NPO法人BIO de BIO (ビオ・デ・ビオ)  ~生物多様性のある循環の暮らしをめざして~

特定非営利活動法人BIO de BIO (ビオ・デ・ビオ)の活動レポートや情報をタイムリーに発信するためのブログです

ビオ デ ビオって、すばらしい! (^◇^)

2008年02月15日 | ★会員や参加者からの意見・感想
<置田桃代さんからメッセージが届きました>


先日、おにぎり山に行って、いろいろなことを思いました。
小川さんのチェーンソーの作業を、真剣に見つめている拓都くん(小6)を見て、
"見せる"ということはとても大切だということを、あらためて感じました。
そして、多治見の岡田さんが楽しそうに作業する姿を見て、
自分が恥ずかしくなりました。
私は、雪の中で作業をしていくうちに、
『自分はいったいここで何がしたかったのか』
わからなくなっているのに気づきました。

木の調査をしているとき、高学年の子どもに、
『なぜこんなことをしなければいけないのか?』と問われました。
私はその答えをすぐに出せませんでした。
皆さんはその答えを出せますか?

子どもたちが、高学年だからなのか?とか、
知らない人だからなのか?とか、
どれもそうだけど、どれも違うように思います。
子どもたちに、おにぎり山の楽しさ、
すばらしさを伝えていないから、
気づいてもらっていないからだと思います。

目の前のことだけでは、子どもも大人も、
なぜこんなことをしなければならないのか、
という気持ちになるのではないでしょうか。
参加者の態度は、私たちの心の中の表れではないでしょうか。
だとしたら、私たちが、目の前のことばかり見て、
もっと先にある、"なぜBIOdeBIOの活動に参加しようと思ったのか"
ということを忘れて行動しているのではないでしょうか。

私は、山の魅力とか、田舎暮らしとか、よくわからずに作手にきました。
この一年、本当に毎日が発見でした。
そして、自分が本当に何も知らないことを、知りました。
毎日こんなにも、すばらしい景色が、存在していることが驚きでした。
そして、誰かに教えてあげたいと思うようになりました。
でも周りの人たちは、畑と向き合って何が楽しいの?とか、
私は、今までで一番今が幸せだと思うぐらいなのに、
なぜ伝わらないのか不思議でした。

岡崎と協和の小学生の表情が、なぜこんなにも違うのか?とか、
なぜこんなすばらしいところなのに過疎が進んでいるのか?とか
次々疑問がわいてきました。
もしかしたら、私が、経験して、感動したことを
みんなが体験していないからなのではと、思いました。

そうして、BIOdeBIOの活動が始まり、
私が、美しい景色を見て感動したことを、人に伝える手段は、
この活動を通してかもしれないと思いました。
みなさんにとってBIOdeBIOの活動は、どんな思いからですか?

何を思って活動するのかということは、とても重要なことだと思います。
私は、どこかでつながっているからこそ、
一緒にやっているのだと思っています。

                  (新城市作手在住) 置田桃代

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1 コメント

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Unknown (ローザ)
2008-02-16 00:17:57
桃代さんさんのまっすぐなまなざしに感動。そしてありがとう。
ビオデビオの仲間は感動できる柔らかい心、人を信じる心で繋がっているんだものね。  
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