NPO法人BIO de BIO (ビオ・デ・ビオ)  ~生物多様性のある循環の暮らしをめざして~

特定非営利活動法人BIO de BIO (ビオ・デ・ビオ)の活動レポートや情報をタイムリーに発信するためのブログです

2010年元旦は、吉兆の雪で明けました。

2010年01月01日 | ★代表理事 黒田より 
2010年元旦は、吉兆の雪で明けました。

明けましておめでとうございます。

元旦から雪が静かに降り積もるのは、雪の白い色がめでたいだけでなく、

いちばん欲しい春から夏の水が、じゅうぶん確保できる希望につながりました。

米の白、小麦粉の白、塩の白、砂糖の白、カタクリや葛の白、昔から純白は、

穢れなく尊く気高い存在でした。

大晦日の夜から静かに降り摘む雪は、その昔、出雲の地に左遷された大伴家持が、

「新しき 年の始めの 初春の 今日降る雪の いや重け吉事」と詠んだように、

豊作や安泰の吉兆でした。

みなさんいかがお過ごしですか。

昨年暮れのBIO de BIO 吉例迎春餅つき大会は、とうとう60人を超える

大盛況のうちに、賑やかに過ごしました。



今朝のお雑煮を、BIO de BIO ノンケミカル杵つき餅で祝った家庭が

多かったことでしょう。

2010年12月26日日曜日を、今からカレンダーに書いておいてください。

2010吉例迎春餅つき大会の日です。

民主党圧勝に沸いた夏から半年経ちました。

ひとびとの一票が、政治を動かす力を持っていることはわかりました。

しかしまだ、決定的に「変える力」を持っているかどうかは、

今のところ検証できていません。

民主党政権が、日本をどうしたいのかが、誰にも見えていないからです。

思いつきで国づくりはできません。

21世紀の日本の国の土台が何であり、ずたずたになってしまった国土や自然、

国民の暮らしの根幹をどう再生するかが、何も見えないうちは、

何も起きていないのと同じです。

BIO de BIO の主張が、少しずつ理解され始めている、と言うより

「無視はできない」と思われ始めているのは、NHK 特別番組

「生物多様性のある田んぼづくり」の取材
が始まったことでも、

国土交通省が河川利用計画立案のための意見聴取と意見交換したい

と言ってきていることにも、表われているかと思います。



まっすぐにブレないことが必要な時代です。

これからの時代は、

"Toughness" "Wildness" and more "Tenderness" の時代です。

何はともあれ、体を鍛え上げることから始めましょう。

「若者よ、身体を鍛えておけ。
 美しい心が、たくましい身体に辛くも、支えられるときがいつかは来る。
 その日のために、体を鍛えておけ、若者よ。」

この歌のような時代がやって来ました。

美しい心は、たくましい身体に支えられますが、たくましい身体をつくる力は、

身体の内奥に貯えられた文化から得られます。

文化が国の力です。

2010年、いい一年にしましょう。

NPO法人 BIO de BIO 代表 黒田 武儀


愛知県新城市作手黒瀬字下山37-30
TEL 0536-37-5111
Fax 0536-37-5115




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