NPO法人BIO de BIO (ビオ・デ・ビオ)  ~生物多様性のある循環の暮らしをめざして~

特定非営利活動法人BIO de BIO (ビオ・デ・ビオ)の活動レポートや情報をタイムリーに発信するためのブログです

迎春吉例 餅つき大会2010 !! 参加者募集!

2010年12月20日 | ★イベントのお知らせ
参加者大募集!!
吉例「迎春吉例 餅つき大会」!
日時:2010年12月26日(日)

つきたてのお餅を、あんこ、大根おろし、黄な粉、醤油でおいしく頂きます。
もちろん、無農薬のもち米をはじめ、すべての材料を厳選しています。
素材の持つ力を取り込んで、元気に来年を迎えましょう。
皆さんも今年一年を振り返りながら、おいしいお餅に舌鼓を打っては
いかがでしょうか。



その昔、日本人は正月を迎えるために、一年に一回の「真っ白い餅」
を搗いて、希望と喜びを託しました。
純白は、めでたい色です。
暮らしが変わる、世界が変わる、時代が変わる、そんな2010年のために、
みんなで餅つきの祝いをしましょう。(黒田)

●日時:
2010年12月26日 日曜日(小雨決行・多雨最悪)
10:00から(準備を手伝って頂ける方は9:00から)


●場所:
新城市内 旧作手村 サローネデルモンテ前庭

●持参するもの 
マイ箸、マイお椀、マイお皿 (もし忘れても、ダイジョーブ !!)
マイ会費
★餅つきしたい人、手伝い熱烈歓迎
エプロン、手ぬぐい、タオル、軍手(かまど番など


●会費:
成人男子1200円、
成人女子800円、
小中学生男子600円、
小中学生女子400円、
幼児無料、
65歳以上シルバー男子800円、
65歳以上シルバー女子400円

●当日の飛び入りも大歓迎です。


●申し込み先(お問合せ先):
NPO BIO de BIO 事務局 (事務局 愛知県新城市作手)
TEL:0536-37-5000 FAX:0536-37-5115
E-Mail mail★biodebio.or.jp
(★を@に変えて送信してください)

2009年12月の餅つき大会のようす↓
http://blog.goo.ne.jp/biodebio/e/7ede56d1ab9a25251e7f2ab6140c5b92

2008年12月の餅つき大会のようす↓
http://blog.goo.ne.jp/biodebio/e/ee41589bcf180cfd77b993147b1bdcca



つたないよちよち歩きの私たちにも、自然はまがりなりにも、何がしかの
食べものを与え、健康な毎日を授け、自然に包まれる暮らしの喜びに満
たしてくれることへの、素直な感謝と喜びを表現したいと思います。
その想いを胸いっぱいに込めて、餅をつきあげましょう。

BIOの棚田再生フィナーレ

2010年11月17日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
黒田です。

まる1年続いた、NHK取材の「BIOの棚田再生-エコ田んぼ-生きもの
いっぱいの田んぼづくり」は、いよいよフィナーレを迎えます。
テレビ放映も、12月10日金曜日、「金とく」と決まりました。
これもぜひご覧ください。

まさか今年できるとは、と思った「田植え」から、先日の「稲刈り」「手
作業による稲こぎ、脱穀、籾摺り」と無事経過して、とうとう「実りに感
謝する収穫祭」で、フィナーレです。

11月21日日曜日 0900時頃から、準備を始めます。
マイご飯茶碗、マイお椀、マイ湯のみ、マイ箸、持参で、
NPO法人ビオデビオ会員の方々を中心に参加を呼びかけています。
会費は、小学生以上1000円ですが、BIO de BIO会員は、無料です。

初収穫に感謝して、感動のコメを献上して、感謝の気持ちを捧げます。
みなさんからの「献上品」の数々、この際、決して固辞いたしません。
この日一日の愉しみのために、どうぞよろしくお願いいたします。

当日の準備の都合もございます。
ご参集いただける方々の、前もってのご連絡をお待ちしています。

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参加 or 見学をご希望の方は、次のメールアドレスへ
お問い合わせください。
bio-director★biodebio.jpn.org
(★を@に変えて送信してください)

BIO de BIO

会員、随時募集中!

「エコ田んぼ」稲刈り

2010年10月21日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
黒田です。
NPO BIO de BIOからのご案内を、改めてお送りします。

山と水を守る、山の百姓の日常の営為をお伝えしたくて、水道の
蛇口からほとばしり出る水の向こうに、はるかな山の存在を感じ
ていただきたくて、山あいに放置された棚田を再生しました。
1年に及ぶNHKの取材も、23日の稲刈り、11月6日の脱穀、籾
摺り作業、21日の収穫祭で、大詰めになりました。

エコ田んぼ隊のみなさんの、驚異的な働きで、
ここまで漕ぎつけました。
みなさんの眼で、その姿を確かめて見ていただきたくて、
このご案内をいたします。

遠隔地の皆さんには、いずれまた、
全国放送も計画されると思います。
ぜひご覧ください。

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今後の棚田の作業スケジュールです。
是非、ご参加ください。

「稲刈り」
日時:2010年10月23日(土) 予備日24日(日)

「脱穀・モミすり」
日時:2010年11月6日(土) 予備日13日(土)

「収穫祭」
日時:2010年11月21日(日)

場所:愛知県新城市内

参加 or 見学をご希望の方は、次のメールアドレスへ
お問い合わせください。
bio-director★biodebio.jpn.org
(★を@に変えて送信してください)

BIO de BIO

今日、放映です!! 見てください

2010年10月01日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
黒田です。

ほとんどご無沙汰続きの方も、毎日のように顔を合わせる
人も、万人向きのタイムリーなお知らせです。

NPO BIO de BIO は、「山村が、都市を養う」「山と森が生命
を養う」と、みなさんに呼びかけてきました。

これまでは山の村の百姓なら誰でも、日常の営為として、山
と水とを護るのは、あたりまえでした。
それにも限界があることもわかっています。
なにしろ平均年齢は、とっくに70歳を超えているのですから。

私たちにも何かができる。
誰かが山と水を護らなければ、日本の未来は危うい。
誰にでも、それはできることを証明したい。

私たちは、昨年の秋から、山あいの小さな谷に40年以上も
放置されていた棚田の再生に着手しました。
ひとかかえくらいの杉を、伐採し、根を掘りあげることから、作
業は始まりました。
もっとたいへんだったのは、無数に落ちている枝を、一本一本
拾い上げることでした。

NHKの取材が決まって、30人の市民が「エコ田んぼ隊」として
加勢してくれることになりました。
人気者の隊長に率いられた「エコ田んぼ隊」の存在なくしては、
今年の実りの秋はありませんでした。

その一部始終の密着取材の模様が、間もなく放映されることに
決まりました。

10月1日金曜日
 2000時~2043時 NHK総合「金とく」
   (中部地方全域)

10月10日日曜日
 1505時から1548時 NHK総合
「生命あふれる田んぼをつくれ!!」
   (全国放送!!!!!)
ただし、内容は「金とく」と同じ

10月11日月曜日/祝日 NHK総合
中継番組「Save the Future 生物多様性」
   (全国放送!! 夕方に10分くらい、生物中心に)
   エコ田んぼ隊家族生出演

愛知県、三重県、岐阜県、静岡県、とその周辺地域の方々は、3
回とも、視聴が可能です。

それ以外の地域にお住まいの方は、10月10日を、お見逃しなく。
生きもの大好きの方は、10月11日もどうぞ。

ご覧になった感想を、私たち宛てにお送りください。
番組の改善提案などは、NHK名古屋放送局に、山のようにお送り
ください。

都会育ちの軟弱な私たちにさえ、これくらいのことはできます。
みなさんなら、もっとできます。
私たちといっしょに、俄か百姓になりませんか。

NHK金とく エコ田んぼ再放送!

2010年07月24日 | ★イベントのお知らせ
再放送

NHK総合 7月24日(土)10:30~ エコ田んぼ

http://www.nhk.or.jp/nagoya-kintoku-blog/500/

NHK「金とく」で ビオ棚田が放映されます!!

2010年07月18日 | ★イベントのお知らせ
NPO法人ビオデビオ と 小川一家が、
NHKの金とくで棚田再生ドキュメント放映されます!!!!
お見逃しなく!!!!!

7月23日(金)20:00~20:43 
NHK総合「金とく」
http://www.nhk.or.jp/nagoya/kintoku/
COP10関連 エコ田んぼ(1)~生き物を呼ぶ にぎやか米づくり~
http://www.nhk.or.jp/nagoya/kintoku/schedule/100723.html

★NPO法人ビオデビオ ホームページ
http://biodebio.jpn.org/

★いきものいっぱい、ビオの棚田再生プロジェクト
http://biodebio.jpn.org/tanada/

ツールド新城 今年も出店します!

2010年06月27日 | ★ツール・ド・新城・つくでカップ
7月3~4日(土日)

愛知県新城市 新城総合公園で開催される一大イベント
「ツールド新城」 (市民ロードレース)に
今年も、無農薬の農産物などを出店します。
ビオデビオに会いに来てね!!!

ボランティアスタッフ大募集中!


昨年、おととしの ブースの様子↓
http://blog.goo.ne.jp/salonedelmonte/e/8284e28d0835ae7baed05df6429c078d

http://blog.goo.ne.jp/biodebio/e/4dde56065a9c74ccf3d0298cba28736c

http://blog.goo.ne.jp/biodebio/e/69c0e31cf3ed3617305f39573ea8e231

「BIOの棚田」 田植え記念日

2010年06月08日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
BIO de BIOの「BIOの棚田」が
多くの方々の小さなチカラによって再生しました。
とうとう、田植えの日を迎えることができたのです。

先祖がなにもかも手作業で作りあげ、代々維持してきた「棚田」。
一旦は、びっしりと「植林」され、「本当にここが田んぼたったの?」と
目を疑うほど うっそうとした「山林」になっていました。

それをまた、現代人の手作業で、昔の棚田へと、みごと復活したのです。

途方もなく大変なことです。
しかし、人は想いを重ねると大きなチカラを発揮します。

そして昨日の0606「BIOの棚田」田植え記念日。

BIO de BIOの皆さん、
NHK内多アナウンサーを隊長とするエコ田んぼ隊の皆さん、
遠くから近くから田植えに参加してくださった皆さん、
散歩で通りかかって「美味しいお米ができますように…」と
優しく見守ってくださってる地域の皆さん、
すべての人々が笑顔でこの記念すべき
(この棚田にとって何十年ぶりかの)「田植え」の風景が
復活する日を迎えることができました。


ビオの棚田ウェブサイト開設

2010年06月08日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
NPO BIO de BIO とNHKが共同で進める山間に放置されたちいさな棚田の復活プロジェクト。
ビオの棚田の復活を報告するスペシャルサイトを立ち上げました。
棚田にまつわる情報随時掲載予定です。

ビオの棚田再生 生きものいっぱいのエコ田んぼづくり
http://biodebio.jpn.org/tanada/

.特定非営利活動法人(NPO)ビオ・デ・ビオ
http://www.biodebio.or.jp/

NHK取材(小川田んぼ)

2010年05月08日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
世間ではゴールデンウィークだというのに、
やはり気になるのは小川田んぼの再生事業。
田植えというリミットに向けて、急ピッチで進めなければなりません。


この日は大掛かりな仕事で危険も伴うため、
NHKで募集した「手伝い隊」の皆さんの居ないところでの
密かな、しかし大がりな作業です。


縄で丸太を縛るBIO役員の一人、山本さん。


小川家の子どもたちも見よう見真似で
大人顔負けの作業員となります。


小川家の末っ子も手伝います。




作業が進むにつれ、完成形が見えてきます。
そこにいる全ての人の、夢と希望がふくらむ瞬間です。


すべての作業管理と指示、いわゆる現場監督と
全体のプロデュースという一番重要な仕事をBIO de BIO代表の
黒田が担っています。


ビオ デ ビオは会員募集中です! お問合せはこちら↓
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-生態系豊かな循環の暮らしを目指して-
特定非営利活動法人 BIO de BIO (ビオデビオ)
〒441-1421
愛知県新城市作手黒瀬字下山37-30
TEL 0536-37-5000
FAX 0536-37-5115
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NHK取材(小川田んぼ)

2010年05月08日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
黒田です。

連休の5月3日快晴無風の中、NHK連続取材中の山の棚田再生現場で、
BIO de BIO 有志が集まって、作業しました。
作業は、再生する田んぼへの水の供給のために、道路下に新しく掘った
池の擁壁の崩落防止、道路路肩の保全と通行の安全確保などのための、
補強工事でした。
参加者は、NHKの担当ディレクターや、はじめて作手を訪れて深い関心を
持った若いカップルを含めて15人を超えました。
作業の成果は、写真を見てください。

現場で使った資材は、すべて現場にあるものだけで、新月伐採した材木と
その枝や葉、現場の土石です。
現場に外から持ち込んだ資材は、釘と縄だけです。

6月はじめの田植えに向けて、一歩一歩作業を重ねています。

次回作業は5月15日です。
エコ田んぼ隊30人とともに、いよいよ「田拵え」です。
BIO de BIO のみなさん、作業の身支度をして、たっぷりの水分と弁当を持
って、この「前人未到の、世紀の一大事業」に参加しましょう。
参加してはじめて味わう深い感動と共感に酔ってください。





まだまだ、田んぼになるまで膨大な作業が待っている・・・

小川田んぼNHK取材

2010年04月07日 | ★NHK取材 棚田再生プロジェクト 
2010年3月14日(日)
小川BIO田んぼ NHK取材でした。
テレビで募集した「手伝い隊」のみなさんも、親子で奮闘しました。


新たに田んぼにするには、とにかく石拾い。
石拾いは、人数がいるととてもはかどります!!


今日の大事な仕事は、モミ撒き。
まずは苗箱に入れる、床土を山から掘り出してきます。


掘った土を 篩にかけます。


苗箱に、丁寧に床土を入れていきます。デリケートな手作業です。




苗がすくすく育ちますように!

岡崎市内旧額田地区の風力発電計画の現状報告

2010年03月29日 | ★自然エネルギー問題
おはようございます。黒田です。

BIO de BIO の活動を共にするみなさん。
BIO de BIO の活動を支援してくださっているみなさん。
BIO de BIO の活動に関心を寄せてくださっているみなさん。


岡崎市内旧額田地区の山間地域の稜線に、林立して建設される計画
の大型風力発電塔について、岡崎市当局は、ほとんど市民に知らせる
こともなく、業者が何の断りもなく風況調査ポールを稜線上に立てるな
どの状況を生んできました。
突然出現したポールを発見したり、作手など他の地域住民からの連絡
と報告などにより、事の重大さを知った市民たちの動きによって、地区
ごとに温度差はあるものの、さまざまな状況を生み出しています。

作手と共同歩調をとり始めた千万町地区は、ほぼ全戸が反対の意思
表示の張り紙を、玄関の扉に張り出しています。

豊川市と境を接する地区では、山の反対側の、隣接の音羽などの地域
住民が、何も知らされていないと豊川市役所に抗議しました。
はじめてそのことを知った豊川市役所は、事情の説明を岡崎市役所を
求めた上で、市民が激昂していると伝えたために、計画は事実上頓挫し
ています。

当初、建設賛成の有力議員がいることで難航が予想されていた地区も、
反対に傾いているとの報告です。

いちばんたくさん建設される計画の夏山地区は、活発に反対署名を何千
人も集めて、市議会や市長に陳情していますが、状況は微妙です。

BIO de BIO では、ECOLE de BIO(ビオの学校)を連続開催したり、資料を
差し上げたりして支援しています。

ちなみに作手では、関係する全ての集落が、反対の意思表示をしています。
しかし今は、ただ計画があるというだけで、建設するとなれば多額の金銭が
動くとなれば、総論反対、各論賛成のひとびとが、水面下で増えていくことに
なるのは、ダム工事でも、高速道路でも、同じです。
自分の山を建設道が通ることになる人や、建設予定地の山の持ち主たちが、
一杯やりながら「いくらくらいになるんだろう」と、みんな愉しそうに話している
と村の人が言っています。
まったく予断を許しません。

みなさん、もうこれ以上電気は要らない、と言ってください。
原発が要らない暮らしを心がけるから、これ以上原発をつくるどころか、今あ
る原発もやめよう、まして、よその国に積極的に輸出する国是を立てようなん
て、恥ずかしいにもほどがある、と言ってください。

よろしくお願いいたします。

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BIO de BIO は、世界が抱えるエネルギー問題を、その根底から捉えようと
しています。
エネルギーの枯渇の危機への対応から、あるいは地球温暖化ガスへの対
応から、世界のエネルギー問題は、次のエネルギー源は何か、つまり代替
エネルギー探しに、「集約」または「矮小化」されようとしています。
「よりましなエネルギーは何か」です。

石油よりは原子力、それよりもっと自然エネルギーと、流れが形成されつつ
ありますが、この潮流が誰によってつくり出され、誰が利益を受けるかに注
目しなければ、現在のエネルギー問題は理解できません。
それによって私たちの日々の暮らしがどうなるのか、私たちの次の世代に
何がもたらされるのかが、見えてきません。

世界を覆いつくしているあまりに巨大な「経済のうごめき」が、瀕死の状態に
あることは、誰の目にも明らかです。
どんなことがあっても戦争をやめようとはしないアメリカ帝国の不思議も、大
災害に群がる諸国、巨大企業も、そこに「思いがけない巨大需要」が発生し、
そこにしかチャンスがないと知れば、納得がいきます。

「世界中のこどもたちの笑顔が見たい。こどもたちの笑顔が、みんなの希望で
あり、未来なんだ。」という私たちBIO de BIO が希求してやまない、「平和な世
界」、「健康な暮らし」、「安全で安心な毎日」、「自然と生きもの達との折り合う
暮らし」さえもが、世界の経済や政治を支配するひとびとには、数少ないビジネ
スチャンスに見えています。

氾濫し始めた「エコロジー商品」がそれです。

私たちは、「巨大企業が、利益追求のためにつくる商品が、エコロジーなわけが
ない」と断言します。
「エコロジー」とは、「利益追求」の正反対に位置する「言語概念」です。
エコロジーとエコノミーとは、同じ語源のギリシャ語から発しています。
エコロジーとは、私たちにとってエコノミーでなければなりません。
企業にとってエコノミーではありえないのです。

私たちの村作手にも、隣の旧額田地区(現岡崎市)にも、高さ120m、ブレードの
長さが1本50メートルの大型風力発電塔が、稜線上に何十基も設置される計画
です。
私たちの暮らしを、いちばん根っこで支える山の、いちばん大事な稜線を切り、
それ自身が電気エネルギーの塊りである大量のコンクリートで、地中深く埋めて
建設される風力発電が、とてもエコロジーとは思えませんが、それでも自然エネル
ギーの利活用と言われて、巨額の助成金とともに、国家と企業主導で全国展開さ
れています。
発電量の多寡は、その後の効果は、風力発電建設会社には何の関係もないのも、
不思議な話です。
彼らにとっては、建設しさえすれば、1基あたり2億8000万円の国庫補助を得ら
れる、プロフィッタブルなビジネスであるにすぎません。
既に世界中で、日本でも各地で、騒音と超低周波による生活障害や健康被害が、
たくさん報告されていて、風力発電大国のドイツやデンマークでは、地上に建設す
ることは、今後一切しないと決定しました。

山の稜線を切ったことの影響、山に沿って上昇する気流をかく乱することが、鳥た
ちにはたいへんな影響が出ていますが、それ以外にも起きるかもしれないいくつか
の大きな影響など、すぐには結果を判定しにくい影響については、まだまだわから
ないことだらけです。

これらのマイナスの影響は、もちろん看過できません。
BIO de BIO は、風力発電塔の建設に反対です。
しかし、私たちの反対理由の根本は、ここにあるのではありません。

私たちは、もうそんなに大量のエネルギーを必要とする世の中そのものが問題だ、
と考えています。
私たちみんなが、エネルギーの大量消費をやめなければならない、と主張していま
す。
新しいエネルギー源を探すのではなく、今あるエネルギー源さえも削減すべきだと、
考えています。
どんなエネルギー源でも、それが大型であればあるほど、大量であればあるほど、
私たちの未来の希望から遠ざかることになると、私たちは考えています。
「大型」「大量」をやめて、「小さな」「少量」の暮らしに転換しようと呼びかけているの
が、BIO de BIO です。

コンクリートの超大型ダムを建設するより、緑のダムをつくろう、これ以上水は要ら
ない、と言おう。
原発なんかもってのほか、大型風力発電は要らない。
全国各地の自動販売機が使う一日の電気量が、大型風力発電1万基に相当するの
であれば、自販機を使わないで済ませよう。
原発を廃棄できる暮らしに転換しよう。
とくに中山間地では、地域ごとの「ごく小型の水力発電」に切り換えよう。

これがBIO de BIO の主張です。

今後ともみなさんの協働、支援、協力を、よろしくお願いします。


夢千年の暮らしPRODUCE & DESIGN
NPO法人 BIO de BIO
LEON BIKE ASSOCIATES
LEON BIKE INTERNATIONAL
日本民家研究所
愛知県新城市作手黒瀬字下山37-30
TEL 0536-37-5111/5000/5555
Fax 0536-37-5115
黒田 武儀

エコール・ド・ビオ(BIOの学校)

2010年03月01日 | ★イベントのお知らせ
ECOLE de BIO(ビオの学校)を以下のように開講します。

私、長瀬からエネルギー問題全般について報告します。
最近良く話題に上ることが多くなったエネルギー問題の何が問題なのかについて
話し合いたいと思います。

みなさん、奮ってご参加ください。
人数を把握したいので、参加ご希望の方は、出席の連絡をお願いします。

日時:2010年3月5日 金曜日
19:30~21:30

場所:サローネデルモンテ
http://www.salonedelmonte.com/14accessmapfiles/accessmap.html

テーマ:「エネルギー問題全般」

申し込み先(お問合せ先):
NPO法人 BIO de BIO 事務局 (事務局 愛知県新城市作手)
TEL:0536-37-5000 FAX:0536-37-5115
E-Mail mail★biodebio.or.jp
★を@に変えてください

ホームページ、リニューアル!

2010年02月09日 | ★その他
ビオデビオのホームページのデザインを、リニューアルしました!
新しくなったHPを、ぜひご覧ください↓
http://www.biodebio.or.jp/