ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

瀬戸内アートな女子旅。豊島編。

2012-02-27 09:34:06 | 一時帰国。
私の一時帰国の主目的のうちの一つ、「太陽」と「温泉」。

いつも女子旅に付き合ってくれる女子達が、「瀬戸内、いーんじゃない?」というコメントから
始まり、そーいえば、全国津々浦々旅行してきたけど、
瀬戸内って、直島以外行ったことがないなーと。
どうやら、小豆島に温泉もあるし、ステキな宿もありそう~

・・・というわけで、今回、「瀬戸内アートな女子旅」が始まったわけです。

すでに直島は行ったことがあったので、今回は、お隣の「豊島(てしま)」をめぐります。
2010年の瀬戸内アートフェスティバルでの作品がいくつか残ってるのと、
そう、アーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛による「豊島美術館」がそのイベントの後に
出来たので、それを訪ねてみたいっ!


しかし、1泊2日で、豊島と小豆島をめぐるのは、少々キツイ・・・・?
と思ってましたが、人間、やる時はやります。
ゆるーい女子旅3人衆にしては、めずらしく、朝1番の飛行機なんぞに乗るプランニングを
きっちりきっちり!笑
なんと!次の日には、これまた念願だった「イサム・ノグチ庭園美術館」まで行っちゃうことに!


と、いうわけで、ゆるーいアート旅ですが、
瀬戸内の波音に揺られながら、、、旅は進みます(笑)


朝、グダグダな感じで、、、前日、2時まで飲んだくれ、5時半にホテルを出るために、
3時半過ぎに起きてせっせと一時チェックアウトの用意とか旅行用意とかしてた私。
6時半の羽田に着くころには、ほんと、グッタリ。。苦笑
久しぶりに会う女子友への最初の一言は「ねむぃぃぃ~」でした。あはは。

で、ANAに乗りこむなり、超爆睡!
あっという間に、高松空港へ。

そして、豊島行きのフェリーの時間に間に合わせるために、タクシーを港まで飛ばす!

とりあえず、間に合ったのだが、、、
そこに居たのは、「フェリーという名の『高速艇』」でした。
わかるかな?
「旅館という名の民宿」・・・・みたいな。笑

タクシーの運転手も、「フェリーだし、瀬戸内は今日は穏やかだから、揺れないよ~」なんて
言ってくれてましたが、、、船に弱い私は、最後まで「ほんとうにフェリーか?」と、怪しんでいました。
で、やっぱり!苦笑。

もう、船に乗り込む前から、「酔い止め」投入!っす。
そして、乗り込んだ直後から「おしゃべりノンストップ!」で。
付き合わされたかなちゃん、ごめんなさいぃぃ。許して。
でも、おかげで、酔わずに豊島到着。よ、よかった~。

豊島に着いて、やたらと親切な案内人のにーちゃんに強く「電動アシスト付き自転車」の利用をレコメンドされる。
当初、島内バスに乗ろうかと思ってたけど、自転車の方が気持ちよさそう!歩かなくっていいし!
ってことで、人生初の電動アシスト付き自転車に跨ってみました。

オオっ!これはイイ!楽ちん~☆
そして、自転車としての楽しみも~!!


いろいろ見ましたが、「島キッチン」を紹介します。
お休みだったんですが、スタッフの人がいて、中を見せてもらいました。
おばあちゃんちに来たみたいな懐かしさ。







そして、島内をまたまた自転車で移動。

その昔、自転車大好きだったことを思い出す私。
きもっちいいいいいいいいい!!
風を切ってぐんぐん進む!
豊島はけっこう起伏が激しく、いざ、豊島美術館へ行く道のりも、
最初は坂道でしたが、その後は、棚田の中を海に向かって豪快な坂が続く!
ブレーキはもちろん、かけずにGO!
びゅんびゅん飛ばす私に後続の二人の姿は見えない。。。
坂を折りきったら、そこは港。あおーいあおーい瀬戸内海を見ながら、二人を待っていたのだが、、、

「行きすぎてますよ!」とのメール着信!
ガーーーーンっ。
あまりに気持ち良すぎて、目的地を通り過ごしていた私(笑)。
そして、気持ちよく降りてきた道を、せっせせっせと登り、、、
ようやく着いた!
豊島美術館☆



棚田の中にぽっかりと浮かぶ、流線型の白い物体。
アプローチも、白い道。


入口で、靴を履きかえて、、、
中に入ると、そこは、、、白と影と小さな湧き出る泉。
そよぐ風を感じながら、水が湧き出て消えていく音を感じる、まさに小宇宙。
それは、「はじまり」のようでいて「終わり」を感じさせる。
そして、それが「つづく」。
おもいもかけなく、自分の足元から水が湧き出る。
追いかけていくと、消える。。。
不思議でいて懐かしい空間。

いつまでもいつまでも見ていたい、風景が浮かんでくるような。

・・・・と、ステキだったんですが、なんせ、寒い。。。苦笑。

満喫した後は、併設されているcafeで、ポトフをいただきます。




この島の野菜で作られたポトフは、滋味深い味で体にしみこみます。



次に自転車で訪れたのは、とっても体感したかった、
心臓音のアーカイブ(Les Archives du coeur)






病院の診察室のような扉を開けると、そこは、心臓音がどくどくどくどく。。。。


音にあわせて照明が変化するんですが、まさに胎内に居る気分。
しかも、複数の心臓音を複合させて聞かせているのか、リズムも面白い。
実在する人達の心臓音を録音させてアートにしているんですが、
飽きないですね。
中にいると、いろんな想像を掻き立てられました。

私はしませんでしたが、、、
行った人は、自分の心臓音を登録できるらしいです。おもしろいですね。

個別の心臓音を聞けるブースもあって、検索できる仕組みも興味深かったです。


で、最初の港に戻り、気になっていた「いちご家」へ!


いいなー、この感じ。
いちご満載なパフェをいただきますっ!寒いけど(笑)


お店には、社会体験だとかで、中学生な女の子がお手伝いしていました。
のどかだな~!


最後に訪れたのは、レストラン 「イルヴェント



いいなー、この写真に撮った時の迷彩感!
どこからどこまでが自分なのか・・・・問いかけてくる感じ。
リアルにそこにいる時には見えなかったものが、この2次元の写真を見ることで見えてくる、、、的な。
すっげー興味深いっ!






しかし、、、入口にカタカナでイル・ヴェントと書いてあるのはいかがなモノだろうか。。。苦笑。



そんなこんなで、豊島アートツアーは、終わり。
案内所のおにーさんは、ほんっと親切で親切で。
ありがとうございました~☆


時間になったので、小豆島行きのフェリーに乗り込みます。
今度こそ、ほんとの「フェリー」でした。一応。(笑)



さよなら、豊島!
また来るよ!












中谷宇吉郎氏に会ってみたかった。。。。と心から想う。

2012-02-26 18:33:01 | 一時帰国。
このブログを丹念に読んでる方、、、、、、が、もし、いらっしゃるなら、
私がとにかく「中谷宇吉郎さん」が大好きなのを知っていると思います。

「スキ」なんて、単純な気持ちではないですね。
私の今までの生涯の中で、いっちばん純粋に「尊敬できる人」ですね。
彼の生きてる同時代に生きて、彼と一緒に研究をしてみたかった。。。と、
途方もない妄想をするぐらい、、、スキです。

なんていうか、出来れば、どんな人か、もっと間近で知りたかった。。。というか。
私が知ってるのは、文字で書かれたことばかり。
そんなんんじゃなくって、生きてる宇吉郎さんと言葉を交わしてみたかった。。。と結構真剣に思います。

なんか、今、降りてきた。私に。
これって、大切なモチベーションなのかも。

ウッキーは、すでに天国に召されているけど、例えば、コステロはまだ生きてる。。。
コステロとは、言葉を交わすチャンスがあるのかもッ!

・・・・と、更に、妄想は膨らむ。。。笑


で、この宇吉郎さんですが、彼の功績をたたえて、生誕の地、石川県の片山津に
記念館があります。


ベルギーに発つ前に、行きたかったんですが、時間を捻出できず諦めて早1年近く。
でも、思い続ければ事は成す!(笑)
もちろん、今回の一時帰国に絡めました!


これが、
中谷宇吉郎 雪の科学館」です。





磯崎新氏の設計による、雪をイメージした六角塔が3つ連なる建物が柴山潟に接し、
白山を臨むロケーションに建っています。
残念ながら、私のiPhone では、その壮大な姿はカメラに収めきれず、、、
そして、雪に覆われていて、よくわかんない写真ですが。。。(苦笑)

でも、建物としても、とても興味深い作りですね。これは。

中には、宇吉郎さんのゆかりのモノや直筆モノがたくさん展示されていて、




今回は、時期的に、「雪のデザイン賞」なるデザイン作品のコンペの受賞作品が展示されていました。
これまたスゴかった!
かなり、レベルが高い感じです。ハイ。
気になる方は、リンクをどうぞ。




これも、いいですね。欲しいっ!笑




更に、この科学館、何がイイって、「実験できる」ところ!
これは、おススメですッ。

もう、童心に戻って、むっちゃ楽しいッ!

ダイヤモンドダストをその場で見れちゃったり!
チンダル像を体感したり!
氷のペンダントを作ることで、金属の熱伝導性を実感したり!


そーしーてー、今回、むちゃむちゃ感動したのは、実は、「過冷却水」の実験。

-2~-5℃にそーーーーっと冷やして、凍っていない水に、
衝撃を与えることで、一瞬に氷になっちゃうッ!っていう実験です。

これが、、その時の写真。
落ちてくる水が、アッと言う間に氷の筍のように、下から生えてくる!!



すごいすごいすごい!!
どうしてそうなるのか?もっと知りたい!
自分もやってみたい!という方は、こちらの方のページがとっても参考になると思うので、
見てみてください。

過冷却水



そんなこんなで、宇吉郎さんとの再会(?)は、時間切れ終了となってしまいましたが、
とっても楽しめました。
なんていうか、今のこの科学館の運営は、宇吉郎さんの知らないところで進められているんだろうけど、
彼の思っていたことや、みんなに知ってもらいたい、というマインドが伝わってくるような、
そんな場所でした。

cafeも併設されているので、石川県に行く機会のある方は、ぜひ!
夏に行ってもとても気持ちのイイ場所です。


●中谷宇吉郎 雪の科学館
 住所:石川県加賀市潮津町イ106番地
 TEL:0761-75-3323
 開館時間:9:00~17:00
 休館日:水曜日
 入場料:一般 500円、高校生以下 無料



じゃぁ、ウッキー、またね☆












そして山代温泉。べにや無可有、どうして今まで行かなかった?と思うぐらい、イイ!

2012-02-26 16:33:02 | 一時帰国。
お腹が蟹でいっぱいになった翌日。

石川県 山代温泉にある「べにや無可有」に行きます。
以前から気になっていた、このお宿。
行くのは初めてです。

山代温泉(石川県)って、名古屋に住んでいるとけっこう行きやすいんだけど、
東京からだとビミョーにめんどくさい感じで、思ったより時間もお金もかかるので、
すっかりご無沙汰していました。

しかし、久しぶりに来たんだけど、いいね!石川!
いいね、山代温泉☆
しっとりした感じがとってもいいです。


雪深い中を走っていったけど、それがまたイイ!
やっぱり、このあたりの温泉は、雪のある季節がいいですね。

・・・・というわけで、着いた。
べにや無可有。



先に言っておきます。
ものすごく、居心地がよく、気持ちがイイ時間を過ごせました。
ゆるゆると過ごす、、、ってのは、こういうことをいうのかな、みたいな。
自分の心も解けていく感じです。


お部屋は、全室露天風呂付です。

17室しかないのですが、お庭も大きく、四季折々でお部屋によっていろんな表情が楽しめそうです。

こちらが、2部屋続きの外側のお部屋。

竹が敷き詰めてある床に火鉢がそっと置かれています。


そして、洗面スペース。


これが、自慢のオリジナルアメニティ。

これ、漢方的な発想の元に自然派なアロマオイルを独自ブレンドしたものらしく、
むっちゃイイッ!
大浴場でもこここでも使い放題なんですが、ほんっとに「イイもの」でした。
なので、購入して帰ろうかと思ったのですが、思った以上にお高い。。。。(苦笑)
そして、かさばって、更に「重い」。。。。
いつもなら、勢いにまかせて買っちゃうこともアリだったんだけど、
なんせ、まだ一時帰国は始まったばかり。。。
お値段よりも何よりも、「かさばって重い」のはちょっといかがなものかということで、
断念です。


で、ゆかたは、ひびのこづえさんデザインとのこと。
スタッフの着ていたユニフォームもそうでしょうか。
ちょっと「あれ?これって何?」と思っちゃうような、そこが愛らしい感じです。




御夕飯の前に行ってみたのは、宿自慢の「図書室」です。
まず、本が置いてある前の空間に、気持ちがなごみます。


本は、実にさまざまかつ洗練した揃え方でしたねー。
外国の方向けのこんな本もあったりして。


そして、、、さすがっ!
中谷宇吉郎さんの本も全冊そろっておりました!
ステキ☆
この全集、高くて買えなかったんだ~!だって一冊5000円とかするし!

思わず、頬ずりしたくなったりして(笑)




そして、そして、、、
お待ちかねの、御夕飯の時間☆
普通なら、季節がら、日本海側だしやはり「蟹」というところらしいんですが、
昨夜、蟹三昧だっただけに、ここは、別の選択を。
そう、「魯山人風のすき焼き」をいただくことにしましたッ☆

魯山人風のすき焼き、一度、食べてみたいと夢に見てたんですよね~!
どうやら、ここ、山代温泉のあたりの九谷焼の窯で焼き物を焼くために滞在していた魯山人が、
そのすき焼きの正当なレシピを教え伝え、今に至るのだそうで。
その正当なレシピをべにや無可有では、楽しめる、ということです。

まぁ、前置きはいいです。
行きましょう!
前菜からですが、説明ナシでさらっと(笑)








どれも、サラッとしたボリュームで、それがまた、ここちがいいです。(あ、他にもできたんですが、割愛)


で、キタっ!!



これが、魯山人風すき焼きの準備。
なんとなんとっ!
このすき焼きのみ、料理長自らがこの場所にやって来て、すき焼きを作ってくれます~☆


いやー、ぜいたくだな~♪

そして、お肉は、こんな感じで!



う、うまいっ。
お肉のうまみがジューシーで、かつ、出汁がいい塩梅に絡み合ってる。。。


そして、お鍋に残った出汁で、ネギを焼きます。


肉汁の入った旨味たっぷりな出汁を吸い込んだネギ!
九谷焼の器に映えますね~
そして、もちろん!美味し!



あっさりと2枚のお肉でしたが、たっぷりした気持ちと食感でいただき、大満足です。
ごちそうさまでした~☆



この後、この無可有の独特な空間へいってみた。


黒っぽい板の間に柱が何本も立っている。
そう、ただ、ただ、それだけ。
でも、この静寂さが気持ちイイです。
夜は、宿泊客がくつろいだり、座禅を組んだりする場として。
朝は、宿のインストラクターと一緒にヨガが出来るそうです。
気持ちよさそうですね。

私も、ちょっと敬虔な気分になり、座禅してみました。
でも、煩悩にまみれてるせいか、全然「無」の境地には程遠い。。。(泣)
私が「無」になれるのは、習字と弓道やってる時ぐらいですね。笑


さて。
写真撮ってませんが、お布団もむっちゃ気持ちよかったです!
ふっかふかのぬっくぬく☆どれだけでも寝ていられる―☆的な♪

それに、ご飯を食べる場所も、私が一番大好きなパターン、「宿泊する部屋とは別の『お部屋での部屋食』」でした~☆
これ、なかなかありそうでないんですよね。だって、他のお部屋があるっていう「余裕のある」状態でしか
ありえないのでー。

あー、イイところを挙げるとキリがないですッ。
っていうぐらい、ひっさしぶりに、気持ちのイイ宿、満喫!です。

豪雪の中、ほんっとに行ってよかったです。

ちなみに、板長の話によると、やっぱり、ここに行くなら、食材的に「秋~冬」なんだそうです。
さすが、石川県、美味しいもの、モリモリ☆

でも、ステキなお庭を満喫するのはやっぱり、春や夏だそうで。
そんな時期に来て、「ゆるり。」と時を過ごすのもよさそうですね。


最後に、やっぱり、美味しい、朝ごはん☆
ちゃんと、土鍋で炊いて「おこげ」がありました。






ありがとう、べにや無可有!
またくるね~!!!!
















豪雪の中、カニを食べに越前へ。皇室か我が家か?!

2012-02-26 14:56:50 | 一時帰国。
今回の一時帰国にあたり、
ダーリンが「やっぱり、カニと温泉だよね!」と発言したことから
その旅は設定されました。

福井県 三国 で 越前ガニを食べ、
石川県 山代温泉 で 温泉につかる。

そーしーて、石川県まで行ったなら、私の超尊敬する生涯の心の師匠、
中谷宇吉郎先生の「雪の科学館」にいきたいッ!

というわけで、岐阜県の大垣市(姪っ子の結婚式をしたところ)から
まずは、豪雪の中、福井県まで車を走らせます!



うーん、北陸自動車道、雪のため制限速度が時速80キロ。
ヨーロッパの高速道路を平均120~150キロぐらいで走っているのが
身についていていると、「風景が止まって見える」的な感じです。
そして、「目的地までのこり170キロ」と表示されるカーナビを見て
「あ、もーすぐ着いちゃうね」と思ってしまう、感覚。

あんまり意識してなかったけど、ベルギー生活に慣れちゃってるのを実感した瞬間です(笑)

そして、福井県にあっという間に突入。SAで軽く食事をとろうと入ったら、
池上遼一のこのポスターに釘付けっ!



何?ボルガライスって?!そして、なぜ、池上遼一?!謎が謎を呼びますが、、、
でもすでに、私は、ラーメンを頼んだ後でしたー。残念。



ボルガライスについて知りたい人はこちらを。「武生に来たらボルガライス」


そして、目的地の望洋楼に到着~!

とっても西の海側に面しているので、きっと日本海の落ちていく冬の夕日がステキに違いない~☆と
思ってたんですが、残念ながら、激しい雪と雨と風・・・・。
サンセットは眺められませんでした。ぐすん。



まぁ、いいんです。
一番の目当ては、なんといっても、「献上蟹」です!!!!
皇室に献上されるクラスと同じレベルの蟹をいただこう!っていうことですッ。
まさに、皇室か我が家か!並んでるわけですょ!
なーんて、すんません、恐れ多くて。。。言ってみただけです。


で、この宿、いーんですが、特に何もすることはないので、
のんびりお風呂につかり。。。



ゆっくりと、蟹をいただきます~。
なんせ、蟹のフルコース!
たくさんたくさんいろいろいろ出てきます。
もちろん、ぜーーーーーんぶいただきます。
食べられない大量の食べ物を食べ切るコツは、、、そうです。満腹中枢が働く前に目の前の皿を空けること!
たーだーしー
後で必ず泣きを見ますけどね。。。。
まぁ、そんな子供だましな技で自分をだましながらも、食べるわけです。ハイ。

今日は、そんな中から、特別なモノをご紹介ッ!(もっとたくさんの種類がありましたが)

せいこ蟹です。そうです、メスですね。
これは、小さいですが、うまみがギューーーーっと詰まっててとにかく滋味あふれてウマイです。


そして、蟹刺し!
蟹のお刺身☆
甘くって、とろけそうな~



次は焼きガニ!
・・・ですが、焼いてる傍から取り合分けてくれたので、
肝心の焼いてるシーンがありません。
でも、焼きガニは、ほんっと、身の甘味が香りと共に濃厚にキューッと出てくるので、
絶対にはずせませんね。
もちろん、カニみそ食べるなら、焼きガニは絶対!ですッ!



そして、待望の「献上蟹!」
茹でガニです。


デカいっ!
「成人式は越えてるかも~」とは、仲居さんの説明。
ほんっと、大きくって、身がギューーーッと詰まってました。重いっす。
身自体も、栗の実のようにホロッとしつつも、ジューシー☆
松葉ガニ特有のしなやかさのある味、というのでしょうか。
とにかくウマイですなー。

で、「献上品質」のタグですよ!これが!(すんません、単なる自慢です)


ってことで、けっこう楽しんだわけですね☆

望洋楼、10部屋あって、6部屋が露天風呂付きですが、
私達は、蟹目当てなので、露天風呂はついてないタイプのお部屋でした。
(正直、そちらの方が若干お得です)
うーん、露天ついてた方がいいかなー、どうかなーと、最後まで悩みましたが、、、
が、正直、風がみぞれがすごくて、とてもじゃないけど、露天に浸かってられない状況だったので、
まぁ、結果的に正解。でしたね。

それに、大浴場のお風呂、全く混んでおらず、いつも私だけの「貸切」でした☆


いやー、いいですね、蟹。
毎年、必ず現地に食べに行くのが基本で、行けない時でも、毛ガニを取り寄せて食べたり。
さすがに、一つ前の冬は食べてなかったな。出国準備に追われていて。

しかし、毎回思うのだけど、蟹を一番最初に捕まえて食べた人、すごいよ!
そして、その人に心から感謝します☆
あんな、ゲテモノをよくも「食べよう!」と思ったなーと、感心するんですよ。
私だったら、しなかったなー・・・と。

何事も、最初の一歩から。ですが、こと「蟹を喰らふ」ことについては、
そのことをすごくすごくすごく思い出しますね。

この堅い殻の向こうに、ひどく濃厚な美味ワールドが待ち受けている、なんて、
あの外観だけでは想像しかねますが、実際にはそんなこともあるんだ!と改めて思うと、
いろんなチャレンジに足を踏み出すことに勇気をもらえそうです。

蟹蟹蟹!
あと3杯は食べたかった!(笑)



















一時帰国してました。もちろん、日本に。です。

2012-02-23 21:18:57 | 一時帰国。

※羽田に着いたら嵐がお出向かえ!



あちこちから、「1月に入ってから全然ブログがアップされてないよー」という声があがり。。。
そうなんだ、意外に読んでくれてる人がいるんだ、、、と嬉しくなっている私です。

いやー、実は、下書きを書いてたのが3本ほどあったんですが、
1月末からの一時帰国準備に追われてしまい、、、
UPする間もなく、ベルギーを出国し、その後は、スマフォのみのネット環境だったので、
投稿することも出来ず、、、FBばかりしていました。(苦笑)


一時帰国は、彼の方の姪っ子(21歳、モデル並みの美少女、172センチ)が急に結婚する!と
いうので、披露宴に出席するってのが一番の目的でした。
そしたら、義父の法事も設定され、、、
まぁ、ついでに温泉行って、カニでも食べようか!といいながら、
じゃぁ、ついでに私は東京も行ってくるよ~という話になり~
懐かしいみなさんの顔を拝む旅に出ました。

期間は3週間。
わー!ゆっくり出来るじゃーん!と思った、そこのあなた!
そう、私もそう思ってた!
けーどー、意外にもかなりな忙しさ。。。
まぁ、忙しくしたのは、誰でもない、私自身なんですが。。。

思いつくまま、誘われるままに約束をポンポン入れ出したら、
あっという間にいっぱいに。。。
そして、会いたい~と思ってた人全部には会えないことに。うぅ。。。


そして、山ほどお土産用にチョコレートを買ったはいいが、スーツケースに入り切らないし。。。
おまけに、結婚式で親族なんで、留袖を着るために、
長じゅばんやら、着付け小物、BAG、草履、着物ハンガーまでもベルギーから
持っていくことに。。。

お洋服もいろいろ持って行きたかったけど、厳選に厳選を重ねて~。
3週間分の着回しコーディネートを考えたよ。全部。
まるで、ファッション雑誌のスタイリスト的な。
そのリストに沿って忠実に着替えをした毎日でした。

・・・・が、やっぱり途中で飽きたね。。。残念ながら。
つい、お洋服を買い足してしまったりして。

そして、途中で、ダイソーとかにも寄っちゃって、
やたらと文房具とか買ってしまった。
フランソワのお土産にしよーとかなんとか言っちゃって。(笑)

そして、行きの免税品店で、そーだ、あれが足りなかった!と言いながら、
化粧品を買い足す。。。

ドンドン荷物が膨れ上がり、
東京のロングステイするホテルにチェックインした時、
「お荷物がたくさん届いています。スーツケース2個に段ボール5箱」と言われ、
かなりびっくりした。。。
それもそのはず、日本で購入したいものの半分ぐらいをAmazon.jpで先に手配して
ホテルに送りつけておいたのである。
そりゃー、段ボール多いわ。。。

部屋をツインにアップグレードしてくれたけど、
片方のベッドにスーツケースを一つ乗せて開けたら、それだけですでに
イッパイ!
更に、次の部屋は、シングルのワイドベッドだったんだけど、、、
スーツケースを開けっぱなしにするスペースがほとんどないので、
とりあえず、中のものを出した!・・・は、いいが、すべてが収納できない。
仕方がないので、ワイドベッドの半分に荷物を並べ、残りの半分で寝ていた私でしたw


まぁ、そんなこんなの私の一時帰国。
どんな生活だったのか、その詳細を書き出すと、きっと1か月以上かかりそうなので
すべてについては語れませんが、日本で旅行したところの紹介や、思ったことを徒然と書いてみようかと思います。


それでは、この次からよろしく~☆