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拉致の解決を願って
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(12)川添友幸 救う会神奈川会長代行 閉会の辞

2005-07-17 | 藤沢市民集会
今日は、長時間ですね、ご来集ありがとうございました。
伊藤先生の言われたとおりですね、これからもこの続けていかなければいけないというふうに考えています。

それで事務局から、幾つかご報告したい点がございます。
一点目はですね、さっきの先生のお話の中で非常に気になることがあったんですが、日教組の話が出ました。
日教組、所謂教職員の集まりですよね。
実はですね、はっきりはしたことは、私も言えないんですが、日教組が拉致に噛んでる可能性が非常に濃厚です。(「え~」と会場内大きなどよめき)

ある特定の学校の教員とか、学校名出せませんが、そういう学校の教員とか、今実際、拉致の実行犯の名前が挙がっています。
日本国内にいます。
その人間が、学校の教員関係、教職員関係、(「ほんとに?」の声)そういうふうな関係で。
なぜかというと、日教組全体がやっているわけではなくて、日教組の中に、チュチェ思想を研究している研究会がありまして、そこのメンバーが拉致をやっているのではないか?

例えばよど号の妻たち、八尾恵を初め、大半がチュチェ思想の研究会のメンバーです。
よく拉致のビラなんか撒いてると、「朝鮮人はけしからん」みたいなこと私にも言ってくる方いるんですが。
私は、これは個人的な意見なんですが、やっぱ日本人の拉致の実行犯というのは、かなり多数いるんではないか?と。
逆にですね、朝鮮の人みんな悪いわけではなくて、そこをですねちょっと皆さん、考え方をちょっと考えていただけるとですね。
特にたとえば松木薫さんを拉致したのは、よど号犯の妻森順子、これは在日ですが、もう一人若林佐喜子は日本人です。

ですから日本人の行った拉致というのがですね、かなり多数あるんではないか?と僕は思います。
そういう中にですね、労働組合であるとか、共産、共産党はたぶんやってないかもしれませんが、日教組とかですね。
所謂そういう組織の名前が、実際出てきますし、さっき言われた警察なんかは、その辺をかなり把握しているという情報を得ています。
特に社会党が噛んでるんではないか?ということが、一時期騒がれたことがありますが、社会党、現社民党の人たちも、以前こちらの会は、阿部知子さんをお呼びしたことがあったんですが、ぜひ阿部さんにその点を調べてもらって、実行犯がいるんであれば、ちゃんと法の裁きの前に出していただきたいと思います。(会場内、失笑)

(川添氏は、このあたりから興奮して非常に早口になり、語順の乱れや言い間違いが目立ったので、これ以降適宜再構成しています)
それとですね、今日お配りしたチラシの中に、「WFPに対する講師派遣の拒否に関する緊急声明」っていうのが入ってまして、ちょっと簡単に経緯だけご説明致しますと、今日も会場に来られてるんですが、RENKさん、「救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク」私たちは、北朝鮮の金正日体制打倒とかですね、難民の支援をしているグループだと認識してますが、たぶん皆さんご存じかもしれませんが、産経新聞がかなり大きく取り上げました。

食糧横流しの映像が、6月末に報道で出ました。
去年の小泉再訪朝の時に、12万5千トンの食糧支援が決まりました。
送られた食糧は、日本政府が直接配布するんではなく、国連のWFPという機関を通して食糧配布を行うということを聞きました。
しかしそれを闇市の現場で売られている写真を、RENKの方(正確には、RENKが支援している、北朝鮮国民の反体制活動家)が撮影しまして、産経新聞初め、各紙新聞等で大きく報道されました。
騒ぎが大きくなって、こりゃ大変だと思って何気なくWFPのホームページを私見ていましたら、講師派遣をしていただくという一項がありまして、あ、こりゃ凄い、と思ってですね。
すぐ神奈川の会として、ここの会場、今日じゃないんですが、8月に会場押さえてありますんで、WFPの方に北朝鮮の食糧支援の実態話してもらおうじゃないかと。

その話した上で、RENKの方と話して、どっちが正しいのか?と皆さんに判断してもらおうと、企画を考えたんですが。
昨日になりまして回答がありまして、講師を派遣できないと。
なぜ派遣できないか?と聞きましたところ、(手にした回答書を掲げて)文書の中に細かく書いてあるんですが、人道目的の支援であるから、政治目的の問題になっては困ると。
しかしですねぇ、人道目的ということで、自分たちが胸を張ってやってるんであれば、やはり我々国民に対して説明する責任があるんではないか?と僕は思います。

さらにですね、個人的に北朝鮮に食糧支援されてる方がかなりいます。
新潟なんかでやられてる方(新潟NGO人道支援連絡会、川村邦彦代表)も、この間テレビで報道されてました。
ああいう方がやることを、私はいいとは思いませんが、それはまあ、それぞれの自由ですからいいですけど。
(WFPのように)我々の税金を使って北朝鮮に食糧支援と称して、実際にはほとんど一般の国民の口には入ってないと。
本日参加の脱北者の方とも始まる前にお話してたんですが、ほとんどそんな支援を受けたことがない、と言っておられました。

さらに申しますと、「国境無き医師団」ですね、あるいは「オックスファム」ですね、所謂国際的なNGO団体みんな撤退している(提供者補足:他にも「対飢餓行動」「カップアナムーア」なども撤退している)そうです。
さらにWFPも非常に問題あるなと思ったのは、現地スタッフってのが、何十人(WFPによると40人)かいるそうですが、ほとんどが朝鮮語を話せない(同2人)。
そんな朝鮮語を話せない現状で入ったところで、(公正な)食糧支援なんかできるわけがないんですね?

要するに、食糧支援を隠れ蓑に、あの体制延命させることをしてるんではなかろうか? と。
私もそういうことを、担当者にかなりきつく言って、(講師の派遣の)再検討を迫ったら、再検討するというふうな話だったんですが、金曜日に再度回答が来まして「講師の派遣はできない」と。
私はさらに、講演を拒否する理由を文書に出してくれ、記者会見をするからと言ったら、それも拒否すると。
食糧支援をしている写真を送るからそれで勘弁してくれと、いうみたいなことを言って(苦笑しながら)おられまして、私としては、非常に憤懣やるかたない気持ちになりました。

それで、今日WFPに抗議する緊急声明を神奈川の会として出しました。
今夜メールマガジンのニュースの方で流そうかと思っておりますので、食糧支援が真に困った人たちにはまったく届いていないということですね。
これは私たちもですね、ちゃんと口に入るんであれば、困っている人たちがいるんだから考えようという余地があるんですが。
このような(WFPの不透明な支援には)絶対に支持することはできない、と思っております。
その点で、さらに私たちもいろんな活動をしたいと思っているところです。

・・・以下、会場で配布された資料の紹介を開始・・・

WFPの講師派遣要請の拒否に関する緊急声明

 私たち「北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会」は6月22日WFP(国連世界食糧計画)に対して北朝鮮における食料支援の実態の知る為に講師の派遣要請を行った。それに対してWFPの担当者である伊藤氏が 7月12日に講師派遣の要請を拒否する方向であると連絡してきた。
 WFPの伊藤氏は拒否理由に関しては以下のように述べた。
(1) 人道支援目的の食料支援が、日朝の政治的な問題になってしまう恐れがある。
(2) 過去、北朝鮮の食糧支援関連の講師派遣は全てお断りしてきた。
 それに対して「北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会」としては、国際機関であるWFPは日本政府から委託を受け食料支援をしている実態を説明するべき責任があるのではないかと主張し、再検討と拒否理由の文書送付を求めた。WFPの伊藤氏は二点とも了解する旨の回答であった。
 しかし、7月15日に再度、WFPの伊藤氏から連絡があり、講師派遣と拒否理由の文書送付も拒否する回答をしてきた。拒否理由の文書送付の拒否の理由を質すと、文書を送ると政治問題化する恐れがあるからだそうだ。
 私たち「北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会」としては、北朝鮮においては国際的なNGO団体の『国境無き医師団』や『オックスファム』などが人道支援目的での支援が出来ず、撤退している現状で日本からの援助がどうなっているか説明する責任がWFPに対してはあると考えるし、北朝鮮への食糧援助がどのように行われ、それをどのように監視しているのか? 本当に飢餓に苦しむ民衆に食糧が届いているのか?
 その実態をWFPに説明してもらう責任もあると考える。さらにWFPが、食料支援活動を人道目的であると主張するならば堂々と国民に説明するべきであり、それを人道目的の支援であると堂々と説明して一層の援助を依頼するべきなのではないか。
 家族会も私たち救う会も、真に飢餓に苦しむ民衆への人道支援、食糧支援を拒否するものではない。人道支援の名目で送られた食料が市場で売られている。
 脱北者の話ではこのような市場では北朝鮮の貧しい階層はほとんど買うことが出来ないそうである。
 さらに北朝鮮のおけるWFPのスッタフは、数十人規模でスタッフの大多数が現地語を話せないそうであり、本当に人道活動を行っているかは非常に疑問であると言わざるを得ない。
 そのような中で、今回のWFPの講師派遣要請の拒否に対して「北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会」は、強い抗議をすると同時に北朝鮮への人道支援の抜本的見直しを強く求める。

平成17年7月17日
「北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会」 会長代行 川添友幸
(一部誤字があったので、読点の追加と併せ、テキスト提供者:原良一の文責で校正しています)

・・・資料の紹介終了・・・

(再び川添氏のお話)
最後に、次回の講演会なんですが、10月8日の土曜日を予定しています。
講師はですね、わたくしが先月の3日間の座り込みに参加した際、報道等でご存じかもしれませんが、「北朝鮮を知りすぎた医者」(草思社、2、3まであり)の著者であり、ドイツ人のお医者さんのノルベルト・フォラツエンさんが、偶然来られてました。
私、英語まったく喋れないもんで、今日来られてる野口さんに通訳してもらって、10月8日藤沢で講演していただけることになりました。
通訳は、その野口さんにやっていただけるということで、フォラツエンさんの他に家族会の増元照明さんか誰かお呼びしたいな、と検討しております。

また、特定失踪者問題調査会からは、岡田理事に来ていただこうと思っております。
岡田さんは、「報道特集」とかでご覧になってご存じの方もいるかもしれませんけど、今回拉致認定された兵庫県の田中実さんをずっと追ってた方で、その岡田さんをお呼びしようと思っておりますので、ぜひ10月8日、皆さん来ていただいて、いろいろお話しいただけると思います。

私たちが、こういう集会を重ねることは、ほんといいことではないと思うんですが、皆様のご協力があってこそ、先程の伊藤先生のお話じゃないですけど、会を続けるってことが必要だと思いますので、皆様のご協力今後ともよろしくお願いいたします。
あと、大変申し訳ない話なんですが、私たちもこういう形で手弁当でやっている会ですので、もしお心のある方がいらっしゃいましたら、カンパ箱ありますので、ぜひご協力よろしくお願いいたします。
いつも、いつもしょうもないお願いをして申し訳なく思っております。

今後のメールマガジンとか、チラシですとか、あと8月7日の講演会というのがチラシに入れてるんですが、先程のWFPのために会場取ったのですが、WFPに拒否されてしまったので、替わりに、私よど号の問題ずっと研究してますので、よど号の話を私がしようと思っています。
ご興味ある方、ご参加いただければと思います。
今後も救う会神奈川の会を続けていただきたいと思います。
皆さまのご協力よろしくお願いいたします。
今日はほんとうにありがとうございました。(拍手)

※司会(河井氏)
ありがとうございました。気をつけてお帰りください。

・・・集会終了・・・

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