ボリビア カミナンド記

初夏のサロンコンサート

近所に住む知り合いの方の息子さんはピアニストとして只今活躍中。

その昔、彼が幼稚園に通っていたのを毎日見ていた私としては立派になった彼を見て30数年の重みを感じたひと時でもあった。

彼の名前は野本哲雄さん。ミニコンサートを頻繁に行なっているらしい。昨夜はテノールの小田求さんとシンセサイザーの田口真理子さんと共に演奏した。


ピアノ演奏の前に話をする野本さん
ショパンのバラード第1番と「のだめカンタービレ」にも出てくるラフマニノフの前奏曲変ホ短調。
どちらも力強さと繊細さをメリハリつけてなかなかずしんと胸に来る演奏。
いい演奏でした。


小田求さんはカタリカタリ、忘れな草、そのほかチャイコフスキーの曲をいくつか。
若々しくて会場全体を振るわせるほどの声量がある。聴いていて気持ちがよかった。

3人で演奏したのが「千の風になって」
何度聞いてもジーンと来る曲。米国で起きた9.11で家族をなくした幼い女の子が詠んだ詩だとか。
この曲は少し前、「ボリビアの風」コンサートでも、スペイン語と日本語でアンコールに歌われた。
想像がふくらむ曲。昨夜もまたいろんなことを想像しながら聴いた。

3人の若い演奏家の更なる成長を祈りつつ、近所に住む友人たちとモノレールに乗って帰宅した。
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