(C)2024「痴人の愛」製作委員会
<作品紹介パターン>
原作・谷崎潤一郎×監督・井土紀州
映画『痴人の愛』
(あらすじ)
かつてシナリオコンクールで受賞したものの、
未だプロデビューを果たせずにいる
脚本家志望の男・河合譲治(大西信満)。
ある日、同じシナリオ講座に通う若者たちと
入った寂れたバーで、譲治はナオミ(奈月セナ)
と名乗る美しい女性と出会う。
店で働きながら俳優を目指しているという彼女に
「シナリオ講座の講師」と勘違いされた譲治は
苦笑しながらも、自身の身の上を明かす。
やがて譲治は、シナリオ講座の講師・椿(村田雄浩)に
「自分の代わりに映画の脚本を書いてみないか」と誘われる。
原作は、谷崎潤一郎の『痴人の愛』……
譲治は二つ返事で依頼を引き受け、
今度こそ成功してみせると脚本を書き始める。
脚本執筆に苦戦する中で、
譲治はナオミと再会し、
二人の関係は急速に近づいていく。
しかしそれが、ナオミと執筆との間で身を引き裂かれる、
甘く、苦く、狂おしい時間の始まりだった……。
<高橋裕之のシネマ感>
シナリオ学校や脚本
映画界的な話だけでも
興味が凄くわく。
谷崎潤一郎原作の『痴人の愛』が
映画と二重構造になっている。
ダブルティストやね。
「痴人の愛」が原作で
映画も「痴人の愛」の展開で
また、その中に「痴人の愛」が出てくる。
ナオミは怪しげで魅力的
譲治が溺れるのもわかる。
映画の中の映画と
現実がクロスし
観客も不思議な世界観へ・・・
人は支えにもなるし邪魔にもなるな~
ナオミの素がバラされる。
わあっな展開。
大阪 シアターセブン 12/21(土)~1/3(金)
※ただし12/31と1/1は休館です。
お陰様で再生700回越え(めざせ1000回)
奈月セナさん(主演・ナオミ役)ZOOMインタビュー