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行ってみるとパリの化粧品を販売するサンタクルスの会社の創立15周年記念パーティだった。ボリビア人の友人は女性建築設計士で、この化粧品会社の建築にかかわったことからここの女性社長と知り合いなのだそうだ。
で、そのパーティ、主催者はあわてるでもなくお客の私たちを1時間半待たせてユウユウと舞台のしつらえなどをしてようやく夜9時半に始まった。お客は1時間以上待っても怒ったりはしない、おしゃべりをしながら気長に始まるのを待っていた!ボリビア人にとって約束の時間は単に目安に過ぎず夜は長いのだから少々遅くたっていいじゃない、という感覚だ。私たち日本人はいつも泡を食う。
パーティは自社の商品のアッピールとか、感謝状贈呈などで始まり、よくある記念パーティ、と思っていたら、後半は男性のカッコいいモデルが4,5人オーデコロンを持って登場!そのあと、ミスボリビア、ミスサンタクルス、ミス○○・・・続々美女の登場で会場は皆、うっとり。全員が商品を贈呈され、笑顔を振りまいた。
どおりで、テレビカメラが数社来ていたし、カメラマンもいたなぁ。
サンタクルスはボリビアの中で美女が多い地域として知られている。実際に美しい女性を目の前にすると同性の私でも魅せられてしまって、美女をことさら強調するミスコンは女性を性の商品として扱っているというこれまでの思いをすっかり忘れさせ、うっとり彼女たちに見とれてしまった。
そのあと、ココナッツジュース、イチゴジュース、シェリー酒などとボリビア味のラビオリ、パンなどでお祝いをして解散となった。
写真は美女のそろい踏み。手前の白い服の女性はテレビでも活躍の司会者。