(C)2022. Kawan Kawan Media, In Vivo Films, Pōtocol, Staron Film, Cinematografica, NiKo Film
インドネシア・ポーランド・ドイツ・
シンガポール・フランス・フィリピン・
カタール合作映画
「沈黙の自叙伝」
(HP)
<あらすじ>
インドネシアの農村で暮らす
青年ラキブの父親は服役中で、
兄は海外へ出稼ぎに行っている。
ラキブは一族で数世紀にわたり
仕えてきた退役将軍プルナが
所有する空き屋敷で、
たった1人の使用人として働くことに。
プルナはラキブに対して
立場を超えて親身に接し
父親のような存在となっていく。
やがてプルナが地元の首長選挙に
立候補したことで、
2人の運命は大きく動き出す。
<高橋裕之のシネマ感>
父の言葉「人を信用するな」
選挙キャンペーンの事件がきっかけで
人間ドラマの感じで進んでいくが~
なんとなくサスペンス調になり
そしてプチ・スリラーに。
静かに静かに不気味になっていく。
終盤の展開は予想外だった。
何故、そうなってしまうのか?
と思ったら~
父の言葉「人を信用するな」を
思い出し怖くなった。
思わせぶりな演出が良い。
劇場でご確認を!
主人公ラキブ役の
ケビン・アルディロワ
Kevin Ardilova24歳の
表情の演技が印象的でした。
プルナ役
アースウェンディ・ベニング・サワラ
Arswendy Bening Swara66歳は
インドネシアでは有名らしい。
監督・脚本
マクバル・ムバラク
Makbul Mubarak33歳の
デビュー作を堪能し
次回作を大いに期待する。
<あとがき>
黄インイク監督の
ドキュメンタリー映画
「緑の牢獄」
リモートインタビューから
株式会社ムーリンプロダクションより
新作の案内を貰っています。
今作は関西宣伝が付かないので
微力ですが応援させて頂くことに。
馴染みのないインドネシア映画ですが
完成度は高いのでお薦めです。
黄インイク監督の
ドキュメンタリー映画
「緑の牢獄」関西公開時インタビュー
YouTube版
note版
黄インイク監督は
第一回 Cinema at Sea-
沖縄環太平洋国際
フィルムフェスティバルの
エグゼクティブディレクター
でもあります。
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