ベルギーは、実は、アールヌーボーやアールデコな建築がいっぱいある。
私の大好きなグスタフ・クリムトが食堂の壁画(生命の樹、抱擁等)を描き、
ヨーゼフ・ホフマンが総合設計したというストックレー邸は、当時の建築物で、
実は、私の家のむっちゃ近く。ご近所である。
ダーリンは、すっかり忘れていたが、私は、車で通りかかった瞬間、
「こ、これはっ」と、15年ぐらい前に、この建物の前まで来たことを思い出した。
建物内は、見学できず、あくまでも個人邸宅で、当時はまだ親族が住んでいたので、
文字通り、家の前まで来て、写真だけ撮って帰った記憶がある。
当時、インターネットで調べて~という時代ではなかったので、
あくまでも私がもっていたクリムト関連本で住所を調べて、たどり着いた場所だった。
2009年にようやく世界遺産になったらしい。
(今は、たぶん、整備中らしい。入れません)
正直、今回Montgomeryに家が決まった時、「ん?なんか聞いたことある駅名だなー」ぐらいにしか
思っておらず、すっかり忘れていたが、気が付いたとたんに、こんなところに「縁」ってあるんだなーと
ちょっと感動しました。
あまりに近すぎて、今の写真を撮ってないので、
詳しく知りたい方は、こちらを。
早く、整備されて、家の中とかお庭とかみたいものです。
私がここにいる間に開放されるといいなー。
~で、4月に来て以来、建築を見に行きたい行きたいと思っていたのですが、
最初に行くのはここ!と決めていたところが、「バラ園が素敵☆」なところのようなので、
バラがキレイに咲く時期まで待ってました!
そして、そして~
私がうっかりイギリス旅行なんかして浮かれている間に、
ベルギーな世の中は、「バラが満開な季節」がやってきていましたっ!
なので、さっそくお出かけでございます。
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まずは、こちら。
「VAN BUUREN美術館」
アール・デコなお家に素晴らしい絵画や調度品がある美術館で、建物だけじゃなく、
お庭もものすごく素敵です。
そして、「学生です」とたどたどしいフランス語で言ってみたら、チケットが学割価格に!(半額☆)
学生証も見せないのに、あっさり半額にしてくれるあたりがすごいです。笑
(もちろん、持ってますが)
そして、日本語の説明プリントを手渡してくれました。
優しいですねー。
アール・デコなお宅拝見!って感じです。
目黒の「東京都庭園美術館」は、私が東京で一番好きな美術館ですが、
あそこもアール・デコ建築です。(旧朝香宮邸です。)
あの美術館も、年に一度ぐらい、いわゆる企画展ではなく、建物自体を見学可能で、
写真撮影可能な期間があるのですが、なんせ、調度品とかがすべてそろっていないので、
いつも少し残念なのです。
・・・が、ここは、「このまま住める?」という感じで、当時のままになっているので、
いろんなものが、文字どおり「色あせてる」ものの、
「お宅訪問しまーす☆」という感覚で楽しめます。
で、中に入ってみると~
これが、ダイニングルーム。
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上の方にあるのは、どう見ても中国製磁器にしか見えませんが、、、
デルフト焼だそうで。
これは、リビング。
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これは、ミュージックルームだそうで、サティが弾いたというピアノがありました。
ピアノにかけてある織物がすごくイイ。欲しい。。。。
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そして、このカーテンも欲しい。。。
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ギャーッ!!この階段の吹き抜けのステンドガラス照明が素敵すぎます。
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やばい。欲しすぎます。笑
そして、お庭ですが、広すぎて全景が撮れませんが、「メイズ:迷路」が作ってあり、
マジで迷いますw
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それを抜けると、ハートのお庭。
かわいすぎます。
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いやー、堪能!!!
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いいですよ、これ。
もう一度といわず、あと100回ぐらい行きたい。
そして、次は、、、
オルタ美術館へ
こちらは、世界遺産です。
このオルタ美術館、入口といい、外観は、一瞬「は?これ?」という感じですが、
よーくみると、ものすごい曲線美でございます。
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中に入るとさらにすごいっ!!!
・・・ですが、中は、撮影禁止なので、雰囲気が知りたい方は→こちらのサイトのバーチャルツアーをみてください。
たぶん、オルタの自宅兼アトリエなので、「存分にアール・ヌーボーしちゃったぁ~っ」って感じでしょうか。階段からドアから家具から何から何まで曲線のアール・ヌーボーな世界です。
そして、日本や中国の置物や刺繍ものとかがたっぷり!
やっぱり、アール・ヌーボーには、日本テイストが入っているんですね~。
でっかいシーサーが対で飾ってあるのにはちょっとびっくりしましたが。
階段の天井がガラスになっていて、明りが入ってくる設計、
フロアに段差があって、広くみえる間取り等々、かなり感心します。
もう、隅から隅まで「ぼく、アール・ヌーボー好きだから。」的な匂いが漂ってきます。
また、「なんでここにドア?」ってのを開くと、実は、簡易トイレがにょっきり出てきたり、
ドアが二つ並んでついているのに、向こう側には、一つしかなかったり・・・・?
おそらく、一つはそれこそ作り付けのトイレか、クローゼット等の収納なんでしょうね。
なんだか、忍者屋敷のようです(笑)
この時代に作り付けの収納があったことにちょっとびっくりしながら、
そこまで考えに考えての家づくりなんだなーーと。
いやー、しかし、こってりこてこてな「アール・ヌーボー」。
出てきてダーリンが
「俺、やっぱり、アール・ヌーボーの家には住めないな」ボソッ。
いや、そもそもムリムリ(笑)
まぁ、でも、気持ちはわかりますねw
アール・ヌーボーってさぁ、英語でいうと、「NEW ART」なんだよねー。と
私がボソっといったら、「それじゃぁ、ありがたみがなさそーっ」と笑われた。
まぁ、世の中、そんなものである。
フェルメールは、英語読みすると「ヴァーミア」なわけだし、
「モン・サン・ミッシェル」は「マウント・セント・マイケル」なわけですよ。
そーいえば、京都の師匠が「イサム・ノグチっていうから、かっこええような気がするけど、
野口勇さんやろー?ふつーやないの」としきりと言ってのを急に思い出しました。
そーですね、ふつーですよ、師匠。師匠の前では、みんなフツーです。(笑)
・・・なわけで、今日のアートなお散歩は終了~。
夜は、お好み焼きを食べましたw
私の大好きなグスタフ・クリムトが食堂の壁画(生命の樹、抱擁等)を描き、
ヨーゼフ・ホフマンが総合設計したというストックレー邸は、当時の建築物で、
実は、私の家のむっちゃ近く。ご近所である。
ダーリンは、すっかり忘れていたが、私は、車で通りかかった瞬間、
「こ、これはっ」と、15年ぐらい前に、この建物の前まで来たことを思い出した。
建物内は、見学できず、あくまでも個人邸宅で、当時はまだ親族が住んでいたので、
文字通り、家の前まで来て、写真だけ撮って帰った記憶がある。
当時、インターネットで調べて~という時代ではなかったので、
あくまでも私がもっていたクリムト関連本で住所を調べて、たどり着いた場所だった。
2009年にようやく世界遺産になったらしい。
(今は、たぶん、整備中らしい。入れません)
正直、今回Montgomeryに家が決まった時、「ん?なんか聞いたことある駅名だなー」ぐらいにしか
思っておらず、すっかり忘れていたが、気が付いたとたんに、こんなところに「縁」ってあるんだなーと
ちょっと感動しました。
あまりに近すぎて、今の写真を撮ってないので、
詳しく知りたい方は、こちらを。
早く、整備されて、家の中とかお庭とかみたいものです。
私がここにいる間に開放されるといいなー。
~で、4月に来て以来、建築を見に行きたい行きたいと思っていたのですが、
最初に行くのはここ!と決めていたところが、「バラ園が素敵☆」なところのようなので、
バラがキレイに咲く時期まで待ってました!
そして、そして~
私がうっかりイギリス旅行なんかして浮かれている間に、
ベルギーな世の中は、「バラが満開な季節」がやってきていましたっ!
なので、さっそくお出かけでございます。
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まずは、こちら。
「VAN BUUREN美術館」
アール・デコなお家に素晴らしい絵画や調度品がある美術館で、建物だけじゃなく、
お庭もものすごく素敵です。
そして、「学生です」とたどたどしいフランス語で言ってみたら、チケットが学割価格に!(半額☆)
学生証も見せないのに、あっさり半額にしてくれるあたりがすごいです。笑
(もちろん、持ってますが)
そして、日本語の説明プリントを手渡してくれました。
優しいですねー。
アール・デコなお宅拝見!って感じです。
目黒の「東京都庭園美術館」は、私が東京で一番好きな美術館ですが、
あそこもアール・デコ建築です。(旧朝香宮邸です。)
あの美術館も、年に一度ぐらい、いわゆる企画展ではなく、建物自体を見学可能で、
写真撮影可能な期間があるのですが、なんせ、調度品とかがすべてそろっていないので、
いつも少し残念なのです。
・・・が、ここは、「このまま住める?」という感じで、当時のままになっているので、
いろんなものが、文字どおり「色あせてる」ものの、
「お宅訪問しまーす☆」という感覚で楽しめます。
で、中に入ってみると~
これが、ダイニングルーム。
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上の方にあるのは、どう見ても中国製磁器にしか見えませんが、、、
デルフト焼だそうで。
これは、リビング。
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これは、ミュージックルームだそうで、サティが弾いたというピアノがありました。
ピアノにかけてある織物がすごくイイ。欲しい。。。。
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そして、このカーテンも欲しい。。。
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ギャーッ!!この階段の吹き抜けのステンドガラス照明が素敵すぎます。
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やばい。欲しすぎます。笑
そして、お庭ですが、広すぎて全景が撮れませんが、「メイズ:迷路」が作ってあり、
マジで迷いますw
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それを抜けると、ハートのお庭。
かわいすぎます。
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いやー、堪能!!!
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いいですよ、これ。
もう一度といわず、あと100回ぐらい行きたい。
そして、次は、、、
オルタ美術館へ
こちらは、世界遺産です。
このオルタ美術館、入口といい、外観は、一瞬「は?これ?」という感じですが、
よーくみると、ものすごい曲線美でございます。
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中に入るとさらにすごいっ!!!
・・・ですが、中は、撮影禁止なので、雰囲気が知りたい方は→こちらのサイトのバーチャルツアーをみてください。
たぶん、オルタの自宅兼アトリエなので、「存分にアール・ヌーボーしちゃったぁ~っ」って感じでしょうか。階段からドアから家具から何から何まで曲線のアール・ヌーボーな世界です。
そして、日本や中国の置物や刺繍ものとかがたっぷり!
やっぱり、アール・ヌーボーには、日本テイストが入っているんですね~。
でっかいシーサーが対で飾ってあるのにはちょっとびっくりしましたが。
階段の天井がガラスになっていて、明りが入ってくる設計、
フロアに段差があって、広くみえる間取り等々、かなり感心します。
もう、隅から隅まで「ぼく、アール・ヌーボー好きだから。」的な匂いが漂ってきます。
また、「なんでここにドア?」ってのを開くと、実は、簡易トイレがにょっきり出てきたり、
ドアが二つ並んでついているのに、向こう側には、一つしかなかったり・・・・?
おそらく、一つはそれこそ作り付けのトイレか、クローゼット等の収納なんでしょうね。
なんだか、忍者屋敷のようです(笑)
この時代に作り付けの収納があったことにちょっとびっくりしながら、
そこまで考えに考えての家づくりなんだなーーと。
いやー、しかし、こってりこてこてな「アール・ヌーボー」。
出てきてダーリンが
「俺、やっぱり、アール・ヌーボーの家には住めないな」ボソッ。
いや、そもそもムリムリ(笑)
まぁ、でも、気持ちはわかりますねw
アール・ヌーボーってさぁ、英語でいうと、「NEW ART」なんだよねー。と
私がボソっといったら、「それじゃぁ、ありがたみがなさそーっ」と笑われた。
まぁ、世の中、そんなものである。
フェルメールは、英語読みすると「ヴァーミア」なわけだし、
「モン・サン・ミッシェル」は「マウント・セント・マイケル」なわけですよ。
そーいえば、京都の師匠が「イサム・ノグチっていうから、かっこええような気がするけど、
野口勇さんやろー?ふつーやないの」としきりと言ってのを急に思い出しました。
そーですね、ふつーですよ、師匠。師匠の前では、みんなフツーです。(笑)
・・・なわけで、今日のアートなお散歩は終了~。
夜は、お好み焼きを食べましたw
さらっと置いてあるところがいいよね。
笑
っていうか、学生時代から今の顔だったんだね~w