今日のひとネタ

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世界を知ることは現代人の常識

2022年05月15日 | 日記・雑記

 

 これは平凡社の「ベーシックアトラス 世界地図帳」で2006年10月の発行。地図帳をまじまじと眺めるのは何十年ぶりでしょうか。自分が学生時代に使ってた地図帳は既に手元にありませんが、もしあったとしてもソ連がまだあった頃の地図だし国の名前も古いところが多いでしょうし、やはり新しいものの方がいいですね。

 学生時代は地理の科目が苦手でしたが、考えてみればあの頃は地図上のどこがなんという国で首都はどこで人口はどれくらいでとかいうのを暗記するだけだったので、どこが面白いのだろうと思ってました。

 が、昔に比べると音楽とか料理とか映画とか小説とかなんやかんやで名前だけは馴染みの国や都市も増えたし、見てみると非常に面白いです。そして、特にヨーロッパの国々の位置とか大きさをまったく正しく認識してなかったのが衝撃です。

 今はニュースでロシアとウクライナの事を見ない日はないし、ウクライナがどれくらい広いかとか、もしウクライナが征服されたらロシアは次にどこに攻め込むだろうかとか、実際に地図を見てると想像力が湧きます。

 また、位置的な問題だけじゃなくて、ウクライナの気候はどうだとか山とか川とか地形的なことも戦況に影響すると考えると、その辺も調べてみたくなります。ウクライナだけじゃなくて、フィンランドとロシアの国境があんなにも長々としているのも今回初めて意識しました。

 あとは、エーゲ海でもバルト海でも島がいっぱいあって、それぞれそこに住んでる人もいるだろうし、そういう人たちは何を食べてどんな音楽を聞いて暮らしてるのだろうかとか、色々想像してしまいます。これはやはり大人になって、いろんな事を見たから思う事でしょうね。今にタモリのように、毎晩世界地図を見ながらウイスキーをチビチビやるのが楽しみな生活になるかもしれません。

 ただ、この地図は今回図書館から借りてきました。そういうところがセコいのですが、まあこの本は色々楽しめて1200円ポッキリですから、地図帳ってのは案外高くないですね。その辺詳しい方がいれば、50代一般男性のハートをキュッとつかむような地図帳はこれだ!という情報をお待ちします。良さそうなのがあればブックオフに探しに行きますので。←さらにせこい。