矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

ブランデンブルク夫妻の絵本

2016-11-01 11:06:55 | 庭と小鳥と雑草と…
曇り空

冷たい雨の朝

窓の水滴


子どもが登校した後の、久しぶりの
静かな部屋。 こんな日は、絵本を開き、優しい気持ちになってあったまろう

手に取ったのは、
ブランデンブルク夫妻の絵本

『あたしも びょうきに なりたいな!』


偕成社

ちょうど20年前の今月、長女が4歳の時に購入していた

幼稚園から帰ってきておやつを食べたあとに、夜寝る前にとよく読んで聞かせていたっけ。 長男が1歳だったから、きっと抱っこしながらとかだったのかなぁ〜。
懐かしい想いも込み上げてきて、至福の時を過ごす



きょうだいがいると、どんな子どもも感じることを猫のエリベザベスを通して共感できる

全体に流れている温かな空気がいい。


好きな場面


エドワードとエリベザベスが、おとうさんとおかあさんにミルクとクッキーをはこんでくるところ


あぁ、あったかい家族のすがた

ミルクやクッキーも美味しそうだけど、
笑顔の父母にほんわかするね。


娘や息子に読み聞かせしながら、母である私もエリベザベスの気持ちになっている。 私も4姉妹の長女だったから、こんな時あったよなぁー、とか子ども時代を思い出したりしてね。



庭に咲いてた草花たち


子育て中に集めた絵本は、全て思い出がぎっしりつまっているから私にとっては宝物

記憶そのものだから。 1冊1冊に、わが子とのぬくもりが閉じ込めらているから!

だからこそ、子どもの成長の過程で待ち受ける子育ての困難にも耐えられた。

私の心の支え なんだな。



少し前の私も、たまにエリベザベスのように言ってみたい時があったりしたけれど…。 今の私は、びょうきになれない! のだ。



だから、リラックスして過ごそう

大好きな曲・荒井由美の『雨の街を』を聴きながら…



美味しいものも一緒にね