NHKラジオ英会話でお馴染みの大杉先生のCDですが久しぶりに聞きました。当時のラジオ英会話を聞いてた人はわかるでしょうが、毎日番組の冒頭にレギュラーのネイティブスピーカーが時事ネタとか自分が最近思ってることとかを1分ほどしゃべって、それを大杉先生が簡単に解説するというコーナーがありました。
このCDはそのコーナーばかりを集めたものなのでリスニングの勉強としてはかなり使えるように思います。が、私の場合はボキャブラリーがまったく不足しているので、ある程度英語として聞き取れるようになっても実際の意味がよくわからんという事でしばらく放置してました。今聞いてみても同様なのですが、CDの最初の話は「DOWNSIZING BUSINESS」というもの。
どういう話かというと「DOWNSIZINGとは企業経営でいうと“リストラ”を意味する。アメリカ経済が低成長に陥ったとき企業経営者はこぞってリストラを行った。それでなんとか収益性を確保したのだが、その後収益が改善しても会社側はリストラを続けた。収益性向上により企業価値が向上し、結果として役員達がビッグボーナスを手に入れる事になったためだ。しかし、そのような形で経営者側のみが高額報酬を得ることはフェアではないという意見も人々の間で言われている。」というようなもの。
「ほぉ~、正社員を切ってパートや派遣社員ばかりにして収益を上げてる日本企業の現状と同じだ」と思ったのですが、このCDの発売は1997年。10年前にアメリカ経済で言われてた事が今の日本の現状ということで、結局そういうものなんですね。
日産の役員の昨年夏のボーナスは一人当たり約9千万だったという報道がありましたが、一般社員の年収がその10分の1以下で、なおかつリストラされてしまった人は生活にも困るという格差社会になるということは、わかってる人は10年以上前からわかってたのでしょうね。
ま、私は正社員として働いているので今のところ生活は安定してますが、将来の夢を聞かれて男なら「正社員」、女なら「お嫁さん」という風に答えるような世の中が来るのかも。
と、そんなことを思ったのでした。相変わらず英語力は向上しませんが。
このCDはそのコーナーばかりを集めたものなのでリスニングの勉強としてはかなり使えるように思います。が、私の場合はボキャブラリーがまったく不足しているので、ある程度英語として聞き取れるようになっても実際の意味がよくわからんという事でしばらく放置してました。今聞いてみても同様なのですが、CDの最初の話は「DOWNSIZING BUSINESS」というもの。
どういう話かというと「DOWNSIZINGとは企業経営でいうと“リストラ”を意味する。アメリカ経済が低成長に陥ったとき企業経営者はこぞってリストラを行った。それでなんとか収益性を確保したのだが、その後収益が改善しても会社側はリストラを続けた。収益性向上により企業価値が向上し、結果として役員達がビッグボーナスを手に入れる事になったためだ。しかし、そのような形で経営者側のみが高額報酬を得ることはフェアではないという意見も人々の間で言われている。」というようなもの。
「ほぉ~、正社員を切ってパートや派遣社員ばかりにして収益を上げてる日本企業の現状と同じだ」と思ったのですが、このCDの発売は1997年。10年前にアメリカ経済で言われてた事が今の日本の現状ということで、結局そういうものなんですね。
日産の役員の昨年夏のボーナスは一人当たり約9千万だったという報道がありましたが、一般社員の年収がその10分の1以下で、なおかつリストラされてしまった人は生活にも困るという格差社会になるということは、わかってる人は10年以上前からわかってたのでしょうね。
ま、私は正社員として働いているので今のところ生活は安定してますが、将来の夢を聞かれて男なら「正社員」、女なら「お嫁さん」という風に答えるような世の中が来るのかも。
と、そんなことを思ったのでした。相変わらず英語力は向上しませんが。