シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感blog

シネマコミュニケーター称号授与から18周年
感じる×感想×伝道×映画館=シネマ感
尼崎から全国へ映画情報を発信中!

マイケル・ケイン引退作?イギリス映画 「二度目のはなればなれ」塚口サンサン劇場12月6日(金) 公開

2024-12-03 20:01:13 | 2024年関西公開作
 
(C)2023 Pathe Movies. ALL RIGHTS RESERVED.
 
塚口サンサン劇場
12月6日(金) 公開
 
 
イギリス映画
「二度目のはなればなれ」
2023年製作/96分/シネスコ
 
 
<あらすじ>
10年前2014年夏。
イギリス・ブライトンの老人ホームで
寄り添いながら人生最期の日々を過ごす老夫婦
バーナード(マイケル・ケイン)と
レネ(グレンダ・ジャクソン)のある行動が
世界中の大ニュースとなった。
ひとりバーナードはフランスのノルマンディへ旅立つ。
彼が行方不明になったという
警察のツイート(#The Great Escaper)をきっかけに、
世界中で話題になったのだ。
ふたりが離れ離れになるのは、人生で2度目。
決して離れないと誓った男がどうしても
はなればなれにならなければならなかった理由とは…。
必ず戻ってくると信じる妻の真実の想いとは…。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
グレンダ・ジャクソン(87歳没)の遺作であり
マイケル・ケイン(現91歳)の引退作でもある。
俳優の状況と役柄が
どうしてもダブって見える。
老人ホーム内の良い夫婦の見本かも?
バーナードがフランスの
ノルマンディへ旅立つと同時に
二人の若かりし日々が回想され
観客に愛の形を伝える。
バーナードの人生の振り返りも。
フランスに向かうのは
戦争を思い出すことになるのに。
一方で捜査が始まるがSNS作戦
意味のある行動な事がわかると
一安心で応援したくなる。
想い出の場所へ
大事な、はなればなれであり
心は離れていない時間
胸に突き刺さる台詞も
戦争の悲劇も描かれている。
それは反して愛に繋がることも。
力強くて微笑ましくなる
シルバー・ムービー。
1本の中に色んな要素が詰まってます。
原題も一部の事やし
邦題は少しラブコメ的
内容はヒューマンだったりする。
でもラストシーンは名作的なカット。
ハッピーラッキーナンバーは「2」
題名は「二度」目のはなればなれ
マイケル・ケインとグレンダ・ジャクソン
「二度」目の共演
マイケル・ケインとグレンダ・ジャクソン
「二度」のオスカー受賞
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「ひとつぼっち」amazonプライム会員特典配信中

2024-12-03 00:24:21 | シネマ(邦画)
 
映画「ひとつぼっち」
 
 
〈概要〉
 
施設で介護士として働いている
波子の前に、
幼い頃自分を虐待し捨てた
母親が認知症となって現れる。
母は全てを忘れていた。
過去の記憶を全て失った
母を介護する日々が始まる。
現在と過去が交差する毎日に、
波子の心は
少しずつ疲弊していく。
 
〈高橋裕之のシネマ感〉
 
シネスコサイズで
強烈なテーマで
迫ってくる。
子虐待か?親虐待か?
一貫して心が乱れている中での
物語かもしれない。
施設の介護の要素も
描かれている。
何もない部屋、心に何もない。
親が子の記憶 発想の逆転
凄い展開は予想外。
記憶の屈折。
見ていた記憶が自分の記憶に
なってしまったのか?
感動が~衝撃に・・・
そして時空を超えたりも
全ては生きた証。
 
1本の作品の中に
意外と多数のジャンルが
含まれていた様に思う。
俺的には
ダークファンタジーの
要素を見つけてしまった。
 
主演
広山詞葉
監督
副島新五
原案・脚本・企画
波流じゅん
プロデューサー
前田和紀「ソワレ」「ちょき」
音楽
小野川浩幸
「ある町の高い煙突」
「飢えたライオン」
 

 

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする