ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

バナメイえびって知ってますか?

2011-04-12 19:53:08 | 釣り

スーパーに行くと、色んなエビが冷凍されて売られています。ブラックタイガー以外は買ったことはありませんでした。今度の釣り会で甘エビがホッケに有効では無かったという話題になった時に、バーナーエビでは釣れたよ、というアイナメさんとオノチャンの言に興味が沸きました。帰宅後すぐに、オノチャンの行きつけのスーパーに出かけ1パック買ってきました。

泥縄で調べました。バナメイえび(学名Litopenaeus vannamei)クルマエビ科で中南米の太平洋岸の海水から汽水域の広い塩分の濃度に適応するえびとのことです。日本では、閉鎖循環式の養殖システム(Indoor Shrimp Production System: ISPS)の環境で無菌的に(Specific pathogen free: SPF)養殖されています。私が買ってきたのは、タイから輸入された海水養殖もので20尾が398円でした。

つくばにある国際農林水産養殖研究センターと東大院農学生命学科の共同研究で面白い研究結果を見つけました。高速液体クロマトグラフイー(HPLC)のアミノ酸組成分析システムを用いて、以下のえび(数字は検査した尾数)のアミノ酸含量を分析した結果:日本のISPSは、他のえびと比べ、グルタミン酸が有意に多く、グリシン、アルギニンはくるまえびと同等というのです。ブラックタイガーや輸入のバネメイがグルタミン酸が低かったのは冷凍された影響かもしれません。いずれにしろ、バナメイは旨味を示すアミノ酸組成では遜色なしということでほっけやアブラコなどのエサに使えると解釈しました。

バナメイえびwhiteleg shrimp Litopenaeus vannamei (生産地:日本ISPS)5尾
くるまえびKuruma prawn Marsupenaeus japonicus (日本)5
ブラックタイガーgiant tiger prawn Penaeus monodon (ベトナム)5
インドえびIndian shrimp Fenneropenaeus indicus (サウジアラビア)5
ブルーシュリンプblue shrimp Litopenaeus stylirostris (ニューカレドニア) 4
輸入バナメイwhiteleg shrimp Litopenaeus vannamei (インドネシア)5

海水温が低い時には、エビが身エサとして重宝がられます。投げ釣りでホッケのエサにするには、身がブラックタイガーのように硬いので1尾を半分か3分の1にカットして針に通して投げることが可能です。甘エビは身が柔らかいので、エビが針から外れないようにサンマや塩イソメでエサ留めをしますが、バナメイではえさ留めは不要です。今週末に、早速釣りエサとして使ってみますね。



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2 コメント

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よく使いますよ~ (ヒロボー)
2011-04-12 21:59:34
お久しぶりです。

バナメイえびは安いので時々買いますよ。
半分に背割りして蝦粉を付けて身エサとして使っています。
タカノハにアブラコ、カジカも釣った実績があります。
ホッケにも有効かもしれませんね。
ホッケといえば前に刺身用のマグロが特エサになったことがあります。
この時はマガレイもイソメよりマグロの方が釣れました。
筋の入った安いマグロがエサ持ちもいいのでお勧めです(笑)
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Unknown (ボナ)
2011-04-13 00:34:35
ヒロボーさん、こんにちは。沖ねを狙ってブラックタイガーは、使っていましたが、バナメイーエビを、よく見ていなかったようです。今週は、筋入りマグロも持っていきますね。平磯から根アブを狙っています。1尾身長の10尾重量での審査法ですので、まずは、10尾釣ることを考えます。
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