是枝裕和監督
映画「怪物」
〈あらすじ〉
大きな湖のある郊外の町。
息子を愛するシングルマザー、
生徒思いの?学校教師、
孫を亡くした校長先生、
そして無邪気な子どもたちが
平穏な日常を送っている。
そんなある日、学校でケンカが起きる。
それはよくある子ども同士の
ケンカのように見えたが、
当人たちの主張は食い違い、
それが次第に社会やメディアをも
巻き込んだ
大事へと発展していく。
そしてある嵐の朝、
子どもたちがこつ然と姿を
消してしまう。
〈高橋裕之のシネマ感〉
是枝裕和監督作なので
しっかりした映画である。
カンヌ国際映画祭で
受賞しただけあって
坂元裕二の脚本も良い。
そこに坂本龍一の音楽に
安藤サクラ、田中裕子、永山瑛太の
名演と贅沢に詰め込み過ぎ(笑)
そこに子役が絡みます。
是枝監督も
様々な家族+αを描いてきましたが
今回も家族がテーマにあり
そこに色んなエピソードを加え
展開していきますが
今作は”転調“しますね。
サスペンス調の謎解きも
面白さの一つですが
伏線の回収は
観客に委ねられているとも思います。
映画ファンの悪い癖で
和製○○的やんと
勝手に勘違いしたり〜
クィア·パルム賞を
受賞した事も、お忘れなく!