飯も、やっぱり、美味しい。
(ご飯ばっかりの写真だなー(笑))



みそ、ウマイ!


日本の食はやっぱり美味し!笑


母屋は国の文化財だとかで、かなりな趣があります。
この果実酒達、、、、昨夜は存在を知らなかったけど、ひょっとしたら、飲めたのかな?
惜しいことをした。。。笑



で、ギャラリー的なお土産物屋も、欲しいもの満載!ですが、、、
荷物の多い私は手が出ません(泣)




しかし、、、その後、なんと!
お醤油三昧な買い物をしてしまったのでした(笑)


マルキン醤油に醤油記念館があるというので、見学です。



小豆島は、実は、醤油な島。醤(ひしお)の郷なんです。
昔は、400ものつくり手(醸造家)があったようですね。
塩づくりのノウハウと、温暖な気候が酵母に適していたことや、京阪神という市場が近かったこと等々で、
小豆島では醤油が発展したようです。
詳しいことを知りたいかたは、こちらへ。

改めて、こうして調べてみると、もっと醤油屋めぐりすればよかったー!とか思っちゃうほど、奥が深いし興味深い。

この記念館、入館料が210円ですが、
入館記念でプチ醤油がもらえるし、中身もけっこう充実してて楽しめました。
おススメです(笑)



そーしーて、
出会ってしまった。。。
マルキンギョ」です。



かわいすぎる。。。

醤油の一升瓶を抱えているこの姿、、、そして、このなんともアンニュイな表情・・・。
手ぬぐい、キャンバストートBAGとか買い込み、更に、シールまでも。。。

なんに使うの?いや、わかりません。
いーんです、可愛ければ~☆

そして、どこに出てくるのか全くもってわかりませんが、シールには「ワルキンギョ」という
ワルモノキャラもいるらしい。。。

Tシャツとかもあって、ぜーんぶ買占めたくなる自分を抑えるのに必死でした(笑)


で、お醤油も美味しそう!ってか、ウマイに違いないっ!
ってことで、購入したんですが、、、、
これがまた、重い。。。

結局、ベルギーには持って帰れないことを早々に予感した私は、
その後、東京で会う人にプレゼントしてみました。

でも、喜ばれましたよ!笑


そうそう、今回の小豆島、もう一つだけ紹介したいものが。

井上誠耕園のオリーブオイル化粧品です。

島宿 真里 のアメニティがこのシリーズだったんですが、
クレンジングオイル、ローションともに絶品!
もちろん、他のモノもイイです。ハイ。

クレンジングオイルは、「あー、クレンジングって、大切よね~」というのを
しみじみ思い出させてくれます。
大事だとは思ってはいたけど、これと出会うと、コレ以外との差をまざまざと見せつけられるような感じです。

日本にいたら、いますぐ購入していると思います(笑)


ってことで、とりあえず、小豆島の紹介は終わり。
次は、高松へ戻ります☆
















瀬戸内アートな女子旅。豊島編。

2012-02-27 09:34:06 | 一時帰国。
私の一時帰国の主目的のうちの一つ、「太陽」と「温泉」。

いつも女子旅に付き合ってくれる女子達が、「瀬戸内、いーんじゃない?」というコメントから
始まり、そーいえば、全国津々浦々旅行してきたけど、
瀬戸内って、直島以外行ったことがないなーと。
どうやら、小豆島に温泉もあるし、ステキな宿もありそう~

・・・というわけで、今回、「瀬戸内アートな女子旅」が始まったわけです。

すでに直島は行ったことがあったので、今回は、お隣の「豊島(てしま)」をめぐります。
2010年の瀬戸内アートフェスティバルでの作品がいくつか残ってるのと、
そう、アーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛による「豊島美術館」がそのイベントの後に
出来たので、それを訪ねてみたいっ!


しかし、1泊2日で、豊島と小豆島をめぐるのは、少々キツイ・・・・?
と思ってましたが、人間、やる時はやります。
ゆるーい女子旅3人衆にしては、めずらしく、朝1番の飛行機なんぞに乗るプランニングを
きっちりきっちり!笑
なんと!次の日には、これまた念願だった「イサム・ノグチ庭園美術館」まで行っちゃうことに!


と、いうわけで、ゆるーいアート旅ですが、
瀬戸内の波音に揺られながら、、、旅は進みます(笑)


朝、グダグダな感じで、、、前日、2時まで飲んだくれ、5時半にホテルを出るために、
3時半過ぎに起きてせっせと一時チェックアウトの用意とか旅行用意とかしてた私。
6時半の羽田に着くころには、ほんと、グッタリ。。苦笑
久しぶりに会う女子友への最初の一言は「ねむぃぃぃ~」でした。あはは。

で、ANAに乗りこむなり、超爆睡!
あっという間に、高松空港へ。

そして、豊島行きのフェリーの時間に間に合わせるために、タクシーを港まで飛ばす!

とりあえず、間に合ったのだが、、、
そこに居たのは、「フェリーという名の『高速艇』」でした。
わかるかな?
「旅館という名の民宿」・・・・みたいな。笑

タクシーの運転手も、「フェリーだし、瀬戸内は今日は穏やかだから、揺れないよ~」なんて
言ってくれてましたが、、、船に弱い私は、最後まで「ほんとうにフェリーか?」と、怪しんでいました。
で、やっぱり!苦笑。

もう、船に乗り込む前から、「酔い止め」投入!っす。
そして、乗り込んだ直後から「おしゃべりノンストップ!」で。
付き合わされたかなちゃん、ごめんなさいぃぃ。許して。
でも、おかげで、酔わずに豊島到着。よ、よかった~。

豊島に着いて、やたらと親切な案内人のにーちゃんに強く「電動アシスト付き自転車」の利用をレコメンドされる。
当初、島内バスに乗ろうかと思ってたけど、自転車の方が気持ちよさそう!歩かなくっていいし!
ってことで、人生初の電動アシスト付き自転車に跨ってみました。

オオっ!これはイイ!楽ちん~☆
そして、自転車としての楽しみも~!!


いろいろ見ましたが、「島キッチン」を紹介します。
お休みだったんですが、スタッフの人がいて、中を見せてもらいました。
おばあちゃんちに来たみたいな懐かしさ。







そして、島内をまたまた自転車で移動。

その昔、自転車大好きだったことを思い出す私。
きもっちいいいいいいいいい!!
風を切ってぐんぐん進む!
豊島はけっこう起伏が激しく、いざ、豊島美術館へ行く道のりも、
最初は坂道でしたが、その後は、棚田の中を海に向かって豪快な坂が続く!
ブレーキはもちろん、かけずにGO!
びゅんびゅん飛ばす私に後続の二人の姿は見えない。。。
坂を折りきったら、そこは港。あおーいあおーい瀬戸内海を見ながら、二人を待っていたのだが、、、

「行きすぎてますよ!」とのメール着信!
ガーーーーンっ。
あまりに気持ち良すぎて、目的地を通り過ごしていた私(笑)。
そして、気持ちよく降りてきた道を、せっせせっせと登り、、、
ようやく着いた!
豊島美術館☆



棚田の中にぽっかりと浮かぶ、流線型の白い物体。
アプローチも、白い道。


入口で、靴を履きかえて、、、
中に入ると、そこは、、、白と影と小さな湧き出る泉。
そよぐ風を感じながら、水が湧き出て消えていく音を感じる、まさに小宇宙。
それは、「はじまり」のようでいて「終わり」を感じさせる。
そして、それが「つづく」。
おもいもかけなく、自分の足元から水が湧き出る。
追いかけていくと、消える。。。
不思議でいて懐かしい空間。

いつまでもいつまでも見ていたい、風景が浮かんでくるような。

・・・・と、ステキだったんですが、なんせ、寒い。。。苦笑。

満喫した後は、併設されているcafeで、ポトフをいただきます。




この島の野菜で作られたポトフは、滋味深い味で体にしみこみます。



次に自転車で訪れたのは、とっても体感したかった、
心臓音のアーカイブ(Les Archives du coeur)






病院の診察室のような扉を開けると、そこは、心臓音がどくどくどくどく。。。。


音にあわせて照明が変化するんですが、まさに胎内に居る気分。
しかも、複数の心臓音を複合させて聞かせているのか、リズムも面白い。
実在する人達の心臓音を録音させてアートにしているんですが、
飽きないですね。
中にいると、いろんな想像を掻き立てられました。

私はしませんでしたが、、、
行った人は、自分の心臓音を登録できるらしいです。おもしろいですね。

個別の心臓音を聞けるブースもあって、検索できる仕組みも興味深かったです。


で、最初の港に戻り、気になっていた「いちご家」へ!


いいなー、この感じ。
いちご満載なパフェをいただきますっ!寒いけど(笑)


お店には、社会体験だとかで、中学生な女の子がお手伝いしていました。
のどかだな~!


最後に訪れたのは、レストラン 「イルヴェント



いいなー、この写真に撮った時の迷彩感!
どこからどこまでが自分なのか・・・・問いかけてくる感じ。
リアルにそこにいる時には見えなかったものが、この2次元の写真を見ることで見えてくる、、、的な。
すっげー興味深いっ!






しかし、、、入口にカタカナでイル・ヴェントと書いてあるのはいかがなモノだろうか。。。苦笑。



そんなこんなで、豊島アートツアーは、終わり。
案内所のおにーさんは、ほんっと親切で親切で。
ありがとうございました~☆


時間になったので、小豆島行きのフェリーに乗り込みます。
今度こそ、ほんとの「フェリー」でした。一応。(笑)



さよなら、豊島!
また来るよ!












中谷宇吉郎氏に会ってみたかった。。。。と心から想う。

2012-02-26 18:33:01 | 一時帰国。
このブログを丹念に読んでる方、、、、、、が、もし、いらっしゃるなら、
私がとにかく「中谷宇吉郎さん」が大好きなのを知っていると思います。

「スキ」なんて、単純な気持ちではないですね。
私の今までの生涯の中で、いっちばん純粋に「尊敬できる人」ですね。
彼の生きてる同時代に生きて、彼と一緒に研究をしてみたかった。。。と、
途方もない妄想をするぐらい、、、スキです。

なんていうか、出来れば、どんな人か、もっと間近で知りたかった。。。というか。
私が知ってるのは、文字で書かれたことばかり。
そんなんんじゃなくって、生きてる宇吉郎さんと言葉を交わしてみたかった。。。と結構真剣に思います。

なんか、今、降りてきた。私に。
これって、大切なモチベーションなのかも。

ウッキーは、すでに天国に召されているけど、例えば、コステロはまだ生きてる。。。
コステロとは、言葉を交わすチャンスがあるのかもッ!

・・・・と、更に、妄想は膨らむ。。。笑


で、この宇吉郎さんですが、彼の功績をたたえて、生誕の地、石川県の片山津に
記念館があります。


ベルギーに発つ前に、行きたかったんですが、時間を捻出できず諦めて早1年近く。
でも、思い続ければ事は成す!(笑)
もちろん、今回の一時帰国に絡めました!


これが、
中谷宇吉郎 雪の科学館」です。





磯崎新氏の設計による、雪をイメージした六角塔が3つ連なる建物が柴山潟に接し、
白山を臨むロケーションに建っています。
残念ながら、私のiPhone では、その壮大な姿はカメラに収めきれず、、、
そして、雪に覆われていて、よくわかんない写真ですが。。。(苦笑)

でも、建物としても、とても興味深い作りですね。これは。

中には、宇吉郎さんのゆかりのモノや直筆モノがたくさん展示されていて、




今回は、時期的に、「雪のデザイン賞」なるデザイン作品のコンペの受賞作品が展示されていました。
これまたスゴかった!
かなり、レベルが高い感じです。ハイ。
気になる方は、リンクをどうぞ。




これも、いいですね。欲しいっ!笑




更に、この科学館、何がイイって、「実験できる」ところ!
これは、おススメですッ。

もう、童心に戻って、むっちゃ楽しいッ!

ダイヤモンドダストをその場で見れちゃったり!
チンダル像を体感したり!
氷のペンダントを作ることで、金属の熱伝導性を実感したり!


そーしーてー、今回、むちゃむちゃ感動したのは、実は、「過冷却水」の実験。

-2~-5℃にそーーーーっと冷やして、凍っていない水に、
衝撃を与えることで、一瞬に氷になっちゃうッ!っていう実験です。

これが、、その時の写真。
落ちてくる水が、アッと言う間に氷の筍のように、下から生えてくる!!



すごいすごいすごい!!
どうしてそうなるのか?もっと知りたい!
自分もやってみたい!という方は、こちらの方のページがとっても参考になると思うので、
見てみてください。

過冷却水



そんなこんなで、宇吉郎さんとの再会(?)は、時間切れ終了となってしまいましたが、
とっても楽しめました。
なんていうか、今のこの科学館の運営は、宇吉郎さんの知らないところで進められているんだろうけど、
彼の思っていたことや、みんなに知ってもらいたい、というマインドが伝わってくるような、
そんな場所でした。

cafeも併設されているので、石川県に行く機会のある方は、ぜひ!
夏に行ってもとても気持ちのイイ場所です。


●中谷宇吉郎 雪の科学館
 住所:石川県加賀市潮津町イ106番地
 TEL:0761-75-3323
 開館時間:9:00~17:00
 休館日:水曜日
 入場料:一般 500円、高校生以下 無料



じゃぁ、ウッキー、またね☆












そして山代温泉。べにや無可有、どうして今まで行かなかった?と思うぐらい、イイ!

2012-02-26 16:33:02 | 一時帰国。
お腹が蟹でいっぱいになった翌日。

石川県 山代温泉にある「べにや無可有」に行きます。
以前から気になっていた、このお宿。
行くのは初めてです。

山代温泉(石川県)って、名古屋に住んでいるとけっこう行きやすいんだけど、
東京からだとビミョーにめんどくさい感じで、思ったより時間もお金もかかるので、
すっかりご無沙汰していました。

しかし、久しぶりに来たんだけど、いいね!石川!
いいね、山代温泉☆
しっとりした感じがとってもいいです。


雪深い中を走っていったけど、それがまたイイ!
やっぱり、このあたりの温泉は、雪のある季節がいいですね。

・・・・というわけで、着いた。
べにや無可有。



先に言っておきます。
ものすごく、居心地がよく、気持ちがイイ時間を過ごせました。
ゆるゆると過ごす、、、ってのは、こういうことをいうのかな、みたいな。
自分の心も解けていく感じです。


お部屋は、全室露天風呂付です。

17室しかないのですが、お庭も大きく、四季折々でお部屋によっていろんな表情が楽しめそうです。

こちらが、2部屋続きの外側のお部屋。

竹が敷き詰めてある床に火鉢がそっと置かれています。


そして、洗面スペース。


これが、自慢のオリジナルアメニティ。

これ、漢方的な発想の元に自然派なアロマオイルを独自ブレンドしたものらしく、
むっちゃイイッ!
大浴場でもこここでも使い放題なんですが、ほんっとに「イイもの」でした。
なので、購入して帰ろうかと思ったのですが、思った以上にお高い。。。。(苦笑)
そして、かさばって、更に「重い」。。。。
いつもなら、勢いにまかせて買っちゃうこともアリだったんだけど、
なんせ、まだ一時帰国は始まったばかり。。。
お値段よりも何よりも、「かさばって重い」のはちょっといかがなものかということで、
断念です。


で、ゆかたは、ひびのこづえさんデザインとのこと。
スタッフの着ていたユニフォームもそうでしょうか。
ちょっと「あれ?これって何?」と思っちゃうような、そこが愛らしい感じです。




御夕飯の前に行ってみたのは、宿自慢の「図書室」です。
まず、本が置いてある前の空間に、気持ちがなごみます。


本は、実にさまざまかつ洗練した揃え方でしたねー。
外国の方向けのこんな本もあったりして。


そして、、、さすがっ!
中谷宇吉郎さんの本も全冊そろっておりました!
ステキ☆
この全集、高くて買えなかったんだ~!だって一冊5000円とかするし!

思わず、頬ずりしたくなったりして(笑)




そして、そして、、、
お待ちかねの、御夕飯の時間☆
普通なら、季節がら、日本海側だしやはり「蟹」というところらしいんですが、
昨夜、蟹三昧だっただけに、ここは、別の選択を。
そう、「魯山人風のすき焼き」をいただくことにしましたッ☆

魯山人風のすき焼き、一度、食べてみたいと夢に見てたんですよね~!
どうやら、ここ、山代温泉のあたりの九谷焼の窯で焼き物を焼くために滞在していた魯山人が、
そのすき焼きの正当なレシピを教え伝え、今に至るのだそうで。
その正当なレシピをべにや無可有では、楽しめる、ということです。

まぁ、前置きはいいです。
行きましょう!
前菜からですが、説明ナシでさらっと(笑)








どれも、サラッとしたボリュームで、それがまた、ここちがいいです。(あ、他にもできたんですが、割愛)


で、キタっ!!



これが、魯山人風すき焼きの準備。
なんとなんとっ!
このすき焼きのみ、料理長自らがこの場所にやって来て、すき焼きを作ってくれます~☆


いやー、ぜいたくだな~♪

そして、お肉は、こんな感じで!



う、うまいっ。
お肉のうまみがジューシーで、かつ、出汁がいい塩梅に絡み合ってる。。。


そして、お鍋に残った出汁で、ネギを焼きます。


肉汁の入った旨味たっぷりな出汁を吸い込んだネギ!
九谷焼の器に映えますね~
そして、もちろん!美味し!



あっさりと2枚のお肉でしたが、たっぷりした気持ちと食感でいただき、大満足です。
ごちそうさまでした~☆



この後、この無可有の独特な空間へいってみた。


黒っぽい板の間に柱が何本も立っている。
そう、ただ、ただ、それだけ。
でも、この静寂さが気持ちイイです。
夜は、宿泊客がくつろいだり、座禅を組んだりする場として。
朝は、宿のインストラクターと一緒にヨガが出来るそうです。
気持ちよさそうですね。

私も、ちょっと敬虔な気分になり、座禅してみました。
でも、煩悩にまみれてるせいか、全然「無」の境地には程遠い。。。(泣)
私が「無」になれるのは、習字と弓道やってる時ぐらいですね。笑


さて。
写真撮ってませんが、お布団もむっちゃ気持ちよかったです!
ふっかふかのぬっくぬく☆どれだけでも寝ていられる―☆的な♪

それに、ご飯を食べる場所も、私が一番大好きなパターン、「宿泊する部屋とは別の『お部屋での部屋食』」でした~☆
これ、なかなかありそうでないんですよね。だって、他のお部屋があるっていう「余裕のある」状態でしか
ありえないのでー。

あー、イイところを挙げるとキリがないですッ。
っていうぐらい、ひっさしぶりに、気持ちのイイ宿、満喫!です。

豪雪の中、ほんっとに行ってよかったです。

ちなみに、板長の話によると、やっぱり、ここに行くなら、食材的に「秋~冬」なんだそうです。
さすが、石川県、美味しいもの、モリモリ☆

でも、ステキなお庭を満喫するのはやっぱり、春や夏だそうで。
そんな時期に来て、「ゆるり。」と時を過ごすのもよさそうですね。


最後に、やっぱり、美味しい、朝ごはん☆
ちゃんと、土鍋で炊いて「おこげ」がありました。






ありがとう、べにや無可有!
またくるね~!!!!
















豪雪の中、カニを食べに越前へ。皇室か我が家か?!

2012-02-26 14:56:50 | 一時帰国。
今回の一時帰国にあたり、
ダーリンが「やっぱり、カニと温泉だよね!」と発言したことから
その旅は設定されました。

福井県 三国 で 越前ガニを食べ、
石川県 山代温泉 で 温泉につかる。

そーしーて、石川県まで行ったなら、私の超尊敬する生涯の心の師匠、
中谷宇吉郎先生の「雪の科学館」にいきたいッ!

というわけで、岐阜県の大垣市(姪っ子の結婚式をしたところ)から
まずは、豪雪の中、福井県まで車を走らせます!



うーん、北陸自動車道、雪のため制限速度が時速80キロ。
ヨーロッパの高速道路を平均120~150キロぐらいで走っているのが
身についていていると、「風景が止まって見える」的な感じです。
そして、「目的地までのこり170キロ」と表示されるカーナビを見て
「あ、もーすぐ着いちゃうね」と思ってしまう、感覚。

あんまり意識してなかったけど、ベルギー生活に慣れちゃってるのを実感した瞬間です(笑)

そして、福井県にあっという間に突入。SAで軽く食事をとろうと入ったら、
池上遼一のこのポスターに釘付けっ!



何?ボルガライスって?!そして、なぜ、池上遼一?!謎が謎を呼びますが、、、
でもすでに、私は、ラーメンを頼んだ後でしたー。残念。



ボルガライスについて知りたい人はこちらを。「武生に来たらボルガライス」


そして、目的地の望洋楼に到着~!

とっても西の海側に面しているので、きっと日本海の落ちていく冬の夕日がステキに違いない~☆と
思ってたんですが、残念ながら、激しい雪と雨と風・・・・。
サンセットは眺められませんでした。ぐすん。



まぁ、いいんです。
一番の目当ては、なんといっても、「献上蟹」です!!!!
皇室に献上されるクラスと同じレベルの蟹をいただこう!っていうことですッ。
まさに、皇室か我が家か!並んでるわけですょ!
なーんて、すんません、恐れ多くて。。。言ってみただけです。


で、この宿、いーんですが、特に何もすることはないので、
のんびりお風呂につかり。。。



ゆっくりと、蟹をいただきます~。
なんせ、蟹のフルコース!
たくさんたくさんいろいろいろ出てきます。
もちろん、ぜーーーーーんぶいただきます。
食べられない大量の食べ物を食べ切るコツは、、、そうです。満腹中枢が働く前に目の前の皿を空けること!
たーだーしー
後で必ず泣きを見ますけどね。。。。
まぁ、そんな子供だましな技で自分をだましながらも、食べるわけです。ハイ。

今日は、そんな中から、特別なモノをご紹介ッ!(もっとたくさんの種類がありましたが)

せいこ蟹です。そうです、メスですね。
これは、小さいですが、うまみがギューーーーっと詰まっててとにかく滋味あふれてウマイです。


そして、蟹刺し!
蟹のお刺身☆
甘くって、とろけそうな~



次は焼きガニ!
・・・ですが、焼いてる傍から取り合分けてくれたので、
肝心の焼いてるシーンがありません。
でも、焼きガニは、ほんっと、身の甘味が香りと共に濃厚にキューッと出てくるので、
絶対にはずせませんね。
もちろん、カニみそ食べるなら、焼きガニは絶対!ですッ!



そして、待望の「献上蟹!」
茹でガニです。


デカいっ!
「成人式は越えてるかも~」とは、仲居さんの説明。
ほんっと、大きくって、身がギューーーッと詰まってました。重いっす。
身自体も、栗の実のようにホロッとしつつも、ジューシー☆
松葉ガニ特有のしなやかさのある味、というのでしょうか。
とにかくウマイですなー。

で、「献上品質」のタグですよ!これが!(すんません、単なる自慢です)


ってことで、けっこう楽しんだわけですね☆

望洋楼、10部屋あって、6部屋が露天風呂付きですが、
私達は、蟹目当てなので、露天風呂はついてないタイプのお部屋でした。
(正直、そちらの方が若干お得です)
うーん、露天ついてた方がいいかなー、どうかなーと、最後まで悩みましたが、、、
が、正直、風がみぞれがすごくて、とてもじゃないけど、露天に浸かってられない状況だったので、
まぁ、結果的に正解。でしたね。

それに、大浴場のお風呂、全く混んでおらず、いつも私だけの「貸切」でした☆


いやー、いいですね、蟹。
毎年、必ず現地に食べに行くのが基本で、行けない時でも、毛ガニを取り寄せて食べたり。
さすがに、一つ前の冬は食べてなかったな。出国準備に追われていて。

しかし、毎回思うのだけど、蟹を一番最初に捕まえて食べた人、すごいよ!
そして、その人に心から感謝します☆
あんな、ゲテモノをよくも「食べよう!」と思ったなーと、感心するんですよ。
私だったら、しなかったなー・・・と。

何事も、最初の一歩から。ですが、こと「蟹を喰らふ」ことについては、
そのことをすごくすごくすごく思い出しますね。

この堅い殻の向こうに、ひどく濃厚な美味ワールドが待ち受けている、なんて、
あの外観だけでは想像しかねますが、実際にはそんなこともあるんだ!と改めて思うと、
いろんなチャレンジに足を踏み出すことに勇気をもらえそうです。

蟹蟹蟹!
あと3杯は食べたかった!(笑)



















一時帰国してました。もちろん、日本に。です。

2012-02-23 21:18:57 | 一時帰国。

※羽田に着いたら嵐がお出向かえ!



あちこちから、「1月に入ってから全然ブログがアップされてないよー」という声があがり。。。
そうなんだ、意外に読んでくれてる人がいるんだ、、、と嬉しくなっている私です。

いやー、実は、下書きを書いてたのが3本ほどあったんですが、
1月末からの一時帰国準備に追われてしまい、、、
UPする間もなく、ベルギーを出国し、その後は、スマフォのみのネット環境だったので、
投稿することも出来ず、、、FBばかりしていました。(苦笑)


一時帰国は、彼の方の姪っ子(21歳、モデル並みの美少女、172センチ)が急に結婚する!と
いうので、披露宴に出席するってのが一番の目的でした。
そしたら、義父の法事も設定され、、、
まぁ、ついでに温泉行って、カニでも食べようか!といいながら、
じゃぁ、ついでに私は東京も行ってくるよ~という話になり~
懐かしいみなさんの顔を拝む旅に出ました。

期間は3週間。
わー!ゆっくり出来るじゃーん!と思った、そこのあなた!
そう、私もそう思ってた!
けーどー、意外にもかなりな忙しさ。。。
まぁ、忙しくしたのは、誰でもない、私自身なんですが。。。

思いつくまま、誘われるままに約束をポンポン入れ出したら、
あっという間にいっぱいに。。。
そして、会いたい~と思ってた人全部には会えないことに。うぅ。。。


そして、山ほどお土産用にチョコレートを買ったはいいが、スーツケースに入り切らないし。。。
おまけに、結婚式で親族なんで、留袖を着るために、
長じゅばんやら、着付け小物、BAG、草履、着物ハンガーまでもベルギーから
持っていくことに。。。

お洋服もいろいろ持って行きたかったけど、厳選に厳選を重ねて~。
3週間分の着回しコーディネートを考えたよ。全部。
まるで、ファッション雑誌のスタイリスト的な。
そのリストに沿って忠実に着替えをした毎日でした。

・・・・が、やっぱり途中で飽きたね。。。残念ながら。
つい、お洋服を買い足してしまったりして。

そして、途中で、ダイソーとかにも寄っちゃって、
やたらと文房具とか買ってしまった。
フランソワのお土産にしよーとかなんとか言っちゃって。(笑)

そして、行きの免税品店で、そーだ、あれが足りなかった!と言いながら、
化粧品を買い足す。。。

ドンドン荷物が膨れ上がり、
東京のロングステイするホテルにチェックインした時、
「お荷物がたくさん届いています。スーツケース2個に段ボール5箱」と言われ、
かなりびっくりした。。。
それもそのはず、日本で購入したいものの半分ぐらいをAmazon.jpで先に手配して
ホテルに送りつけておいたのである。
そりゃー、段ボール多いわ。。。

部屋をツインにアップグレードしてくれたけど、
片方のベッドにスーツケースを一つ乗せて開けたら、それだけですでに
イッパイ!
更に、次の部屋は、シングルのワイドベッドだったんだけど、、、
スーツケースを開けっぱなしにするスペースがほとんどないので、
とりあえず、中のものを出した!・・・は、いいが、すべてが収納できない。
仕方がないので、ワイドベッドの半分に荷物を並べ、残りの半分で寝ていた私でしたw


まぁ、そんなこんなの私の一時帰国。
どんな生活だったのか、その詳細を書き出すと、きっと1か月以上かかりそうなので
すべてについては語れませんが、日本で旅行したところの紹介や、思ったことを徒然と書いてみようかと思います。


それでは、この次からよろしく~☆