NPO法人BIO de BIO (ビオ・デ・ビオ)  ~生物多様性のある循環の暮らしをめざして~

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原発の要らない暮らし はじめよう !!!

2011年09月24日 | ★代表理事 黒田より 
written 2011年09月01日
みんなで考えてみよう、明日の私たちの暮らし。
BIO de BIO 代表 黒田武儀



原発の要らない暮らし はじめよう !!!
大震災に負けない暮らし はじめよう !!!



山でたきぎを拾い集め、かまどで炊いた、熱々ごはんを食べながら、
みんなで考えてみよう、明日の私たちの暮らし !!!

今後30年以内に、必ずやってくると言われ続けた東海地震。
過去の例によれば、東海地震と、東南海地震、それに南海地震も連動して、
いっしよにか、相次いでか起きるとも言われている大震災。
日本列島の中央部であり、人口の密集度も高く、基幹産業が集中し、
主要交通網も列島を東西に結び、浜岡原発を筆頭に、
西にも北にも東にも、原子力発電所が立地する関東、
東海、北陸、近畿、中四国、九州に、広範囲の大災害をもたらすと
予測されている地域の、真っ只中で暮らす私たち。

私たちは、逃げ出せばいいのでしょうか。
逃げ出したくても逃げ出せないひとびとは、どうすればいいのでしょうか。
私たちの備えは、じゅうぶんでしょうか。

あまりに大きな出来事だとわかっているだけに、
とても自分たちだけで対処できるわけもないと、
ほとんどあきらめ気分で、投げやりになって、
思考停止しているひとが多いのではないでしょうか。

私たちも、一個の生きものです。
周りの野生動物たちを見てください。
誰の助けも借りることなく生きて、繁殖して、
次の世代に生命を継承しています。
生きものには、それぞれ自分の生命を、自分で護り、
維持する力が備わっています。
私たちヒトだけが、いつの間にか金銭で、他人の力を借り、
誰かがつくったもので生き延び、代わりに、
自分の生存能力を売り渡していたのではないでしょうか。
貨幣というものが、あんな一枚の紙っきれが、
そんな大きな力を持っているなんて、信じられませんね。

大震災に備えるのに、いろいろと買い揃えたり、
避難に備えたりと、たいへんですが、今もっと必要なことは、
自分自身の内部にあったはずの「生存力」を取り戻すことです。
どんなことがあっても、生き抜く力です。

焦らずに、少しずつ取り戻しましょう。
そうする意思さえあれば、誰にでも、きっとできます。

9月から、少しずつ始めます。
ひとつひとつ、自分にできることを増やしていきましょう。

食べもの、水、エネルギーを確保すること、
雨露寒さを防ぐこと、これがほんとうの意味の「自給自足」です。
私たち山の力は、仲間の力も借りて、助け合う「他給自足」も含めて、
大きな「自給自足」のネットワークをつくりたいと考えています。

目的は、どんなことがあっても生き抜く力を養うことです。
目標は、当面予測される大震災の前までに、
生存力を具現する技術や技能を身につけることです。
昔から経験によって培われてきた智恵の集積である、
技術や技能を支える、すこしばかりの知識も必要かもしれませんね。



さぁ、始めましょう。
来年からは、もう少し本格的に、「食べるものを自給する」する予定です。
それまでにやっておかなくてはいけないことが、いろいろあります。

冬の寒さにも備えなくてはいけませんね。
薪づくりや、炭焼きの準備もありますね。

自分の力で生き抜くということは、忙しいということです。


text by Yamanochikara

夢千年の暮らしWebマガジン「山の力」
http://yamanochikara.com/




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