「満点なんか取らんでええねん。満天は星空だけで十分や」。こちらも明石家さんまさんの名言だが、所ジョージさんもそうだが、「悟りを開いた人は、そんな発想になるのかな?」と思わざるを得ないのだ。完全無欠の人間等は居ない。だからこそ、そのレベルにさえ幾度か届けば「それで良しとしても」と。ニュアンスが今ひとつ語り切れないが、そう言う事だ。さて今日は休みだが、届いてから手をつけたTRIOのカセットデッキ(「KX-7000」)だが、それなりの結論も出ており、たぶん不具合の原因は「モーターだろう?」てな感じだ。駆動音が(変に?)大きいのだ。なのでモーターを交換した途端に殆どの問題点が解決するとは思ってはいる。モーターも発注しておこう。コンデンサー(電解)は、勿論交換だ。相変わらずギュルギュルと音鳴きをする。そこで手持ちのコンデンサーが2種(25v 1000㎌、25v 220㎌)在ったので交換をしてみた。するとギュルギュルとは鳴かなくなり、気持ちの問題かも知れないが、少しはマシになったような気がする。主電源のコンデンサーは、そのままだが、昔々に録音をしたタモリさんのJAZZ番組(NHK FM)のテープを聴いているのだが、その語り口も軽やかで、やはり少し違う。勿論すぐには通電自体が安定はしないだろうが、「やらないよりは良かった」てな感想だ。ちなみにこれが交換した2種のコンデンサーを1979年当時のと現在の物を並べてみると、同じ静電容量でも明らかにに大きさが違う。44年でこの差だ。技術の革新が知れる。
後は部品待ちだったLo-Dのカセットデッキ(「D-400mkII」(1976年製)のコンデンサーの交換だ。こちらはレベルメーターアンプだ。出来る処からゆっくりとだが、こうしたものは、焦ると碌な事はない。その後は家庭の記録映像作品の編集だ。最初の作品の改訂箇所の差し替え等だが、8ミリフィルムからのテレシネもやり直しをする必要もあり、現在のクオリティーになるべく近づけるつもりでいる。そこにHD仕様のビデオカメラを新調した目的がある。テスト段階でも画質が違う。