今日のひとネタ

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CD大人借り?

2007年07月14日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話
 市内のレンタルショップがオール半額セールだったので行ってきました。このショップは最近CDコーナーをリニューアルして品揃えが大幅に増えたので、目的はほとんどCD。

 なにしろ半額なので「聞きたいのは1曲だけ」というようなCDも借りてみようと思うもので、今日はかなりの枚数になりました。ということで本日レンタルしたのは、

さだまさし/グレープ ベスト 1973~1978
ふきのとうBEST2000
西田佐知子ゴールデンベスト
高田みづえ 定番ベスト
イルカ全曲集
沢田研二 ローヤル・ストレート・フラッシュ
サディスティック・ミカ・バンド
ザ・ベリー・ベスト・オブ・パフィー
戸川純 ツイン・ベリーベストコレクション

の9枚というか、このうち2枚組が二つありますので計11枚になります。考えてみりゃミカバンドのファースト以外は全部ベストです。

 さだまさし&グレープで聞きたかったのはいろいろあるのですが、ふきのとうはなんと言っても「風の船」。彼らの曲としてはそれほどメジャーどころではないでしょうが、この曲は私の故郷の金沢が題材になってて、発売当時地元では結構話題になりましたから印象深い曲です。

 ただ当時もレコード買ったわけではなくラジオから録音したテープも既にないのでちゃんと聞いたのは30年ぶりくらいでしょうか? 今聞いてもいい曲です。なによりも当時はギター始めたばっかりなので間奏の転調がよくわからなかったのですが、あらためて聞いてみたら解明できました。(というほど大げさな話じゃなくて、当時の自分があまりにもトホホな技術レベルだったということで)

 これはさだまさしの「線香花火」にも言えることで、昔は「どうやって弾いてるんだべ?」と思ってたのが今はなんとかなります。で、ふきのとうに関してはこのベストはヒット曲満載でgoodでした。曲もいいし声はきれいだしギターもいい音してるし、この分野では究極のグループかもしれません。

 西田佐知子に関してはもちろんリアルタイムでは知りません。両親が好きだったらしく、子供の頃に車の中でよく聞かされたので「コーヒールンバ」とか「エリカの花散るとき」とかのなんともいえない雰囲気が記憶に残ってました。この人を家庭に閉じ込めちゃった関口宏には「喝!」と言わねばならないでしょう。

 高田みづえはベストアルバム自体がなかなか見つからないのですが、今回聞きたかったのは「だけど…」と「ビードロ恋細工」。一応「原宿メモリー」も入ってますが「花しぐれ」が入ってないところがマイナス。

 イルカ全曲集で聞きたかったのは「あの頃のぼくは」。これも昔ラジオから録音してすごく好きだったので。ちゃんと聞いたのは30数年ぶりでようやく気が済みました。ソロデビュー曲ですが昔から歌はうまいですよね。

 で、注目は戸川純のベスト。こういうのが出てるとは知りませんでした。全39曲ですがソロ名義なのは11曲のみで、あとはゲルニカとヤプーズがほとんど。意外なところでは「隣の印度人」が入ってませんでした。あと「銀輪は唄う」がfrom「改造への躍動」となってましたが厳密にいうと違いますね。まぁあえて言うまでもなくマニアの人はわかるでしょうが。

 ゲルニカはファーストしか聞いたことなかったので「新世紀の運河」から6曲、「電離層からの眼差し」から7曲というのは大変ありがたいです。そういえば昨年流行った「た~らこ~ た~らこ~」のCMソングが上野耕路作曲と聞いて「おお、変わらぬ芸風!」と驚いたのは記憶に新しいところ。才能ありますねぇ。今も枯れてないのが素晴らしいです。

 それにしても「CD大人買い」ならかっこよいのですが「大人借り」じゃぁねぇ。これらにどっぷり浸るとまたまた現世に戻ってこれなくなるような予感もありますが。