最近の釣りは、ほとんど場所で決まる。黄金道路はことに釣り場の先陣争いの装いを帯びてきた。こんなにトンネルやテトラで防御されたなら、釣り場がなくなるのではなかろうか、ここで釣り会が出来るのだろうかとさえ心配になってくる。
素人集団のような医釣会では、せめて他の釣り会よりも早く現場に到着してと集合時間を早くしているが、出発が遅れるのが常態化してきた。ほかの釣り会も折角遠くまで行くのだからと、早めに出発する釣り会が多くなった。多分、トイレタイムとタバコタイムの多い医釣会のバスは途中で後から来るバスに抜かれていくだろう、何台に抜かれるか数えてみよう。大人の遠足、ゆっくり行こう。
黄金道路の10日の潮汐(再出)を示すが、この日は、現地に到着した時の潮位が100cmを越えているのが、午前4時台の干潮には40cmに落ちている。その後、締切時間帯には70cmを超える潮込みになる。低気圧もあって海が盛り上がる危険な潮回りである。岩場の先陣争いが暗い内から始まるだろう、事故が起こらないことを祈っている。医釣会では、暗い内にキャップライトを点けての岩場への進出はしないことにしている。
私は、無理しないように足枷をかけて今回もハイキングシューズの短靴で行く、ライフジャケットと長靴はリュックに詰め胴付は持っていかない、タカノハが釣れたらどうやって揚げるか心配している。