12月22日(木)は、12月期フランス語コース(A2.3)のテストの日でした。
ですが、、、ブリュッセルでは、大体的なストが前日の夜から実施されていて、
当然メトロがずーーーっと止まっている。
・・・というか、駅が閉鎖されてしまってました。(しまった、写真撮り忘れた・・)
なので、メトロ以外で学校に行かねばならないのですが、
ダーリンは出張中でいないし、タクシーに乗ってもたぶん渋滞にはまる。。。
ってことで、往復歩いてみました。片道45分弱。
まぁ、実はそんなに遠くない距離だったりしました。笑
しかし、最近の日本では見かけない「ストライキ」をちゃんとやるなんて、
ある意味すごい。なんだか、不謹慎かもしれませんが、あのちょっと非日常な感じが気持ちを昂揚させますね。
私がオトナになってからは、交通ストなんて経験ないけど、
確か、村上春樹の「村上朝日堂」に昔の国鉄のストの時の話とか載ってて、それを読んだとき、
街が、駅が、シーンとしてる感じがすっごい鮮明に脳裏に浮かんだのを急に思い出しました。
そうか、そのせいかもしれないですが、(話は完全にそれますが)
3.11の震災直後、電車がすぐ止まり、山手線の線路を人が歩いている姿をみたら、
「昭和のストみたいだな・・・・」と思ったのは、この本(エッセイ)の影響なんですね、きっと。
で、話を戻して、、、
しかも、メトロは、毎週月曜日にフリーペーパー(フリー新聞?)を配布しているんだけど
これが、けっこうちゃんとした記事がいろいろ載ってる大人気な新聞なんだけど、
そこにも、自分たちのストの情報をインフォメーション的にデカデカと載せてるあたりが
「やるんだよ!絶対に!」みたいな意思の強さをますます感じさせます。
で、朝歩き始めたら、同じようにモンゴメリーからずーーーーっと前を歩いているおっちゃんがいて(笑)
ずーっとストーカーの様に後をついていると、一言も口をきいてないのに、
妙な親近感が湧くのがこれまた不思議な気持ちです(笑)
人と人の関係や空気感って、そういうものが実は一番の元になってるのかなーとか、なんとか、
ぼんやりと思いながら、フランス語の動詞活用一覧表を見ながら歩いていました。
・・・って書くと、すんごく勉強家な雰囲気満載ですが、
よーするに、単なる「一夜漬け」状態です。その日に見てるんで・・・・。
で、一夜漬け状態でやるだけやったテストだけど、、、
正直、かなりリスニングの問題、長文読解の問題が難しく、苦戦しました。
いや、リスニングなんて、苦戦も何も、あっという間に聞取り時間が終わるので、
ボーっとしてるだけで、なんとも情けない感じだけど。。。
仏作文の問題も、そのテーマについて昨日の「ヤマ」があたったはいいけど、そもそも中身が一夜漬けなので、
覚えきれておらず、おそまつな感じ。あ~!後は神頼みしか残ってないですな。。。
しかし、そんな情けない状態でも、終わった後の私の気分は「解放感でイッパイ!!!!!」
思わず、「ヤッホー!!!」ブリュッセルに山があったら、きっと私は叫んでいたでしょう!!
思わず、足取り軽やかにどこかに出かけようかッ♪
と、思ったけど、そうだった、今日はスト・・・・・。
出かけたが最後、戻ってこれません(笑)
なので、またぽくぽくと家に向かって歩きながら、おうちの一駅手前の駅「Merode」あたりまで来たら、
この辺は、実は、けっこうお店がいろいろあるんですねー。
うーん、Montgomeryが店が少ないので、羨ましい感じ!
Stockelにあるようなお店はほとんどすべてある、って感じかな。
で、そっか!
ここで私のこの浮かれた解放感を満喫しよー―――!ここからだったらよく歩いて帰る距離!
と、すっかりこのボニデ(ナイスアイディアをフランス語でいうとそういう感じ)を思いついた自分に
更に浮かれて、さまよいます(笑)
まーずは、腹ごしらえ!
そして、ランチに選んだのは、ベトナム&タイ料理のお店:「PARFUMES D'ASIE」
うーん、こんなところに!って感じのお店。
階段を上がるったら、まずは、神だな?
お店の中は、昭和な地方の喫茶店を思い起こすような、ピンクとペパーミントグリーン。
薄いきれいなピンクの壁に、ピンクのペーパーナフキンが色の繰り返し効果なのか、
けっこうベタなベトナムな人形やグッズがあるんだけど、それなりにみえます。
今日は、ランチメニュー 9€ というのをいただきました。
内容は、こんな感じ。
・海老センベイ
・前菜
・メイン
・ライス
・ライチ または コーヒー
写真は、こんな感じ。
この海老センベイおいしかった!まぁ、いわゆるフツーの味ですが。
懐かしかったのか、一人分としては多いかな?と思いつつもペロリ!
そして、前菜のこの海老揚げ餃子がプリプリでウマイッ!!!
で、これまたエビのピリ辛炒めですね。
味噌味に似た味付けが、ご飯がもっと食べたくなる感じ。
食後は、コーヒーをいただきました~♪
出てきた時は、メインの量が少ない?と思ったけど、食べてみると、ご飯もあるせいか、
けっこう満足感あります。
うーん、幸せ~♪
お店は、最初お客さんがいなかったんだけど、
その後、たくさん人が来ました。相変らず、私は店に人を呼ぶらしいです(笑)
もちろん、ヨーロピアンな人が多く、ワインと一緒にベトナミーズな感じですね。
すっかりゴキゲンな私は、雑貨屋や、服や靴を中心に、Merode周辺のお店をいろいろ見て回ったんですが、
結局、私が買い込んだのは、「あったかグッズ」笑
ひざ掛け、レッグウォーマー、ニットなタイツ etc.
最近、ほんっと寒くて、、、、家にいても、足元が寒かったりするので、
レッグウォーマーが欲しかった!
これでぬっくぬくですなー笑
で、家に帰って来ても、この解放感からか、フランス語の教科書を開ける気にもなれず、
かといって、出かけようとしても、ストだし、もう暗いし、、、。
で、やはり、家で現実逃避することにしたッ!
一人で日本のドラマ鑑賞に走ってしまった。
そして、夜中まで延々と見続けるのである。。。。
これって、異常?!苦笑。
で、今、書いてて思ったけど、、、日本で同じような気分になったら、どうするか?
さぁ、あなたはどうしますか?
ストは発生してない日でいいですょ!
1:買い物にいく(特に靴)
2:とにかく、友達に声をかけて飲みに行く(食べにいく)
3:エステかマッサージに行く
4:映画に行く
5:マンガ喫茶に行く
なんか、ここまで書いて思ったけど、全部「出かける」モノですよね。
日本にいた時は、例えば、何かの試験を受けた日とか、重要なプレゼンみたいなのがあった日とか、
その後で確実に解放感があるはずで、まとまった時間がとれる時は、
事前にちゃんと「予定」を入れていたことが多いなーと、思い出した。
ネイルやまつエクとか、友達に前祝いしてもらう、とか。
きちんと、その直前のいわゆる「一仕事」を終えた後の自分への「ご褒美」設定がされていたよなーと。
別に、ご褒美欲しさに仕事をやっていたわけではないけれど、
結果的に、更に自分を「アゲル」ために設定していた予定の数々。
今は、そもそも、こんな解放感を得る機会が珍しい。残念ながら。
毎日が「解放」ではなく、「開放」的だからか。
「解放」は、「束縛」や「制限」がその前提として存在し、それがなくなり自由になることを意味する。
「開放」は、文字通り、開け放たれたそのものの状態をただシンプルに言う。
ってことは、「解放感」があるということは、その前に「ストレス」的なものがあるということですね。
で、「解放感」というのは、あえてフィジカルな感覚に例えていうと、
「すっごい我慢した後の排泄の気持ちよさ」に似ている気がする。
脳内麻薬がドピュッッ!!!!と出た感覚のような。(笑)
今の生活は、「開放」されている状態だが、それは、私に「解放感」を与えない。
そして、そのこと自身にストレスを感じることがあったりするんだよね~、実は。
人間って、これだから奥が深い。「開放」されすぎてることって、実は、楽じゃなかったりする。
シンドイ側面もあるんです。
いつ話をしても、「忙しい」という人は、この「開放」状態を実は恐れているのかも。
「忙しい」のに、絶対、仕事の量や家事の量やすることの量をみずからは減らさない人って周りにいますよね?
「せっぱつまった状態、忙しい状態」は、すごく望ましいわけではないが、
自分がしなければならない何かがある状態は、人を「安心」させるし、「達成感」を見つけやすし、
なんせ、その後の極上の「解放感」をもたらしてくれる。
そう考えると、フランス語の勉強を今、私にしては、けっこう真面目にやっていると思うんだけど、
その心理の裏には、実はこの解放感を味わいたいだけ、「開放」から「解放されたい」だけなのかもしれない。
なーんて、解放感について思考して偉そうなこといったけど、
こんな私は、その解放感を満喫するために、
「家政婦のミタ」を見て、「私の恋愛出来ない理由」に瞬間的にはまっただけの小市民なのでした(笑)
VIVA! 現実逃避!
Super! 家政婦のミタ! 笑
●今日のレストラン:
PARFUMES D'AISIE
住所:Av. George Henri 482
1200 Bruxelles
tel:02/733.11.98
営業時間:月~土:12:00 - 14:00 、18:30 - 22:00
日曜休み。
ですが、、、ブリュッセルでは、大体的なストが前日の夜から実施されていて、
当然メトロがずーーーっと止まっている。
・・・というか、駅が閉鎖されてしまってました。(しまった、写真撮り忘れた・・)
なので、メトロ以外で学校に行かねばならないのですが、
ダーリンは出張中でいないし、タクシーに乗ってもたぶん渋滞にはまる。。。
ってことで、往復歩いてみました。片道45分弱。
まぁ、実はそんなに遠くない距離だったりしました。笑
しかし、最近の日本では見かけない「ストライキ」をちゃんとやるなんて、
ある意味すごい。なんだか、不謹慎かもしれませんが、あのちょっと非日常な感じが気持ちを昂揚させますね。
私がオトナになってからは、交通ストなんて経験ないけど、
確か、村上春樹の「村上朝日堂」に昔の国鉄のストの時の話とか載ってて、それを読んだとき、
街が、駅が、シーンとしてる感じがすっごい鮮明に脳裏に浮かんだのを急に思い出しました。
そうか、そのせいかもしれないですが、(話は完全にそれますが)
3.11の震災直後、電車がすぐ止まり、山手線の線路を人が歩いている姿をみたら、
「昭和のストみたいだな・・・・」と思ったのは、この本(エッセイ)の影響なんですね、きっと。
で、話を戻して、、、
しかも、メトロは、毎週月曜日にフリーペーパー(フリー新聞?)を配布しているんだけど
これが、けっこうちゃんとした記事がいろいろ載ってる大人気な新聞なんだけど、
そこにも、自分たちのストの情報をインフォメーション的にデカデカと載せてるあたりが
「やるんだよ!絶対に!」みたいな意思の強さをますます感じさせます。
で、朝歩き始めたら、同じようにモンゴメリーからずーーーーっと前を歩いているおっちゃんがいて(笑)
ずーっとストーカーの様に後をついていると、一言も口をきいてないのに、
妙な親近感が湧くのがこれまた不思議な気持ちです(笑)
人と人の関係や空気感って、そういうものが実は一番の元になってるのかなーとか、なんとか、
ぼんやりと思いながら、フランス語の動詞活用一覧表を見ながら歩いていました。
・・・って書くと、すんごく勉強家な雰囲気満載ですが、
よーするに、単なる「一夜漬け」状態です。その日に見てるんで・・・・。
で、一夜漬け状態でやるだけやったテストだけど、、、
正直、かなりリスニングの問題、長文読解の問題が難しく、苦戦しました。
いや、リスニングなんて、苦戦も何も、あっという間に聞取り時間が終わるので、
ボーっとしてるだけで、なんとも情けない感じだけど。。。
仏作文の問題も、そのテーマについて昨日の「ヤマ」があたったはいいけど、そもそも中身が一夜漬けなので、
覚えきれておらず、おそまつな感じ。あ~!後は神頼みしか残ってないですな。。。
しかし、そんな情けない状態でも、終わった後の私の気分は「解放感でイッパイ!!!!!」
思わず、「ヤッホー!!!」ブリュッセルに山があったら、きっと私は叫んでいたでしょう!!
思わず、足取り軽やかにどこかに出かけようかッ♪
と、思ったけど、そうだった、今日はスト・・・・・。
出かけたが最後、戻ってこれません(笑)
なので、またぽくぽくと家に向かって歩きながら、おうちの一駅手前の駅「Merode」あたりまで来たら、
この辺は、実は、けっこうお店がいろいろあるんですねー。
うーん、Montgomeryが店が少ないので、羨ましい感じ!
Stockelにあるようなお店はほとんどすべてある、って感じかな。
で、そっか!
ここで私のこの浮かれた解放感を満喫しよー―――!ここからだったらよく歩いて帰る距離!
と、すっかりこのボニデ(ナイスアイディアをフランス語でいうとそういう感じ)を思いついた自分に
更に浮かれて、さまよいます(笑)
まーずは、腹ごしらえ!
そして、ランチに選んだのは、ベトナム&タイ料理のお店:「PARFUMES D'ASIE」
うーん、こんなところに!って感じのお店。
階段を上がるったら、まずは、神だな?
お店の中は、昭和な地方の喫茶店を思い起こすような、ピンクとペパーミントグリーン。
薄いきれいなピンクの壁に、ピンクのペーパーナフキンが色の繰り返し効果なのか、
けっこうベタなベトナムな人形やグッズがあるんだけど、それなりにみえます。
今日は、ランチメニュー 9€ というのをいただきました。
内容は、こんな感じ。
・海老センベイ
・前菜
・メイン
・ライス
・ライチ または コーヒー
写真は、こんな感じ。
この海老センベイおいしかった!まぁ、いわゆるフツーの味ですが。
懐かしかったのか、一人分としては多いかな?と思いつつもペロリ!
そして、前菜のこの海老揚げ餃子がプリプリでウマイッ!!!
で、これまたエビのピリ辛炒めですね。
味噌味に似た味付けが、ご飯がもっと食べたくなる感じ。
食後は、コーヒーをいただきました~♪
出てきた時は、メインの量が少ない?と思ったけど、食べてみると、ご飯もあるせいか、
けっこう満足感あります。
うーん、幸せ~♪
お店は、最初お客さんがいなかったんだけど、
その後、たくさん人が来ました。相変らず、私は店に人を呼ぶらしいです(笑)
もちろん、ヨーロピアンな人が多く、ワインと一緒にベトナミーズな感じですね。
すっかりゴキゲンな私は、雑貨屋や、服や靴を中心に、Merode周辺のお店をいろいろ見て回ったんですが、
結局、私が買い込んだのは、「あったかグッズ」笑
ひざ掛け、レッグウォーマー、ニットなタイツ etc.
最近、ほんっと寒くて、、、、家にいても、足元が寒かったりするので、
レッグウォーマーが欲しかった!
これでぬっくぬくですなー笑
で、家に帰って来ても、この解放感からか、フランス語の教科書を開ける気にもなれず、
かといって、出かけようとしても、ストだし、もう暗いし、、、。
で、やはり、家で現実逃避することにしたッ!
一人で日本のドラマ鑑賞に走ってしまった。
そして、夜中まで延々と見続けるのである。。。。
これって、異常?!苦笑。
で、今、書いてて思ったけど、、、日本で同じような気分になったら、どうするか?
さぁ、あなたはどうしますか?
ストは発生してない日でいいですょ!
1:買い物にいく(特に靴)
2:とにかく、友達に声をかけて飲みに行く(食べにいく)
3:エステかマッサージに行く
4:映画に行く
5:マンガ喫茶に行く
なんか、ここまで書いて思ったけど、全部「出かける」モノですよね。
日本にいた時は、例えば、何かの試験を受けた日とか、重要なプレゼンみたいなのがあった日とか、
その後で確実に解放感があるはずで、まとまった時間がとれる時は、
事前にちゃんと「予定」を入れていたことが多いなーと、思い出した。
ネイルやまつエクとか、友達に前祝いしてもらう、とか。
きちんと、その直前のいわゆる「一仕事」を終えた後の自分への「ご褒美」設定がされていたよなーと。
別に、ご褒美欲しさに仕事をやっていたわけではないけれど、
結果的に、更に自分を「アゲル」ために設定していた予定の数々。
今は、そもそも、こんな解放感を得る機会が珍しい。残念ながら。
毎日が「解放」ではなく、「開放」的だからか。
「解放」は、「束縛」や「制限」がその前提として存在し、それがなくなり自由になることを意味する。
「開放」は、文字通り、開け放たれたそのものの状態をただシンプルに言う。
ってことは、「解放感」があるということは、その前に「ストレス」的なものがあるということですね。
で、「解放感」というのは、あえてフィジカルな感覚に例えていうと、
「すっごい我慢した後の排泄の気持ちよさ」に似ている気がする。
脳内麻薬がドピュッッ!!!!と出た感覚のような。(笑)
今の生活は、「開放」されている状態だが、それは、私に「解放感」を与えない。
そして、そのこと自身にストレスを感じることがあったりするんだよね~、実は。
人間って、これだから奥が深い。「開放」されすぎてることって、実は、楽じゃなかったりする。
シンドイ側面もあるんです。
いつ話をしても、「忙しい」という人は、この「開放」状態を実は恐れているのかも。
「忙しい」のに、絶対、仕事の量や家事の量やすることの量をみずからは減らさない人って周りにいますよね?
「せっぱつまった状態、忙しい状態」は、すごく望ましいわけではないが、
自分がしなければならない何かがある状態は、人を「安心」させるし、「達成感」を見つけやすし、
なんせ、その後の極上の「解放感」をもたらしてくれる。
そう考えると、フランス語の勉強を今、私にしては、けっこう真面目にやっていると思うんだけど、
その心理の裏には、実はこの解放感を味わいたいだけ、「開放」から「解放されたい」だけなのかもしれない。
なーんて、解放感について思考して偉そうなこといったけど、
こんな私は、その解放感を満喫するために、
「家政婦のミタ」を見て、「私の恋愛出来ない理由」に瞬間的にはまっただけの小市民なのでした(笑)
VIVA! 現実逃避!
Super! 家政婦のミタ! 笑
●今日のレストラン:
PARFUMES D'AISIE
住所:Av. George Henri 482
1200 Bruxelles
tel:02/733.11.98
営業時間:月~土:12:00 - 14:00 、18:30 - 22:00
日曜休み。
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