「出来る者ではなく、最低の者のレベルを上げる事こそ教える者の技である」。こちらも指揮者の小澤征爾さんの名言。今日で終わりだ。その名言だが、レベルを上げると言うのは、そう言う事なのだ。小生は曾ての本職が技術職だったので、その点は共感出来る。つまり目先のものだけで型を作るのは間違いなのだ。現在は、前職で得た技術なるものは、結局、趣味では役立っているが、それこそ杵柄か?さて、その最たるものが映像だったり、音響だったりするのだが、それが度々取り上げるカセットデッキの修理だ。元々細かい事が好きな小生ではあったが、コロナ禍の自粛期間に暇な事もあり、御蔵入りをしていたTEACのカセットデッキに手をつけたのが、思えば事の始まりだ。それが今に至る。今の処、NECの方は(交換したコンデンサが)安定したようだが、検出スイッチの動作が逆になっているので、その辺の解明に苦慮しているが、こちらもサッサと片付けたい。今日辺り、帰宅後に手を付けてみよう。最近、少しは時間が空くようになった。なればこそである。
さて時事だ。国賓待遇で訪米した岸田総理だが、その首脳会談後の共同声明が、何となく響かない。思えば対中政策はしているものの、米国大統領のバイデン氏も岸田総理も互いに背後には、中国共産党の影がチラつき、対中路線自体がパフォーマンスにしか取れないのだから困ったものだ。だから共同記者会見で言った。「今こそ日米がグローバルパートナーとして真価を発揮すべきだ。日本は常に米国とともにある」と言う言葉が軽く響く。大体、「グローバルパートナー」とは何やねんだ。言葉は便利である。尚、両首脳は、「台湾海峡の平和と安定を維持する重要性」も改めて表明し、産経新聞によると、「北朝鮮による日本人拉致問題に関しては、バイデン氏が即時解決に向けた支持を表明。バイデン氏は首相が意欲を示す金正恩朝鮮労働党総書記との日朝首脳会談について「対話を模索することはよいことだ」と語った」との事。北朝鮮の件は、突如として上がった案件だが、今回の訪米にしても、何だか唐突で、これにはそれなりの【裏】がありそうだ。そんな穿った見方しか出来ない。
岸田文雄首相「日本は米国とともに」 日米首脳会談、安保・先端技術で連携 共同会見で
https://www.sankei.com/article/20240411-3KJQDYMRVNPULEQGU4DCV3NRNA/
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