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初冬の澄んだ青空に、木々の梢が鮮やかに映える季節になりました。
北朝鮮人権問題啓発週間も、三回目、各地で工夫を凝らした活動が行われました。ほんの少し定着したと言っていいのでしょうか?
いえ、この問題は、定着すべきものだとは、私は思いません。
拉致問題を含む北朝鮮の極悪な人権侵害は、早く解決して、こんな人権週間を掲げなくてよい時が早く来るべきなのです。
六者協議は、何の進展もなく終わりましたね。
金正日の病状と、アメリカの政権交代を目前に足踏み状態なのでしょうか?
オバマ政権と交渉するために、時間稼ぎをしているような、北朝鮮。
空を見あげて思いをはせます。
あの青い空の向こうで、めぐみさんたちは、どうしているだろうかと。
しおかぜは、聞こえていますか?
寒さを防ぐ燃料はあるのでしょうか?
食べ物は、きちんと配給されているのでしょうか?
希望を失っていませんか?
家族は年を取ります。
命は限られています。
誰か、家族の変わりに訴えてくれないのですか?
早紀江さんは、大阪で『どうして、政治家が、私たちがちゃんとやるから、絶対に助けるから、任せておきなさいと言ってくれないのだろうか?』とおっしゃっていました。
家族を全面にたてた活動は、家族を疲労の極地に追いやります。
生きて再会するために、親の世代は、必死に命を繋いでいます。
生きて再会させるために、全国民の力が必要なのが、拉致問題です。
私たちは、青空のように、全ての意見の違いを超えて、手を携えるべきです。
北朝鮮人権問題啓発週間を早く終わらせるために!
全ての被害者を救出し、家族と再会させるために!
北朝鮮人権問題啓発週間は、明日で終わります。
クリスマス、お正月と、何かと気ぜわしい年の瀬。
不況とはいえ、町は賑わいをましていきます。
けれど、みなさん、絶対に忘れないでください。
クリスマスも、お正月も、一家団欒を迎えられない拉致被害者が、あの空の向こうで待っていると言うことを!
そのことを、この年末も、誰かに伝えてくださいね!