今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

で、必殺ですが

2007年07月08日 | ドラマレビュー
 私はそれほど詳しいわけではないのですがいろいろ本を読んだりしたくらいですので一応マニアの部類に入るでしょう。初めてちゃんと見たのは「新・必殺仕置人」で、その後再放送で遡って「必殺仕掛人」「必殺仕置人」「助け人走る」「暗闇仕留人」「必殺必中仕事屋稼業」「必殺仕業人」など見て、リアルタイムでは「新・必殺からくり人」「必殺商売人」「必殺からくり人・富嶽百景殺し旅」「翔べ!必殺うらごろし」「必殺仕事人シリーズ」「必殺仕舞人」などなど。好きだったのは助け人と新・仕置人かな?

 それで今回のスペシャルドラマの世間一般での感想を見ようとブログ検索してみたら、ジャニーズファンと思われる人のブログがやたらとヒットします。(「松岡くん」とか「たっちょん」とか「ヒガシ」とかという表現なので…) 考えてみれば必殺ファンといえば私よりも年長の人が多いでしょうし、そうなるとブログ開設してる割合が低いのでしょう。

 そういう意味で往年のファンがどう評価したのかはよくわかりません。評価以前に見なかったという人も多いでしょう。

 私の評価としては「まぁあんな感じなら一応見られるか」という程度。面白くないことはないのですが、なんといっても中村主水とか中村家の人たちが出てくるところが突出して面白いというのが問題でしょう。

 あとは「どうも軽い」というあたりに違和感あり。東山が貫禄ないのは仕方ないし、和久井映見は「いいかな?」と思ったけど「かっこつけ過ぎ」という感じもあったし、水川あさみとかは「何のために出てるの?」って感じもあり。TOKIO松岡はまぁ別にいいでしょう。軽いし若いっても、昔の仕事人の村上弘明とか京本正樹が出てきたときもあんな感じだったでしょうし。

 で、そんな中であるブログで感想を見てハッと気づきました。要するに「『所詮俺達はお天道様をまともにおがめない殺し屋なんだよ』という雰囲気が欠けてるのでは?」というの。たしかに仰るとおり。それを考えると和久井映見がかっこつけていきいきしてるのはダメなんすよ。

 あとは好意的に見ると野際陽子&中越典子はよかったです。これをシリーズにするなら今後期待できるのはここかな? それにしても今回一番かっこよかったのが伊武雅刀だったというのもねぇ。まぁ悪役に迫力がないと成立しないドラマではありますが。