blueswave 's MIND DROPS

まもろう憲法9条、生かそう憲法25条!

厚顔無恥・経団連!

2007-09-21 09:19:00 | 日記
 日本経団連はこのほど、2008年度の「税制改正に関する提言」を発表しています。この「提言」では、消費税増税と法人実効税率の減税などが求められています。私はこの新聞報道を見て、そのあまりのずうずうしさにあきれてしまいました。

 日本経済は好景気状況が続いている、とされているようですが、景気がよいのは大企業や一部好調業種だけで国民生活はむしろ不況にどっぷりつかったまま、と言えると思います。雇用の問題も、零細商工業者の営業も、高齢者の暮らしも、どれをとっても明るい展望がありません。この上消費税の値上げなどとんでもない。ますます庶民のふところは悲鳴を上げ、消費拡大どころか格差や貧困のいっそうの拡大になることは目に見えています。

 こんななかで空前のぼろもうけをしている大企業が、国民生活をさらに締め上げる消費税の増税を提言し、それだけでは足りずに厚かましくも、法人税は下げろという。この厚顔無恥ぶりにはあらためて怒りを感じます。
 
 国民生活を蹴散らし、平和憲法を敵視し、金儲けに奔走する彼ら財界は、ある意味、日本が壊れている原因を作り出している張本人といえるのではないでしょうか。彼らに国を愛する心はあるのか、問いたい、と思います。*(激怒)*

絶対に許せません

2007-09-18 21:55:00 | 日記
  今年7月に神戸市の私立高校で3年生の男子高校生が飛び降り自殺した事件で、恐喝の疑いで男子生徒が逮捕された、と報道されています。自殺した生徒はこの男子生徒らのグループからたびたび金銭を要求されたり、使いっ走りなどをさせられていた、ということのようです。

 私は、昨年奈良県の歯科医師宅で起こった家族を殺害し家に放火した少年の時には、その少年をいちがいに責めることはできない、と思い、そのような観点からの日記を書きました。この加害者である少年に対して私はむしろかわいそう、という思いが強かったのです。

 しかし、今回のようないじめから自殺に追い込んだような少年達には怒り以外何も感じません。彼らも時代が生んだ、社会が生んだ犠牲者かもしれませんが、自殺した少年があまりにもかわいそ過ぎます。そしてご両親の悲嘆はいかばかりか、とても胸が痛みます。

 今回の事件の加害者にはなんの情状酌量もいらない。一度も社会に出すことなく、一生刑務所で過ごさせたい。恐喝罪ではなく殺人罪を適用して欲しい、と思うのです。
 そして、こんな悲しい出来事が二度と起こらぬよう、家庭、地域、学校、そして政治が一人ひとりの子ども達が安心して学べるような環境づくりに向かってつとめなければならないと思います。

シンビ

2007-09-14 21:49:00 | 日記
 シンビ。・・・このひとことでピンと来る方は相当な・・・「チャングム」ファンです。
 
 いま、毎週金曜日にNHKの衛星TVで放映されている「チャングム完全版」。昨年放映された日本語版のノーカット、原語版ですが、かみさんとのチャンネル争いになかなか勝ち抜くことが出来ず、あまり見ていませんでした。
 今夜はかみさんの帰りが遅い、ということでじっくり見ることが出来ました。

 そこで気づいたことがあるのです。これまで見ていたときには、チャングム役のイ・ヨンエさんにどうしても目がいっていましたが、きょうはむしろその友達の「シンビ」のかわいさが気になりました。厳しい医女試験に二人そろって合格した、という場面でしたが、そのうれしそうな笑顔と目の輝きをとてもかわいい、と思いました。

 ドラマが終り、出演者の名前を見て、変に納得しました。「シンビ」役の女優さんの名前は「ハン・ジミン」! 反自民、とはなんと素晴しい名前!!

 ハン・ジミンさんについては下記をご覧下さい。

  http://www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/hanjimin_p.html

この歳でいまさら・・・?

2007-09-14 12:30:00 | 日記
  私が勤務している職場には労働組合があります。同じ法人内の他の病院や施設の従業員を束ねた労働組合です。
 私は定年退職前、役職上労組を抜けていた期間がありましたが、それ以前はもちろん加入していました。執行委員とかの役員を引き受けたことはなかったと思います。
かみさんは数年前から執行委員をしています。

 私が定年退職して半年後にパートで今の運転の仕事につくようになり、同時に労働組合に再加入しました。パートや契約職員も労働組合に入れるのです。賞与や休暇などの労働条件の要求を掲げて理事会との交渉もするのです。

 先日、その労働組合のパートさんだけの部会の総会がありました。実はその前日に執行委員さんであるかみさんが、「パート部会の世話人のなり手が足りないけん、あんたどうね?」と半ば強制的ともとれるような話がありました。いま私が働いている診療所にはパートとして働いている人が10人近くいますが、私以外はまだだれも労働組合に入っていません。私は、これはまずいんじゃないか、と常々思っていたので、世話人になってパートさんたちに組合に入ってもらい、なんでも話し合える職場にしようと思い立ち、世話人を引き受けることにし、その総会で立候補?して他の2人とともに承認されました。

 昨日の夜、執行委員会の主導の下、その世話人会の1回目の会議がありました。世話人3人のうち1人が執行委員会に入ることになっていて、若い女性になってもらってほっとしていたら、なんと私に「パート部会長」になってくれ、ということになってしまいました。いまさらこんなじいさんが・・・、と抵抗を試みましたがあえなく押し切られてしまいました。

 パート従業員の権利を守り団結をはかるために、がんばってみようかな?

感動の事例発表会

2007-09-12 23:12:00 | 日記
  毎週水曜日の午後は休診で、会議や業務整理などにあてています。
 きょうの午後は、当診療所での1年間の取り組みの中から教訓的な事例などをグループごとでまとめて発表する所内の発表会でした。われわれパート従業員にも参加のお誘いをいただいたので参加しました。

 デイケアや運転手のパートを含めても20名足らずの小さな診療所ですので全部で5演題という小規模のものでしたが、内容はとても豊かなものでした
 私も参加し、6月にこの日記でもご紹介した「ばあちゃんの墓参り」の取り組みの報告も出されました。

 もっとも感動を呼んだ事例は、ことしの6月に91歳でなくなられた患者さんの最期を看取った話でした。痴呆症のある奥さんとの二人暮らしでしたが、在宅で最期を迎えさせたい、という奥さんの強い希望にこたえてあげたい、と、忙しい日常診療の中でも看護師達が毎日、それも日に何度も訪問してお世話をし、深夜呼び出しにも対応して、奥さんから「最期まで主人のそばについてあげることができてよかった」と感謝された。ご主人も最期まで奥さんのことを気遣って、亡くなられる直前に奥さんを抱きしめて「ありがとう」と言って息を引き取られた、というのです。

 最期まで付き添ったケアマネジャーのNさんは、凄い場面に立ち会うことが出来て感動した、と報告を結び、感想を述べた診療所長の医師は「Nさんが、もうあんな大変な思いはこりごりだ、と言うかと思ったが、感動したと言ってくれた。その言葉に感動した」と語りました。

 このようなスタッフといっしょに仕事が出来ること誇りに思った、素晴しい発表会でした。