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拉致の解決を願って
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国民大集会Ⅵ(3)2004/4/30

2004-04-30 | 国民大集会Ⅵ(2004/4/30)
3.家族の訴え
司会(櫻井よしこ)
安明進さん、荒木さんありがとうございました。

 さて石破防衛庁長官もこちらにおいでくださる予定でございましたけれども急遽公務のために欠席となりました。
ここでこの7年、8年の間家一生懸命運動を続けてきた、絶望しないように自らを励ましながら頑張ってきた家族会の皆さま方に一言づつおことばを頂きたいと思います。よろしくお願いします。

横田早紀江さんの訴え

 みなさまこんにちは。
 今日は平日の中、こうしてこのようにたくさんの皆様方がこうして会場にお出かけくださいまして、本当にありがとうございます。集会は6回目を迎えました。世界がテロとの闘いを実行している中で日本だけが拉致という国家テロに対して何ら解決を見いだせない足踏み状態が続いています。

 日本政府にお尋ねします。そして小泉首相にもお尋ねいたします。あなたは拉致をされた私たち家族、兄弟である日本人を愛していらっしゃるのか。それとも独裁者である、国家テロの首謀者である金正日を気遣っていらっしゃるのか。どちらでしょうか。(会場から大きな拍手)

 一刻も早く、私たちの家族を救ってください。日本国民は、私達みんなは怒っています。絶対に譲歩いたしません。本日ここに集まってくださっている国民の怒りの声を、小泉首相は真剣に受け止め、そして我が事として聞いて欲しいと思います。

 子供達は海に溺れている状態です。溺れるというのは本当に苦しく残酷で辛いことです。助けて欲しい、という言葉しか出ません。泳げる人は抜き手を切ってすぐに飛び込んで助ける、これが人間の姿です。抜き手を切って救出しようということは一日も早く色々な法案を作りあげ、そしてそれをすぐに発動して救出に向けるという意味です。

 私たちは本当に一日も早く、一日一日が子供たちがどんな眼差しをして私たち日本の国を想い、今日も星を見て、お月様を見て、あの制服を着ためぐみがどんな眼差しになっているのか、その思いで泣いていることかと、毎日毎日たまらない想いで待っております。多くの被害者方もみんなそう思って、ご家族も待っていらっしゃるのです。いるのです。
 あちらにいる人たちはもっと辛い想いで、どんな環境の中で苦しんでいるかわからないのです。見えないから苦しいのです。どうか皆様、お力をお貸しください。どうかみなさん私達と共に戦ってください。
(最後は拍手で聞き取れず)
蓮池透さんの訴え
 
皆さん、こんにちは。今日は、たくさんの方にお集まりいただきありがとうございます。この後、首相官邸に向けて大行進が行われます。本来、考えてみますと、これほど滑稽なことはないと思います。北朝鮮の問題に対して、なぜ日本国民が、自分たちの総理の官邸にデモをかけなくてはいけないのか。これほど滑稽な話はありません。しかし、あえて我々はそうせざるを得ないという、この行動、その気持ちを小泉総理、政府、外務省の皆さんは自分の胸に、手を当ててよく考えていただきたい。

 小泉総理は、もういい加減決断していいと思います。何故拉致の対策本部が無いのでしょうか?もうそんなまどろっこしいことは言ってられない。総理がもう一回、北朝鮮に行って直談判してくればいいじゃないですか!(拍手)それぐらいの心意気を持って強くあたって欲しいと思います。

 この場に及んで、小泉総理ががまんしろとか、辛抱しろとか言うのでしょうか?
四半世紀も待たされて、我々はもうこれ以上、待てません。

 総理はご自分で拉致問題の扉を開けた、とおっしゃるかもしれませんが、であるならば、放っておかないでご自分の手できちんとこの問題にけりをつけていただきたいというふうに思っております。
どうもありがとうございました。

地村保さんの訴え
 
 皆さん、こんにちは。
私は、皆さんの支援と国民の世論で去年帰りました福井の地村保志の父の地村でございます。皆さんが署名活動などに大変協力してくださって、大変ありがたく思っております。5人が帰りましたのも皆さんのおかげと思って、私は感謝しております。しかし、まだ私にとっては孫の3人、蓮池さんの2人、曽我さんとこ2人というように8人の皆さんが、まだ人質のような形で向こう、北朝鮮に残されております。私も、皆さんに、大勢の皆さんの前でお願いいたします。孫の顔を見るまでは、私ももう一踏ん張りして、皆さんに協力をお願いします。

 日本の政府の、これまでの対応が生ぬるいと私は思っております。日本の国会議員の上層部に、せっかく出来た外為法の改正法案でも、抜かないというような発言をする。その政府の方針そのものを私は批判したいと思うのです。総理そのものが北朝鮮に向かって期限を切って経済制裁を必ずするぞと、そのような押しの強い言葉で言って欲しい。私はそう思っております。どうか皆さんも、私たち家族の心情を察していただきまして孫の顔、また10人の不明確な人、特定失踪者の皆さんの解決まで、どうか皆さん協力していただきたいと思います。本日はどうもありがとうございました。

飯塚繁雄さんの訴え
 
 家族会の飯塚と申します。妹八重子が拉致されてからもはや26年もたっております。これは本当に考えられないことです、みなさん。私たちはこれ以上待てません。この問題を解決するに当たっては今までのような生ぬるい日本の対応、これでは全くいつまでたっても解決出来ません。
 (そうだ!かけ声・拍手)
 この機会に絶対に解決する手は北朝鮮に『我々の声』、『国の声』をはっきりと訴え、日本全体が怒っているぞというメッセージを訴えるべきではないのかと私たちも考えております。そうすれば今、北があわてているようにもっともっと日本の存在を意識しこの問題を解決しなくてはいけないというふうに多分いってると思います。

これからも皆様の力強いご支援の元で、政府、国民、我々が一体となって絶対にこの問題を今年中に解決するということで、ぜひ、これからも皆さんの応援をよろしくお願いいたします。


飯塚耕一郎さんの訴え
 
 皆様、本日はお越しいただき誠にありがとうございます。私、田口八重子息子であるで耕一郎と申します。私の個人的なことを話させていただきますと、6年前、親父の方から出生の秘密を聞かされました。その時、出生の事実に関してもショックでしたが、出生の秘密以上にショックであったことは、その当時、私たちは『何も出来ない』ということでした。それが今や6年たって、これだけ多くの方々や多くのご署名をいただいて本当に力強いことになっております。
 もう少しで北朝鮮に対して何らかの制裁を加えることが出来る状態になっております。皆様、もう少しお力添えくださいませ。よろしくお願いします。


浜本雄幸さんの訴え
 みなさんこんにちは。
只今地村さんがご挨拶をしましたが、私地村富貴恵(浜本富貴恵)の兄でございます。
 今地村さんが言いましたとおり、24年ぶりに帰国できました。これ一重にみなさんのご支援ご協力のおかげだと思っています。ありがとうございました。

 東京に来る前の晩に二人のところに行って話をしてきました。いつも二人にはこの問題(=子供の問題)は難しい。政府に任せておけ、頑張れ頑張れと言いませんでした。今でもそれしか言えないんです。焦りといらだちを覚えている、これは親として当たり前の、当然のことでございます。しかしながら『これに負けてはならぬ!(自己中心的行為?)をしてはならんぞ。北朝鮮に弱音をみせるな。頑張れ頑張れ』とそれしか私今言いません。(それしか言えないのが)非常に今私苦しい立場ですけれども私は頑張ります。

 (本人達からは)東京に行ったら、国民大集会に集まった皆さんに『一つよろしくお礼を申してきてください。』ということでございました。そして又、政府の方々にも『何とか一日でも早く子供がかえるように何とかしてくださいと頼んできてください』と言われてきたわけでございます。今ここに国会議員の先生方も大勢来て見えるわけですが、いろいろと話をさせてもらいました。

 この問題の解決。24年ぶりに帰国しました。帰国するときに拉致問題ですが、まず私ら今まで24年間実際の国に見放されていたわけですね。この拉致問題解決の早期決議案ですね、帰国する年の4月の11日でしたね。全会一致でこれ、可決しておるんですね。私、おー国会もこれ動いてくれるんだなと思いましたけれど、それからたいした動きはありませんでした。
 そして、6ヶ月ほどたって、10月の15日に北朝鮮から帰国したございましたわけで、そこではじめて国会、政府、国民のみなさんが拉致と言うものについて真剣に考えて『お、これは大変なことだった』と気付いた、『日本人はどうあるべきか、日本の国がどうあるべきか』ということを、それを反省させられたのがこの5人の帰国であったと私思うのであります。

『頑張れ頑張れ、子供のことは政府にまかろ』 (二人にいつもこういっている)

 かえってきた日、15日の晩でした。一晩、赤坂プリンスのホテルの晩に-(みなさんはえ~ホテルに泊まって良い部屋に泊まっとんやなと思ったかもしれませんが)私ら兄弟8人、(二人とのやりとりの中で)その時に『一時帰国』という話があったんです。『なに、帰る?それは許されん』『拉致の本質とはなんだと思ってるんだ』『原状回復』『帰るなどと言うことは絶対許されんぞ』というのが私達兄弟の意見でございましてそれで一晩中もう喧々囂々と話をしたわけでございます。
16日の朝になって、中山参与さん、安倍幹事長さんにすぐに会いに行きました。『二人を返さないでください、拉致されて帰国した者をかえさないでください。絶対かえさないでください。』ということをお願いしたわけでございます。『子供の問題は政府の責任でこれは解決してください』と強く要望したのが16日の朝のことでございます。

以上、この5人が北朝鮮にかえらないと言うことで、未だにこの帰国問題が云々されているわけですが、私はもってのほかだと思っています。
こんな、また、北朝鮮は拉致の本質というものがわかっていない。原状回復、無条件で拉致された人を帰すのがこれは、当然でございます。未だにこれが(帰国問題)が解決できない。私は、本当にいらだちを感じます。
というのはね、国会でこの問題(拉致問題解決の早期決議)が可決されておりながらなかなかすすまない。
どうぞみなさん、拉致問題解決のために、力を貸してください。

斉藤文代さんの訴え

 わたくし松木薫の姉で長女です。そして妹です。(となりの妹さんを紹介して)
 私の家は薫のことで色々なことがあります。一回目は骨を預ける、持ってこられましたが、まるっきり他人の骨でした。また今回は日本の政治家の方が処刑されたというような発言をされました。3回目はまた殺されるのでしょうか。
 私は弟は生きていると信じております。証拠のない発言をされるということは、本当に日本国民として私は信じられないかと思います。ちゃんとした証拠をとってから私たち家族に伝えるのが本当じゃないかと私は思っております。私は拉致が起きていつも泣いておるんですが、もう泣かないようにしようと思います。薫に本当に申し訳ないです。薫は向こうで待ってるんだと思ったら、私の心の傷は(聞き取れず)という気持ちで最近は考え方を変えて本当にがんばるようにしております。母もですね、入院しておりますけど、『薫はどこにいるんだろうか』そんなことを毎回、毎回私に言います。でも、私はもう嘘はつきたくないから、本当のことを言おうかと思う時もあるんです。でもやはり顔を見ると言えません。ですから、『今京都にいってるのよ、もうすぐ帰って来ます』って、そのように言って元気をつけさせております。もうこうなったら時間の問題です。時間がないです、私たち家族には。母にも。

 ですから、小泉総理が訪朝していただいたことには本当に感謝しております。ですからもう一度、小泉さんが声を上げて『拉致家族を救うぞ』という、そういう方針でこれから動いていただきたいんです。皆さんのお力をどうぞお貸しください。私たちもがんばりますので、日本国民の力で拉致家族を救ってください。よろしくお願いいたします。


蓮池秀量さんの訴え

 柏崎から参りました蓮池でございます。時間の関係もありますので、今日は一つだけ。総理が訪朝以来1年半、この拉致問題は全く膠着状態であります。この膠着状態を打開するために、ただ一つ、総理からもう一度、再度、訪朝しほしいということを私は十数回、小泉総理に手紙でお願いしてきました。それで総理は、特別返事はありません。
 しかし、これは私だけでなくて、私たち家族会も、あるいは市民の会も、全国の国民の声として是非要請して頂きたい。皆様方の力強いご支援とご協力を切に願いして終わります。ありがとうございました。


平野フミ子さんの訴え
 
小泉総理が伝家の宝刀は抜かないとおっしゃいました。では、いつ抜くんですか。誰に遠慮しているんでしょうか。金正日でしょうか。いえ、違います。国会議員に、北朝鮮族議員の方々に遠慮しているんですよ、皆さん。

 私はそれが情けなくてしょうがありません。25年間放ったらかしにされた拉致被害者、そして家族、せめてもの償いは、この制裁カードを使うべきだと思います。今がその時期なのです。

 お願いします。皆さんの声を国会にあげてください。そしてイラク人質事件の解決を見たとき、テレビで見た時、本当に私たちは次は私たちの番だと確信しております。皆さん、応援してください。ありがとうございます。


増元照明さんの訴え

 我々家族を、そして北朝鮮に拉致されたすべての人々の命、一人たりともおろそかにしない。その合い言葉で皆さん、我々と共にあの金正日政権と闘ってください。

 今、国会の中で拉致問題を解決するのに、『阻止される方』、いらっしゃいます。
                  (誰だ、具体的に名前を言え  とのヤジ)
 外務省官僚の中にも『拉致問題など小さい問題だ』と言った官僚もいます。そういう方たちに猛省をうながし、そして金正日政権に日本国民が絶対に見返りを与えない。
 拉致問題の全面解決なくして日本国民は新たな見返りを与えない。拉致された人々を返すマイナスと返さないマイナス。返さないマイナスの方が大きいんだということを金正日政権に示すために、皆さん、ひとりひとり声をあげてください。そして我々と共に闘ってください。

 日本が一つになって金正日政権に向かえば、拉致された人たちは全員帰ってきます。よろしくお願いします。


市川健一さんの訴え

 鹿児島からきました市川です。いつも皆様から支援を賜りありがとうございます。
総理が北朝鮮に行き、金正日(キム・ジョン・イル)が拉致を謝罪してもう一年半がたちました。だけども拉致問題は進展しておりません。
逆に北朝鮮は揺さぶりをかけてくる始末です。もうここで政府は行動を起こすべきです。どうでしょうか?(拍手)
各省庁がしっかりと連携を取り、綿密な戦略戦術に基づいて『経済制裁』を断固するべきだと思います。そして私達の家族を取り戻して欲しいんです。
私には90になる両親がおります。もう時間がないんです。皆さん一緒に戦ってください。よろしくお願致します。


市川龍子さんの訴え

こんにちは。
 北朝鮮の金正日(キム・ジョン・イル)独裁政権は悪です。戦後はじめて日本の正義が世界に照明されると思っています。ここで日本が正義がなかったら世界から物笑いになります。
 私は昨年ロサンゼルスでまざまざと見せつけられてきました。『日本は何しているんだ。』アメリカの人たちが怒っていました。恥ずかしかったです。今度こそ本当の日本の心意気を見せて欲しいんです。そして世界から認めて貰えるような日本にして欲しいのです。(大きな拍手)

 助けてください。必ず羽田のタラップに弟を降ろさせてください。私はタラップの下まで車椅子を押して両親を連れて行きます。必ず両親の懐に弟修一を抱かせてやってください。お願い致します。


有本明弘さんの訴え
 私はこの問題に関わってきて丸16年がたちました。家族会ができてからも7年になりました。やっと今現在皆様方が御存知の政治状況になってきました。またこれだけたくさんの方が私たちの支援のために集まってくださいました。

 こうした中でひとつ大きな問題があります。
小泉首相は一昨年アメリカを訪問しましてその結果ブッシュ大統領は日本人の拉致について「最後の一人の消息が明らかになるまでアメリカは応援する」と小泉首相に答えました。しかし小泉総理は帰ってきてどんなことをおっしゃたのか?何もいっておりません。

 小泉総理は北朝鮮金正日に対してまた日本国民に対して首相は「拉致された被害者全員を釈放せよ」とはっきり言うべきなのです。小泉首相はまだこのことを国民や北朝鮮にたいして言っていない。(これが大きな問題ということ)はっきりと日本国の首相としてこのことを言うべきだとみなさんも迫ってほしいのです。ブッシュ大統領はきちんとそのことを言ってくれた。しかし小泉首相は言っていない。

 経済制裁法案が成立したならば、これをテコにして北朝鮮に対して厳しく「すべての拉致された日本人を釈放せよ」と言ってほしいのです。そのことばがなければ、この日朝交渉は前進しないのであります。
(そういう首相の発言がなければ)交渉に関わる人たちが、(交渉にあたる)目的(材料)がないのです。

 私たち家族は「死んだ」といわれました。小泉首相に家族はすぐあいました。その時点では首相は小さな声で聞き取れないような声で「日朝交渉の場に於いてこの問題も解決します」といいました。小さな声ではなく(大きな声ではっきりと)金正日に対して、日本の国民の前で(「すべての拉致された日本人を釈放せよ」)ということを言ってもらいたいのです。
(一部ご本人の意図を推察して書き換えてあります)

有本嘉代子さんの訴え
 
有本恵子の母でございます。もうたくさんの方がきていただきまして感激で胸がいっぱいです。
昨年の有楽町フォーラムのことを今思い出しております。あのときに緞帳が上がりましたときに胸がいっぱいになりました。この拉致問題によって初めて「日本の国民のみなさまが本来の姿にかえってくださったな」と、その思いで胸がいっぱいになりました。
 私たちも長い間運動を続けてきましたけれども、今、いろいろ法案が通っております。これを使って子供たちを取り返す。(法律を)使うことによって相手がどういう態度にでるのかをみてほしいと思います。
とにかく私たちはこの長い間(活動を続けてまいりましたが)この想いをわかってくださいましてこんなに多くの方が集まってくださってこんなにたくさんの方が支援してくださる。今この世論の盛り上がりによってきっと私たちの子供は現在も生きておりますしきっと返れると信じております。

最後まで、私たちの子供、拉致された人が全員返ってくるまでみなさまお力をおかしくださいまうようどうぞよろしくお願い致します。

寺越昭男さんの訴え

 みなさんこんにちは。
今から41年前に能登沖から拉致された寺越昭二の息子です。
寺越事件はまだ残念ながら政府から拉致の認定をいただいておりません。
 一昨年の10月に声を上げさせて頂き家族会に入れて頂いたのですがそれから一年半、私達にとっては本当に成果があった一年半だと思っております。特に安明進さんの協力、救う会の協力で、実行犯を昨年11月に石川県警に刑事告訴、告発を致しまして今年の2月にこれが受理されました。

 昨年衆議院選挙のときに多くの議員が拉致問題に対して前向きだったと思いますがこれは一重に国民の皆さんの世論のお力のおかげだと思います。 今後またこの法律(特定船舶入港禁止法案)を是非実行して頂く、国会において拉致特別委員会を設置して頂く、その為にももっともっと国民の皆さんのご協力をお願いしたいと思っています。

司会(櫻井よしこ)確認

家族のみなさん方どのかたの声を聞いても胸を打たれます。
私達はこのところ『すでに帰国した5人のみなさんの子供さんやご親族8人を参議員選挙の前に取り戻せば自民党は圧勝である』などということを言う不逞の輩の政治家の言葉を聞いて参りました。

そのようなことは絶対に許さないと言うことをここで確認しようではありませんか!
拉致問題は単に8人を取り戻すことで終わるわけではありません。ここで確認を致しましょう。

横田めぐみさんは生きています。
増元るみ子さんは生きています。
市川修一さんは生きています。
田口八重子さんは生きています。
有本恵子さんは生きています。
松木薫さんは生きています。
石岡 亨さんは生きています
(一部聞き取れず)
久米裕さん曽我ミヨシさんのことを私達はわすれてはなりません。
寺越昭二さんのことも忘れてはなりません。
特定失踪者の問題も決して忘れてはなりません。
この心を忘れないでこの拉致問題に取り組んで参りましょう。


櫻井さんは絞り出すような声で怒りを込めて『不逞の輩』ということばを言った。
櫻井さんはひとりひとりの被害者の名前を優しい声で読み上げ、強い意志を感じさせる声で『生きています』と言った。

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