愛媛県大洲市の肘川べりに、明治時代、この地の豪商河内寅次郎さんなる人が建てた山荘です。
そこを11月の旅行で妹と尋ねました。
肘川に突き出して建てられた不老庵からは透き通った川の水が手に取るほどの所に見えて、
借景を利用しているのがよくわかります。
入り口にはでっかく書かれた碑が建てられています。
なんでも、2011年にミシュラン・グリーンガイドに一つ星として登録されたそうです。
入り口から石段を数段登ると臥龍院という本宅が見えてきます。
家の中は撮影禁止なので、外からカシャ。
中は書院造の凝った作りになっていました。
桂離宮や修学院離宮を参考にして建てられたそうですよ~。
部屋からは紅葉したモミジの向こうにやはり肘川の流れが見えます。
本宅と不老庵の間に茶室、知止庵があります。
2畳ほどの、侘び さび の宇宙が広がります。
3つ目の不老庵に向かう途中の庭。
苔の上にモミジが落ちて風情がありますね。
川っぷちに突き出して立っている不老庵。
ここであるじとお客が夜な夜な杯を交わしたのかもしれません。
部屋は天井が網代張りになっていて、半円球になっています。
月明かりが水面を照らし、その反射光を天井に映し出すという仕掛け。
凝ってますね~
昔の人は花鳥風月を楽しみ、生活をエンジョイしていたのですね~
最新式インテリジェントシステムの家もいいけど、こういう自然派もいいですね~
私、こういうの、大好きです。
とても気持ちの安らぐ見学でした。
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